『78枚のカードで占う、いちばんていねいなタロット』と『リーディングがもっと楽しくなる 78枚で占うタロット読み解きBOOK』をご好評いただき、ありがとうございます。
今回は、どの本にも書いていないことのご紹介です。
エアリアルヨガに行き、久々に逆さ吊りのひとときを過ごしました。
まさに「吊るし人」(『78枚のカードで占う、いちばんていねいなタロット』P52~53)の世界。
実際に逆さ吊りになってはじめてわかる、全身の血の流れの変化と、地に何も着いていない状態の心もとなさを感じながら、徐々にその状況に慣れてきてからの心地よさと開放感は、空気中にいるとは思えない新しい感覚を呼び覚まさせてくれます。
また、吊るしているヒモが切れたら。そのまま落下するしかないという、運命を委ねた状態であり、そのすべてを受け止めているとも解釈できます。
手も足も出ないというより、出さないという読みも生まれますね。
水中も似ていますが、360度無関係の無重力状態になるので、またちょっと違う感じかも。
エリアルヨガのハンモックの中でまっすぐに横たわり、ほんのり揺れている感じのときは「ソードの4」(『78枚のカードで占う、いちばんていねいなタロット』P113)気分に。
ここに描かれているのは、彫像ですが、ハンモックに揺られていると、自分でピタッと動きを止めることができないので、自分が物になったような気がしてきます。
そのときの手のポーズは、「ソードの2」(『78枚のカードで占う、いちばんていねいなタロット』P111)のように、胸の前で両手をクロスしたファラオスタイル。
ベッドをやめて、ハンモックを寝床にしたら、毎回永眠できるかのように眠れるのかもしれませんね。
ところで、本当にファラオの手の組み方は、「ソードの2」と同じで、右手が上で左手が下。左右の手に錫杖を持っています。
快適な深い眠りを考えて、このポーズで寝ていた時期がありましたが、胸に手を乗せると、起きてしまうのではという個人的な結論に。
ファラオは、いずれ復活しないといけないので、永眠している場合ではないのかも。
間違って、腹筋したくなるポーズでもあるのです。
タロットに描かれた人物のポーズを頭に入れておくと、ふとした瞬間に、「今は○○のタロットになっているのだ」ということがわかるようになります。
だから何?と言われると困るのですが、たとえば、「吊るし人」はタロットのあだ名「逆立ちカード」のような発見があります。
「ソードの4」は、回復していく最中でまだ動けない状態。自分の動きをどうこうすることもできないハンモック状態に結び付けられます。
「ソードの2」も、揺れ動いて葛藤しているからこそ、眠れないわけで、寝ようとしても起きてしまうと読めるでしょう。
同じポーズをしたから何なの?と思っても、意外と通じていく意味合いが見つかり、そこからリーディングが深まっていくことも多いのです。


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