【タロット】の意味は、なぜ、タイトルなのか?で少し触れた、ウェイト版タロットとマルセイユ版タロットについてです。
タロットを扱っている人のほとんどはご存知かもしれませんが、タロットには、大きく分けて2種類あります。
その2つが、「ウェイト版タロット」と「マルセイユ版タロット」です。
歴史的に古いのはマルセイユ版で、出版されて100年ちょっとのものがウェイト版です。そのため、マルセイユ版は「古典版」、ウェイト版は「現代版」と呼ばれることがあります。
どちらも十分に古いよねという気もしますけれど、古典版は14世紀からあるので、さらに古いのよねというオチです
現在、新しく出版されているタロットも、この2つのどちらかのスタイルをとっており、全部で78枚のカードがあり、個々のカードのタイトルもほぼ共通です。
<78枚のタロットの構成>
大アルカナ22枚+小アルカナ56枚(人物札16枚+数札40枚)=78枚
・大アルカナ……愚者、魔術師、運命の輪などのカード
・小アルカナ……4つのスートに分かれており、それぞれが、
「人物4枚+数札10枚」でワンセットになっている
・人物札……宮廷の人物像(王、女王、戦士、小姓)が描かれたカード
・数札……1~10の数がスートで示されたトランプのようなカード
はじめてこの構成を知った人は、タロットはトランプに似ていると思われるかもしれませんね。
歴史的にも、タロットは占いに使われるまではカードゲームに用いられていたものです。タロットの構成を知ると、そのことも納得しやすくなるでしょう。
では、「ウェイト版タロット」と「マルセイユ版タロット」の違いをみてみましょう
<ウェイト版>
①78枚のすべてに絵が描かれている。
②大アルカナの「力」が8番、「正義」が11番。
<マルセイユ版>
①大アルカナ22枚と人物カード16枚だけに絵が描かれ、残りの数札40枚はスートだけが描かれている。
②大アルカナの「正義」が8番、「力」が11番。
この2点が異なります。カードの扱い方と解釈は同じですが、トランプっぽさが強いのがマルセイユ版と思っていただくとわかりやすいかもしれません。
どちらがいいかということはありませんが、ウェイト版はすべてのカードに絵があるので、意味を解釈するときに答えが浮かびやすいというメリットがあります。トランプのような感じに、スートだけが並んでいても、解釈をイメージしにくいかもしれませんよね。
ということで、私が書かせて頂くタロットの本では、ウェイト版を採用しています。
タロットの数札のスートは、ワンド、ペンタクル、ソード、カップの4つで、
トランプのスート、クラブ、ダイヤ、スペード、ハートに対応しています。
各スートの意味や、人物札、数札の意味、また、数の意味についてもご紹介している書籍……
それが、こちらっ
今後の更新もお楽しみに
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