「きいろいゾウ」
主演は宮崎あおい
向井理
※
『きいろいゾウ』は、西加奈子による日本の小説、およびそれを原作とする絵本、日本映画。小説は、2006年に発売された西加奈子の3作目の小説作品で、アルバイトをしながら執筆活動をした最後の作品。小説のエピソードを元に、作者自らが描いた初絵本作品としても出版。2013年には著作として初の映画化された。
ストーリー
都会から九州の田舎に引っ越してきた、売れない小説家で介護施設職員の無辜歩(むこ あゆむ、通称・ムコ)と、動物や虫などの声が聞こえる感受性の強い妻利愛子(つまり あいこ、通称・ツマ)。田舎で近所の一風変わった人たちと付き合いつつも穏やかに過す日々。しかし、ある日ムコに手紙が届き、彼はその背中の鳥の刺青に纏わる、ある出来事に向き合うため東京へ向かう。
※Wikipediaより
ちなみに龍臣君、すっかり大きくなったねw
映画としての評価はどうなんでしょう?
単体としてはなかなか酷評が多いかな?
大人の寓話。観念的作品と思う。
おそらく原作(読んではいないけと)の世界観は上手く描かれているんでしょうけど、イメージされる世界と映像化された時のギャップがそう評価されるのかな?
ありがちな事ではありますけど人気のある作品であればあるほどその溝を埋めるのは容易い事ではないでしょうね。
この世界観が好きな方にはハマるでしょうし、原作のファンであるという主演の二人。特に宮崎あおいの演技は必見です。
惜しむらくは本作に限らず邦画で時折セリフの言い回しや声が聞き取りにくいことがあること。もちろん閉鎖された音響の整った映画館であればそうでもないのかもしれないけどDVDになると顕著に感じる。洋画邦画に関わらず字幕を選択できるようにしてほしいところ。
あと滅多に言うことではないけれど、おそらく本作は映画と原作を併せて鑑賞する事推奨と思われます。
また主題歌ゴスペラーズ「氷の花」もいいですね
氷の花 / ゴスペラーズ