吸血鬼と恐れられたルーマニアのツェペシ公は
「戦争の天才」
でした。寡兵で勝利するその様は、現代のベンチャー企業での成功にも参考にするところがあるのでは?
ヴァンパイアは夜行性で日光で死ぬ→ツェペシ公は夜襲が得意でした。
ヴァンパイアは心臓に杭を打たないと死ぬ→ツェペシ公は討ち取った敵兵の遺体を串刺しにして敵側に晒すことで大勢の敵兵の戦意喪失に成功しました。
吸血鬼に血を吸われた者も吸血鬼になる→ツェペシ公は戦地にペスト患者を送り付け、敵兵に感染させるという恐怖の戦略を使いました。
吸血鬼は十字架を恐れる→ツェペシ公は敬虔なキリスト教徒でしたが、宗派は東方正教会です。しかし、自国を守る為に、カトリック国から援軍を貰うことに心を傷めました。
あと、ニンニクを嫌うということの直接的な関連はわかりませんでした。
なお、ブラム=ストーカー氏の小説「ドラキュラ」でヴァンパイアの基本的なイメージ像が確立しましたが、ドラキュラとは「ドラゴンの息子」という意味です。
地震とか火山とか、地面の下に眠る「人智を超えた力」を竜にたとえる文化が欧州にあったそうです。
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イエス様はパンを無限に増やした→1つのパンを分け与える大切さを解いた
イエス様は水をワインに変えた→博識なイエスは、農業指導により、ブドウの収穫を増やし、今まで水しか飲めなかった人が、ワインが飲めるように「生活水準を変えました」
失明した少女の目を開いた→ライ病患者の為の施設を作ることで、少女は失明の危機を回避出来ました。
水の上を歩いた→干潮時に水が引いた。または、水面の底が見えるほどの風が年に数回吹く地域だったとの話もあります。
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私達が今現在の危機を乗り越えた時、何十年後、何百年後にはどんな風に伝わっているのでしょうか?
外に出れないこと、学校に行けないこと、たくさんの人が亡くなられたこと…。
人類の努力と叡知に、神の祝福がプラスされて伝わるのか?厳格な道徳的な訓話として語り継がれるか?
学生達は「コロナ世代」と呼ばれるのだろうか?
「万物は流転する」
「水が流れる限り、同じ川を見ることはない」
日本神話において、稲穂は娘、大地は母。
そして父であり夫である男は…。
「風」なのです。
更にいえば暴風雨であり、「災厄そのもの」なのです。
だからこそ遺伝子は変化するということです。
私達はきっと変化に対応します