78枚のカードで占う、いちばんていねいなタロット』と『リーディングがもっと楽しくなる 78枚で占うタロット読み解きBOOK』と『4週間でマスター! 書き込み式 78枚で占うタロットレッスン』をご好評いただき、ありがとうございます。

 

このタロットシリーズではじめてご紹介した、斬新な大アルカナの解釈法「イレブンタロット」についてです。

 

全部で78枚あるタロットカードですが、大アルカナというメインのカード22枚を用いて占うこともできます。78枚からすると、一気にハードルが下がったように感じますが、まだ22枚もあります。

 

わかりやすいカードばかりなら問題ありませんが、「女司祭」「司祭」「力」「隠者」「正義」「節制」などは、すんなり読むことが難しいと思われる方が多いようです。

 

そこで役立つのがイレブンタロット。

 

2枚のカードをワンセットにして、その意味を対義語や反対の意味として理解を深めようというものです。わかりやすいところで、ご紹介しましょう。

 

「戦車」は、戦いに向かう戦車に乗った戦士が描かれたカードです。「戦車」とセットになるのは戦のあとに訪れる「死」のカード。「死」は、周囲に散乱する死体と命乞いをする人物を前に、白馬に乗った死神が登場するシーンが描かれています。この2枚は、”生と死”の対義語の組み合わせであり、「立ち向かう戦士」と「終わらせる死神」という、反対の意味を表します。

 

さらに単純なのものとしては、「司祭」と「悪魔」のセットがあります。”エクソシストとして悪魔と戦う司祭 VS 悪魔”ですから、もう、説明はいらないでしょう。

 

こんな感じに、22枚の大アルカナを2枚でワンセットにすることで、11枚化してしまうのがイレブンタロットなのです。

 

ところで、鋭いあなたなら、もうお気づきかもしれませんが、反対の意味のセットのカードが存在するということは、正逆の解釈は不要なのではないかという疑問が浮かぶでしょう。

 

イレブンタロットで解釈を深めていた私は、この疑問に直面しました。

 

「うん、やっぱり正逆の解釈は不要だ」という結論に至ったこともあります。「司祭の逆位置」の例のように、悪魔的ないやらしさを意味したとしても、直球で悪を意味する悪魔そのものにはなりません。偽善者と極悪人は違うからです。こうした、微妙なニュアンスの違いを読み解くとすると、「正逆を採用しないのはもったいないよね」ということになり、独自のリーディングに落とし込むためのアウトラインが見えてくるのです。

 

イレブンタロットの詳細と秘密は……

 

『78枚のカードで占う、いちばんていねいなタロット』182~185ページ

 

 

 

『リーディングがもっと楽しくなる 78枚で占うタロット読み解きBOOK』114~115ページ

 

 

 

に収録しました。

 

イレブンタロットのワークは、『4週間でマスター! 書き込み式 78枚で占うタロットレッスン』52~55ページのDAY4に登場します。

 

 

 

 

 

 

当ブログのタロット記事のもくじです。
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