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タロットのあだ名でご紹介した『運命の車輪:成り行きカード』についてです。
 
『78枚のカードで占う、いちばんていねいなタロット』48~49頁掲載
 
『運命の車輪』は、運命の女神が回す車輪のことですが、そのネーミングには黒歴史があります。
 
今はなき、東京タワーの蝋人形館の「中世拷問コーナー」に展示されていた、水車をご存知でしょうか?
 
水車の外輪に沿って人を縛り付け、水につける上げるを繰り返す「拷問水車」がありましたよね。
 
あれは、「運命の車輪」なのです。
 
最後の審判で、地獄に落ちた人が受ける拷問という説もあり、幸運のカードとは程遠い気がしてきますが、運がよければ、命のあるうちに開放される場合もあったのかもしれません。
 
自分で動きを変えることはできず、成り行きに任せるしかない状況は、まさに運を天に任せる瞬間だったのでしょう。
 
蝋人形館では水車でしたが、水の代わりに火を用いた「火車」や、実際に車輪を転がして、時間をかけて押しつぶすタイプもあったようです。
 
また、車輪の側面に、大の字に張り付けられるというバリエーションも……
 
人が人に施した恐ろしい現実です。
 
人がモラルを損ねると、いつ逆戻りの運命を辿ることになるかはわかりません。
 
1人ひとりのあり方が問われるのです。
 
という、えぐいエピソードでしたが、「運命の車輪」の重みを感じて頂けたのではと思います。
 
「運命の車輪」が司る人の運命なんて、いつどうなるかはわからないということでしょう。
 
古典系の絵柄のタロットには、人が括りつけられている「運命の車輪」もありますものね。
 
処刑や拷問というと、「吊るし人」もありますが、中世のヨーロッパという時代背景を思うと、珍しいものではなかったのかもしれません。
 
運命の車輪の悪夢に悩まされない時代に生まれてよかったです。
 
ぜひ、タロットを楽しまれてくださいねウインク
 
 
<おまけ>
魔女狩りの世界を覗いてみたい方はこちらもどうぞ……
 
 

78枚シリーズ第三弾:書き込み式レッスン編

 

78枚シリーズ第二弾:リーディング編

 

78枚シリーズ第一弾:基本編

 

 

 

 

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宝石紫LUAのタロット記事~もくじ~宝石紫
 

 

 

 

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