『78枚のカードで占う、いちばんていねいなタロット』と『リーディングがもっと楽しくなる 78枚で占うタロット読み解きBOOK』と『4週間でマスター! 書き込み式 78枚で占うタロットレッスン』をご好評いただき、ありがとうございます。
タロットのあだ名のご紹介です
『78枚のカードで占う、いちばんていねいなタロット』 118頁掲載の「ソードの9」
こんなに最悪そうなカードのどこが「愛」なのか

むしろ、もうすでに死んでいるらしき「鍼灸カード」のほうが、よほどラクに見えるくらいに、悪夢にうなされ、眠れぬ夜を泣き過ごす悲しみの女性が描かれています。
この眠れない理由がポイントなのです。
後悔や悲しみに明け暮れて、ショックに打ちひしがれている。
失態を犯したことで、仲直りできない状況を招いてしまった人の後悔や、愛する人や大切なものを失ってしまった悲しみのショックを考えると、かなり嫌な感じのする不吉なカードに思えるでしょう。
けれど、もっと本質を見つめると、このカードが「愛のカード」であることがわかります。
失いたくない大切なものを持っている幸せな人で、愛する相手や、自分を愛してくれている人がいるからこその苦しみです。
絵をよくみると、占星術の星座と天体と薔薇の花が描かれた豪華な「愛の占星術布団」を愛用していますよね。
タロットでは、装飾品が豪華であるほど、誰かに寵愛されていたり、身分が高いことを意味しています。
愛の占星術布団が、愛する大切な存在があることを物語っているのです。
一方、目を覆いたくなるような苦しい現実を知り、ショックを受けるけれど、同時に、気付きを得て目覚めたという解釈にも通じます。
なぜなら、失うことで知った大切なものを意味するからです。
実際にありますよね。
眠れなくて考えていたら、ふと名案が浮かぶことも。
嫌われがちなカードですが、常日頃、現実を見つめて生きていれば、痛みすら感じないはずです。
愛のカードを受け止められない人は、本当に大切なものを見ていないのかもしれませんね

また、逆位置で出た場合の自己憐憫という解釈も、自己愛に溺れる様子や、愛されて恵まれた環境に甘んじることに結びつきます。
よくも悪くも愛なのです。
78枚シリーズ第三弾:書き込み式レッスン編
78枚シリーズ第二弾:リーディング編
78枚シリーズ第一弾:基本編
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