久々の人から連絡があったとき、大抵の場合、懐かしさや喜びを感じるでしょう。
避けていた人や、ばつが悪いと思っている相手でない限り、嬉しい気持ちになるのではと思います。
ところが、フタを開けてみると、「久々でこれ?」という、愚痴やネガティブな感情からの報告があることも。
頻繁に接している人なら、それも仕方がないかもしれませんが、ずっと連絡がなかったときはショックしかありません。
深刻で重要なことならまだ理解できますが、どうでもいい愚痴は言いたくても飲み込んで、楽しい話題をするほうが得策です。
久々に会話をしても、やっぱり楽しい人だなという印象が残り、また会いたいし、たまには連絡をしようと思ってもらえるでしょう。
久々なのにこんな話だと思わせる内容では、うんざりされて、やはり距離を置いて正解だと思われてしまうかもしれません。
これは、久々の場合に限らず、それなりにお付き合いのある関係にもいえるでしょう。
会話に中身があろうとなかろうと、「よかった」と思える後味が重要です。
悪気があってのことではなくても、損をしてしまうことになるので、「ひょっとして自分も……」と思い当たることがあったら、ぜひ、後味に注目してみてください。
ファンが増えて、愚痴やマイナスの話題も減っていくでしょう
不思議ですが、寒い、暑い、辛い、大変、楽しい、嬉しい、悲しい……といった主観的な言葉は、口に出すほどにその強さが高まります。
寒さはより寒くなり、暑さはより暑くなって、本当に耐えきれなくなるでしょう。
弱音を吐くなというと、体育会系の根性論のように感じられますが、根性でもなんでもなく、言霊にのせることで、自分の主観が倍増するのだと思います。
悲しいときに、悲しくないと、ウソを言う必要はないでしょう。
そんなことをしたら、余計に空しく、悲しみが増すかもしれません。
泣いてもいいし、叫んでもいいけれど、でも、悲しい悲しい悲しいと、悲しみの言葉を復唱し続けず、その言葉は飲み込んだほうが、悲しみから解放されるまでの時間が早まるはずです。
反対に、楽しさや喜びを表す言葉は、積極的に口にすることで、次の嬉しい出来事を呼び寄せるでしょう。
あの人は楽しい人という印象が、楽しいイベントに欠かせない人となり、楽しいことへのお誘いも増えるからです。
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