リアルに勝るものはないでしょう。

 

しかし、バーチャルでしか叶えられないものもあります。

 

たとえば、ファンタジーの世界を楽しめるゲームなどです。

 

リアルでやろうとしたら、とてつもなく大変な準備が必要で、参加者が限られ、遊べる人が激減してしまうでしょう。

 

バトル系のゲームなら、リアルな自分は無傷でいられますが、生身の肉体を使って行うゲームだったら、すでにこの世から消えているかもしれません。

 

バーチャルはバーチャルだからこその無限性が広がりますから、事例をあげると、どんどん極論に飛んでいってしまうでしょう。

 

昨日は、コロナ禍でのはじめてのリアル打合せでした。

 

久々にお目にかかった方々でしたが、もともとよくお世話になっている方ばかりということもあり、まったく違和感なく、いつものように話が進み、有意義な時間だったと思います。

 

ところが、打合せから30分くらいが過ぎた頃でしょうか。

 

「すごく嬉しい。楽しい!」

 

という気持ちになったのです。

 

打合せですから、遊びではなく、ただの仕事です。

 

打合せのあとの会食という楽しみもありません。

 

でも突然、打合せの内容などとは無関係に、嬉しさと楽しさがふっと湧いてきたのです。

 

これがリアルの手応えだなというか、ネットでは得られないつながりを実感しました。

 

今は受けていない個人鑑定ですが、鑑定をしていた頃は、電話やメールはお断りして、対面のみでお受けしていました。

 

電話とメールでの鑑定を行ったこともありましたが、そのときに、これでは占えないと思ったからです。

 

これは私個人の感想です。

 

目の前にいる人から感じられる見えない気のようなものは、確実にあるだろうと。

 

電話やメールの占いを否定しているわけではありませんし、かなりの精度の鑑定を実践されている方もいらっしゃいます。

 

でもそれとは別の話で、写真で動物や昆虫を眺めているのと、リアルの生きものが目の前で動いているのとの違いのような感じです。

 

鑑定案件を受けなくなってから、すっかり忘れていた感覚を取り戻した気がしました。

 

五感を持って生きていれば、五感のすべてをその瞬間に注ぎ込んだほうが、いろいろと効率的で間違いが起きにくいということなのかもしれませんね。

 

 

 

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