ミスト | φNALU sonorite'

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そんな日々の出来事の雑記です!
(〃'▽'〃)













『ミスト』(The Mist)は、スティーヴン・キングの1980年の中編小説『霧』を原作とした、2007年のアメリカ合衆国のSFホラー映画である。監督・脚本はフランク・ダラボンであり、過去にキング原作の『ショーシャンクの空に』、『グリーンマイル』も手がけている。

深い霧に包まれた街で巻き起こる怪異と、徐々に秩序を失う人々が描かれる。

※Wikipediaより





キング原作は知ってたけど、ダラボンが監督ってのは後から知った。
最近、日本でも「ウォーキング・デッド」SEASON4のレンタル開始になったから、ファンの方はこちらもオススメ。
と言ってもゾンビは出ないけどw

だけどどこかで観た顔ぶれ。








あれ?








あれ?









あれあれあれ?w




キャストもそうですが、「ウォーキング・デッド」との共通項を色々見いだせて、そういう意味でも楽しめそうです。







製作


企画

監督のフランク・ダラボンはアンソロジー集『闇の展覧会(英語版)』に収録されているスティーヴン・キングの1980年の中編小説『霧』を初めて読んだ際、これの映画化で監督デビューをしようと考えていた。結局ダラボンは同じくキングの中編を原作とした『ショーシャンクの空に』でデビューした。1994年10月、『ショーシャンクの空に』が完成した後、ダラボンは改めて『霧』の映画化に興味を示した。だがその後企画が進まず、ダラボンは1999年にキング原作の『グリーンマイル』を映画化した。結局ダラボンは『ミスト』のためにパラマウント映画とファースト・ルック契約(英語版)を交わし、キングから映画化権を委託された。2004年12月までにダラボンは『ミスト』の脚本執筆作を開始したと述べ、2006年10月までにプロジェクトはパラマウントからディメンション・フィルムズに移り、ダラボンは監督となり、またトーマス・ジェーンへ出演交渉がされた。













脚本

ダラボンは「とてもダイレクトで、マッスラーな映画を作りたかった」ために、『ショーシャンクの空に』、『グリーンマイル』のような「ストレートなドラマ」の後に『ミスト』を選んだ。ダラボンは映画化の際に新しい結末を考案した。原作者のキングはダラボンの新しい結末を賞賛し、「この結末は衝撃。恐ろしい。だがホラー映画を見に行く人々は必ずしもポリアンナ・エンディングを望んでいるわけではない」と述べた。

原作小説ではデヴィッドはアマンダと性的関係を持つ展開があるが、ダラボンは不倫要素を映画に盛り込もうとは思わなかった。デヴィッドを演じたトーマス・ジェーンは、自分と息子、そしてアマンダで一種の家族が形成されていると説明した。またアマンダ役のローリー・ホールデンは、ハリケーン・カトリーナの際のルイジアナ・スーパードームの避難経験を引き合いに出した。












キャスティングと撮影

2006年12月、ジェーンはスタジオとの出演交渉を完了させた。2007年1月、アンドレ・ブラウアーとローリー・ホールデンがキャストに加わった。撮影は翌2月にルイジアナ州のステージワークスとシュリーブポートの映画製作施設で始まった。同月末にマーシャ・ゲイ・ハーデンとトビー・ジョーンズがキャストに加わった。

ダラボンの前作『ショーシャンクの空に』、『グリーンマイル』に出演したウィリアム・サドラー、ジェフリー・デマン、ブライアン・リビーが端役として出演した。またサイドラーは1986年のオーディオブック版でデヴィッド・ドレイトンを演じた。

オープニングは、主人公のデヴィッド・ドレイトンがスティーヴン・キングの長編小説シリーズ『ダーク・タワー』のポスターを描く場面であった。









これも後から知ったよ。「DO NOT ENTER」だったんだねw







特殊効果

ダラボンは映画に登場する生物のデザインに協力してもらう為、ジョルジュ・シェル(英語版)とバーニー・ライトソン(英語版)を雇った。グレゴリー・ニコテロは生物のデザインとメイクアップ、エヴェレット・ブレルは視覚効果スーパーバイザーを務めた。ニコテロは1980年代にダラボンが映画化を構想していた際にデザイン案をスケッチしていた。映画化が決定した際、ニコテロ、ブレル、ダラボンはカフェSFのミーティングで生物のデザインについて話した。視覚効果スタジオは、ダラボンがギレルモ・デル・トロに『パンズ・ラビリンス』の視覚効果を作成したスタジオを聞いて勧められたために選ばれた。登場する生物たちは小説にも書かれているものがあるが、ダラボンは新しいものも作り上げようとした。映画史とジャンル史に塾達していましたニコテロは、類似したデザインを避けるという過去の生物デザインを見返した。デザインが完成したとき、ニコテロとブレルはキャストたちに人形とそれらの目と口の機能を見せて教えた。人形は撮影中のモーションキャプチャ・ドットとして使われた。

※Wikipediaより










ある意味、低予算で出来たんじゃない?
キングの映画って原作に関わらず優劣がはっきりするんじゃなかろうか?
ホラーの帝王とは言われるけど自分は正直怖くない。漠然と恐怖感を煽るのではなく、ストーリーが体をなしていて、哀しい切ないヒューマンドラマだから。

ところで本作はR指定になっている。
世にR指定のないホラーが溢れているのに何故、本作が対象になっているのかは最後までご覧になると分かる事でしょう。
おそらく屈指の後味の悪さです。







※以下ネタバレ注意です。



あらすじ


激しい嵐が町を襲った翌朝、湖のほとりに住むデヴィッド・ドレイトン(トーマス・ジェーン)とその妻のステファニー(ケリー・コリンズ・リンツ)は自宅の窓やボート小屋が壊れているのを見つける。デヴィッドは買い出しのため、8歳の息子のビリー(ネイサン・ギャンブル)と隣人のブレント・ノートン(アンドレ・ブラウアー)と共に車で地元のスーパーマーケットへ向かった。店は嵐から回復して客で賑わっていたが、冷蔵庫以外は停電していた。デヴィッドたちが買い物をしていると、店外ではパトカーや救急車が走り回り、そしてサイレンが鳴り始めた。その直後、鼻血を流したダン・ミラー(ジェフリー・デマン)が店の中に逃げ込み、霧の中に何かがいると叫んだ。そして辺り一面が白い霧に包まれ、人々は店内に閉じこもった。

狂信的な人間であるミセス・カーモディ(マーシャ・ゲイ・ハーデン)は、これはハルマゲドンの始まりだと考えた。自宅に2人の子供を残してきた女性(メリッサ・マクブライド)は、誰か一緒に付いて来てくれるように懇願したが、皆に拒否され結局は1人で戻った。その後まもなく、デヴィッドとビリーはアマンダ・ダンフリー(ローリー・ホールデン)という教師と仲良くなった。デヴィッドはメカニックのマイロン(デヴィッド・ジェンセン)、ジム(ウィリアム・サドラー)、ノーム(クリス・オーウェン)、そして副店長のオリー・ウィークス(トビー・ジョーンズ)と共に倉庫を調べ、外の排気口の様子を見るためにシャッターを開ける。すると外から謎の触手が伸びてきてノームは連れ去られてしまう。デヴィッドたちは外に謎の生物がいることを皆に伝えるが、ノートンを始めとする懐疑的な者たちは救助を求めて外に出ようと主張する。結局ノートンたちは出て行くことにして、デヴィッドはどこまで行けるか調べるために1人の男にロープを結びつけた。だが彼らが霧の中に消えてまもなく、ロープが突如引っ張られ、たぐり寄せると男の下半身だけが戻ってきた。

夜になると光に寄せられて巨大な羽虫や翼竜のような生き物が窓を破って店内に侵入してきた。この混乱の後、ミセス・カーモディの狂信的発言を信じる者が徐々に現れてきた。デヴィッドたちは負傷者を助けるために隣の薬局に医療物資を取りに行った。薬局内は蜘蛛の糸に覆われて、デヴィッドたちは柱にくくりつけられたMPを発見する。MPは謝り続け、そしてその体から無数の蜘蛛のような生物が出てくる。生物の襲撃を受けたデヴィッドたちは犠牲者を出しつつ店へと逃げ戻る。

店に戻ると3人の兵士のうち2人が自殺した。残り1人のジェサップ2等兵(サム・ウィットワー)は、軍が異次元を観察する「アローヘッド計画」を実行しているという噂について問い詰められ、そしてそれを薬局から戻ってからミセス・カーモディの信者となったジムに聞かれてしまった。ミセス・カーモディはジェサップに責任があると演説し、彼は生贄として店外に放り出された。

ミセス・カーモディとそのカルト信者たちを恐れたデヴィッドと一部の生存者たちは物資をかき集めて店外への脱出を計画する。夜が明けてデヴィッドたちは動き出すが、ミセス・カーモディに妨害される。ミセス・カーモディはビリーを生贄に差し出せと要求し、カルトたちが襲ってくるが、オリーが彼女を射殺する。店から車へ向かう最中、オリー、マイロン、コーネル(バック・テイラー)が殺され、バド・ブラウン(ロバート・トレヴァイラー)は店へと逆戻りした。結局車に乗りん込んだのはアマンダ、デヴィッド、ビリー、ダン、アイリーン(フランシス・スターンハーゲン)の5名であった。店内に戻ったバドと信者たちが静観する中、彼らの車は走り去っていった。

霧の中を走り進み、デヴィッドは自宅へ戻ってきたが妻は既に死んでいた。一同は南に向かって走り続けるが、生存者に遭うことも無く、崩壊した街の風景が続き、さらには何百フィートもある巨大な怪物を目撃するのであった。そしてついに車はガス欠となり、ビリーが寝ている間、4人の大人たちは諦めることを決意した。オリーが落とした銃には弾丸が4発しか残っておらず、デヴィッドは自分は何とかすると述べ、そして4人を射殺した。半狂乱となったデヴィッドは車を飛び出し、早く自分を殺せと叫ぶ。だが直後、霧の中からは現れたのは自走砲、火炎放射器で怪物たちを焼き殺す兵隊たち、そして霧が発生してすぐに店を飛び出した女性とその子供たちを含む生存者を載せたトラックだった。霧が晴れ、デヴィッドは救助されるが、それでも彼は絶叫し続けた。