いずみ朔庵(さくあん)さんの個展「江戸小説の挿絵と時代考証」にお邪魔しました!
会場は深川江戸資料館地下のレクホール。
なぜか誤って順路を逆打ちした私が、1番にときめいたいのは、牡丹灯篭のお露さん。
※作品は許可を頂いて掲載しています。本当はもっときれいに撮りたいのですが、悪用防止のために見栄え悪くしてあります!本物はもっと素晴らしいです!
うちわに本当の姿が写っていて、背後には牡丹灯篭が……
お露さんが幽霊になったのは、愛する新三郎に逢瀬に行くため。切ない幽霊なのです。
この物語と朔庵さんの挿絵、艶やかな表紙の書籍はこの新刊!
仲野マリ著『恋と歌舞伎と女の事情』(かもめ本棚)
朔庵さんの描く和は、時代の文化を忠実に再現されています。わからない人が見ても、その違いには気付かないかもしれませんが、そんなトリビアもまなべる展示会でした。
いずみ朔庵「江戸小説の挿絵と時代考証」
日時:2017/9/12~17
トークショー:16日(土) 14:00~※予約なし30席
会場:深川江戸資料館 B1レクホール
開館時間:9:30~17:00(最終入館16:30)
入館料:大人400円 子供50円(常設展示観覧料込)
朔庵さんは、江戸文化に造詣が深く、着物や和柄など日本文化に関するものや歴史、時代物を得意とするイラストレーター。多数の文芸誌挿絵をはじめ、装画に「お文の影(宮部みゆき)」「ぼんくら同心と徳川の姫(聖龍人)」シリーズなどなど、ご活躍中!
会場にはご本人がいらっしゃいます。
明日はトークショーも開催です。
こちらも私のお気に入り作品
カラフルな食材……美しいです。
タコ!
おおー!しかも、私にとっては因縁のタコの2本足!笑
吸盤のサイズの変化までこだわったディテールの高さ!
※朔庵さんに、タコの足の貸し出しはしていませんが、実物と格闘した私にとってのタコの特徴がそのまま描かれています!
つい、興奮してしまいましたが……
朔庵さんが挿絵を描かれた新聞連載小説『料理通異聞』の作品がずらりと展示されていました!
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料理通異聞
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江戸文化を楽しく学べる朔庵さんのご著書は『財布でひも解く江戸案内』
そして最後に……
朔庵さんとLUAのコラボ案件はこちら!
LUA監修のオリジナル占いサイト『蠱惑濃艶占(こわくのうえんせん)』で使用している、美しい花札風デザインの「蠱惑艶占札(こわくえんせんふだ)」を描いてくださったのも、いずみ朔庵さんでした!
朔庵さん、その節は本当にお世話になりました!
↓こちらのリンクから、蠱惑艶占札が閲覧できます!
リアル蠱惑艶占札と一緒に会場で記念写真。
札は私のハンドメイド非売品です。笑
朔庵さんと記念写真を撮ったのですが、やはり自分の写真は放送禁止にしたいので掲載しないことにしました。
朔庵さんも麗しいお方なのですよ。
(なぜ「も」なのかが重要)