タロット占いに関わらず、すべての占いに言えることです。
対面鑑定をしていた頃、「LUAさんの占いで救われました!」「LUAさんの仕事は素晴らしいと思います。人の役にたっていますよ!」と、お礼を言われることがありました。
占い師をしている人の中には、自分が占いで救われたから、同じように困っている人を救いたくて占い師になられたというお声もよく聞きます。
占いに関心を持たずにきた私は、占いの勉強をはじめてから、占い師を目指すために占いを受けてみたことがはじまりなので、救われたとか、そういう思いをしたことはありません。
悩みを抱えている人が来る占いでは、占いを通じて相談にのることで、必然的に、なんとかいい方向にいってほしいなという、応援したい気持ちが生まれるでしょう。
これは、普通の感覚を持つ人なら、みな同じだと思います。
占いは、人を救うためのものなのかどうか?
占いで救われたというお声をいただいて、救うことができることはわかっています。
しかし、占いで救われた人がいるということは、占いで人を救えることがあると言えますが、占いに傷ついたり、依存した結果、占いを活かせないことや、むしろマイナスになったという話も聞きますよね。
これは占いに限定した話ではなく、たまたま胸に残った誰かの言葉も同じです。
たった一言で生きる意欲を得て、たった一言でその意欲を失うことがある。
あり得ないという励ましの言葉でも、元気をもらえることがあり、あり得ない不吉な言葉で、ウキウキ気分から転落することがあるということです。
占いをしてホッとした。救われたと感じるかどうかは自由ですが、占いをすればどうにかなるという思いで占うことは危険でしょう。
はじめから依存を招きやすい状況では、占いをうまく役立てられず、占いを慰みに使うだけで、状況を改善できなくなるかもしれません。
占いは人を救うためのものではなく、そう思った人がいるというだけで、する方もされる方も過信してはいけないのではと思うのです。
占いで救ってもらおう、救ってあげようという思い込みはバランスを崩します。
個人的な考えを書きましたが、半分はエンタメと心しておかないと、占いを健全に楽しみ、役立てることができないでしょう。
占いの言葉も、誰かの言葉も、従うためのものではありません。
判断材料の1つとして役立てるだけで十分です。
未来を予測することから、お告げや予言として占いを受け取る人もいるでしょう。
しかし、「占いの答え ~ 占いと適職」にも書いたように、未来は、本人の意志と行動で変わっていきます。
絶対はないのです。
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