至らぬロジック【スターノエル】 | のるの一口馬主日記とか

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05年産からリニューアルユーワで、一口馬主を始めました。現在は、東サラ、キャロット、ロードTOと手を広げて、一口活動中。無責任に思ったことを好き勝手書いてるブログです。

スターノエルの近況です。


3/12  NF天栄

ウォーキングマシン調整を行っています。「先週末にこちらに帰ってきました。歩様が硬めということでしたのでこちらでも改めてチェックしましたが、腕などの疲れもあるのかもしれないものの、一番気になるのは骨りゅう部分かなと思います。前回の放牧時にもあったところですし、まずはしっかりケアしていきます。この馬の体質的なことを考えても、まずはしっかりさせてあげたいところですし、今の時点ではこのあたりという目標を設定しないで接していければと考えています」(天栄担当者)


3/19  NF天栄

ウォーキングマシン調整を行っています。「引き続き歩様を見ていますが、決していい状態とは言い切れないのが正直なところです。ハ行などのレベルではもちろんありませんが、硬さが抜け切れなくてコツコツした感じが残ります。それなので依然として軽めのマシン運動を行うまでにとどめています。すぐ競馬を考える予定も今の状況からはないので、しばらくは楽をさせて状態の改善に充てていきたいと思っています」(天栄担当者)


3/27 NF天栄

トレッドミル調整を行っています。「来た当初は歩様の悪さが見られる状態でしたが、そういった面は日が経つにつれて薄れてきました。今ではハ行というような歩様は見せていませんし、徐々に良化傾向にあるのは間違いありません。先週まではウォーキングマシン調整のみでしたが、この中間よりトレッドミルを使った運動を開始しているところです。まだしばらくは軽めになるでしょうが、焦らず馬にあわせてメニューを考えていきたいと思っています」(天栄担当者)



前走使った後、休ませたら反動が出てきたようです。

ここで、一口始めたばかりならば、「やっぱりノエルは体質弱いからなぁ」ということで終わりそうですが、ある程度、人間無駄に経験を積んでくると穿った目で見てしまうものです。


いつものとおり、僕の独断と偏見で語らせていただきます。

(正解かどうかは知りません)


これまでに至る過程については、散々述べてきましたが、

①中途半端な仕上げで競馬を使ったこと

②中途半端な仕上げで使って、且つ続戦させなかったこと

これが非常に問題だと考えています。


安田厩舎の更新を引き合いに出しますが

助手「追い切り後も変わりありません。飼い食いは変わらずで今朝の馬体重は430キロ。本番まで1か月程度しかなく、余裕残しの仕上げだとレース後の反動がこわいので、今回ある程度きっちり仕上げました。折り合いに不安のない馬ですし、マイルにも対応してくれると思います」


↑オーヴァルのチューリップ賞前の助手さんのコメントですが、

本来体質の強くないノエルに対しては、反動が出ないように、キッチリと仕上げてから使うべきだったと思います。

加えて、競走馬は一度緩めてから再度仕上げなおすと、かなり馬に負担がかかってしまいます。今回の天栄での近況を見ると、リフレッシュ放牧ではなく、目標を定めないで休ませる方針のため、馬の緊張感が途切れ、かえって反動が出てきてしまったのではないか。


今まで、僕も放置気味と揶揄される厩舎に出資もしてきましたが、どこも休ませるところは休ませるけど、目標のレースには万全に近い状態に負荷をかけてから出走させていました。

この厩舎の場合は、先に目標のレースを定めるのはいいのですが、それに対して適切とは思わるほどの負荷を掛けずに使うという「取り敢えず使っておけ」みたいな雰囲気も感じます。


まあ、ここまでのことは今まで何度も繰り返して述べてきたことなので、我ながらくどいとしか言い様がないんですが^^;

何故、この厩舎がこういった馬の使い方になってしまったかを考えた末、上記の安田厩舎でのコメントにあるような発想にいきつくことが有り得ない、ということに考えが至りました。


まず、この厩舎は近郊牧場で馬を仕上げてもらって、トレセンに戻ってきたら1~2週間ほど手を加えるだけでレースに使います。

基本的に厩舎でジックリと馬と向き合って育てていくという概念がないため、上記のコメントのような思考方法が、経験上出てこないのでしょう。人間の思考方法ってのは、何か衝撃的な出来事にでも接しない限りは、替わり難いものですし、それに対して、誰も何も言わないから、今後も同じことを繰り返していくのでしょうね。

どうしようもなく仕方のないことです。


ただ、失敗だと考えているのは私だけなので、妙な意見だと思われるでしょうが、

取り敢えず、文句を書くのはこれで最後にして、後はノエルの成長を見守りたいと思います。