瀬戸中央自動車道を南下し、鷲羽山トンネルを過ぎると視界は瀬戸内海と一気に
広がり 続く瀬戸大橋は大小の島々に橋脚を降ろしながら全長12.3kmと香川県
坂出へとつながって行きます。
今回は橋上を走る定期バスを利用し一番最初に橋脚を降ろす島、櫃石島へ
途中、車窓からは橋上クルージングを楽しみ 車内では釣り人同士が交わす
釣り談義も耳にしながら やがてバスは橋の本線を離れル―プ橋を下りながら
櫃石港に到着しました。
港近くには石碑が建てられ その碑文には1860年、幕府の軍艦「咸臨丸」が
条約批准書交換の為、浦賀を出航し37日間をかけ太平洋を横断、サンフランシスコ
に到着した事 咸臨丸(かんりんまる)と言えば勝海舟や福沢諭吉、ジョン万次郎が
乗船していた事は知られていますが その航海を支えた乗船員の中に櫃石島や近隣の
島々の出身者も乗り込み、この人達の多くが戦国時代から瀬戸内海を制圧していた
塩飽(しわく)水軍、その子孫であった事も碑文の中に記され一人一人の名が刻まれ
この快挙を大いに称えていました。


