広瀬アリスさんがゲストに出てた時です。
生物学池田先生は
「性格は遺伝しない。環境によって性格は決まる。」
と断言されていました。
アリスさんは「ネガティブな性格を治したい」と相談に来られてましたが、その時の話の流れで、
「妹のすずは、『お姉ちゃんみたいになりたくない』と言われて妹は私と真逆の正確になった」
と言われてました。
はい、私も三歳上の兄とは真逆の正確です。歴史やスポーツや漫画等で共通の嗜好はありますが、大元の性格は違います。これは小さい時から意図的に兄と違う選択をしてきた結果なんだな、と改めて納得しました。お菓子やおもちゃの違う二種類を母親から与えられて「二人で選びなさい」と言われたら、兄と取り合いになり、弟の私は絶対に負けてしまい、欲しくなかった方が与えられてしまいます。
それがいつ頃からか、自分の手元に残った物を好きになるように、良い所を見つけるようになりました。
更に成長すると、最初から『兄が選ばないであろう』という物を自分から選択するようになっていました。
いつしかマイノリティ(少数派)であることを誇るようになっていた中学生、高校生でしたね(笑)。
これは若き日は労働者闘争等に尽力していた母親に似たかもしれませんが(笑)。
アウトローだと思われていた父親の方が意外と権力に右にならえだったり(笑)、斜に構えていたと見られる兄の方が大衆迎合だったりしました。
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私は常々
「人は褒められた所が成長する」
とブログで書いてきました。
その中で
「才能は母親に由来し、性格は父親に由来する」
とも書いてきましたが、これは前の文と統合しますと
「親が子供のどの部分を評価するか?」
になるかと思います。
まだまだ教育は母親の比重が大きく、父親は子供と遊んだり、社交の場での振る舞いの手本となることでその性格が受け継がれていきます。
思うにスポーツ選手は父親から英才教育を受けた話を良く聞きますが、逆にどれだけ母親にどの部分を褒められたかが成長の鍵だと思うんですよね。
エラーやファインプレーの結果での一喜一憂ではなく、取り組む姿勢や、チームメイトへの気遣いをどれだけ母親が褒めるか?
そして父親はそのスポーツ以外での休みの時とか学校の勉強とかの付き合いでどれだけ仲良く『良い先輩』として振る舞えるか?
が子供を超一流に育てる鍵だと私は思います。