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【タロット】の意味はタイトルそのものに続いて、なぜ、タイトルが意味になってしまうのかについてです。

 

タロットは、一般的に知られているウェイト版タロット、マルセイユ版タロットのほかにも、さまざまなカードが出回っています。

 

通常「タロット」と呼ばれるものは、大抵、78枚からなり、各カードのネーミング(主に大アルカナ22枚のタイトル)は共通です。

 

どのタロットを購入してもタイトルは同じで、絵柄が異なるだけということになります。

 

ですから、どんなテイストのタロットを使うにしても、1つのタロットで使い方をマスターしてしまえば、あとはユニークなデザインのタロットで占えてしまうのです。

 

また、今日の本題「タロットの意味は、なぜ、タイトルなのか?」は、そのタイトルにあわせて、作者がイメージを膨らませ、それをカードの絵柄として表現したものだからです。

 

個性豊かなアーティストたちが、タロットに対する個々の想いを描いたと考えれば、まったく異なる絵柄のタロットがあってもおかしくはないでしょう。

 

作者の世界観はそれぞれなので、自分好みのタロットを用いたほうが、タロットを学習するときにも、上達度が変わってくるはずです。

 

なぜなら、同じテーマであっても、自分の好きな世界観の中で描かれているので、その意味をすんなりと納得できるからです。

 

個人的に私が好むダークな世界観のタロットで例えるとすると、吸血鬼やゾンビ、UFOなどのタロットがあります。

 

吸血鬼のタロットで例をご紹介しましょう。

 

吸血鬼の世界では、「太陽」は死を招く敵のような存在です。けれど、意味としては、その他のタロットと同じように、「太陽」は成功を意味します。

 

<解釈の変換>

太陽→陽の目を見る→脚光を浴びる→喜び→成功する

 

<吸血鬼の場合の太陽の解釈の変換>

太陽→吸血鬼の死→呪われた魂の浄化→呪縛からの解放→喜び→成功

 

こんな感じです。

 

あまりに特殊なタロットの場合は、付属の解説書をガイドにすると、変換がスムーズに行えるかもしれません。

 

でも、本当に好きな世界であれば、他の人が想像もしないような解釈を自分の中で組み立てることができるはずです。解説書に頼ることもなく、タロットの世界にどっぷり入り、その世界観を通して、自分なりのテーマの意味を見出せるでしょう。

 

ちなみに、過去にゲイタロットを購入しましたが、私は残念ながら女子なので、ゲイタロットの絵を見ても、まったく入り込むことができませんでした。友人(ゲイ)にプレゼントしたところ、タロットの絵柄を見ながら、「なるほどね! これはまさに運命の輪だよね!」と納得し、絵柄を見た瞬間にその世界観からの解釈を深めていました。

 

つまり、個性的なタロットはどれも魅力的ですが、その世界観に対するある程度の予備知識などがないと、「なぜこれが、これになるんですか?」という疑問ばかりになってしまうということです。

 

そんな、いろいろな世界観を通じて、自らの理解を深めていくという魅力もあるタロット。

 

壮大なタロットです。

 

変わったタロットについては、こちらの2冊のコラムページで、いろいろなものをご紹介しています!

 

 

 

 

基本的なタロット(ウェイト版)の象徴解説はこちら↓

 

 

 

 

 

当ブログのタロット記事のもくじです。
宝石紫LUAのタロット記事~もくじ~宝石紫
 

 

 

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