スポーツ談義「ラグビー」 | 最後の哲学者~SPA-kの不毛なる挑戦

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このブログは、私SPA-kが傾倒するギリシャ哲学によって、人生観と歴史観を独断で斬って行く哲学日誌です。
あなたの今日が価値ある一日でありますように

ラグビーのワールドカップは盛り上がりましたね。
間違いなく今年の主要ニュースだと思います。

そして話題になったのが「ニワカ」ラグビーファン…。

詳しいルールも知らずに勝った、負けた、点を取った、取られただけで騒ぎ、南アフリカの司令塔役の白人選手がイケメンだとか…。

とにかく四年後も国内人気を維持してほしいものです。

で、かく言う私も詳しいルールは知りません(笑)。

でも私は20数年前に、

「体育の授業でラグビーをやってた」

という貴重な経験があります。

はい、今なら問題かもしれません。
本人の意志に関係なく、コンタクトプレーの激しいスポーツを男子生徒が一律にやるなんて、一部過激なPTAが激怒しそうです(笑)。

で、前置きはこれくらいでラグビーというスポーツを皆様に伝える時に最も重要なのが、はい、

「前にパスしてはいけない」

というルールです。

これだけを言うと

「あぁ、後ろにだけパスしたらいいんでしょ?」

と、わかった風に言ってくる輩がいますが……。


「ただ後ろにパスしてるだけじゃ、自陣のゴールに近づくだけで、パスすればするほど敵陣から遠のくんだぞ!」

という大原則を頭に入れてくださいませ。

では、「後ろにパスしながら敵陣に切り込む」

とはどういうことか?
至極簡単です。

「前を走ってる味方選手を後ろからボールを持って走って追い抜く」

ということです(笑)。

上記文章には3つの無理難題があります。

1 味方選手も前に走ってるということ。

2 後ろから追い抜くというハンデレースに勝つということ

3 ボールを持って走るというのは、陸上選手のように「腕を振って走れない」
ということです。

これだけでも十分にキツイのに当然ながら相手選手のディフェンスがあります。

もうね、1トライで5点て?て思うかもしれませんが、それだけ大変なプロセスがあるんですよ(涙)。

なお、「後ろにしか投げてはいけない」は、ゴールの進行方向ですので、足を止めて背中を向けて真後ろに投げるのはアリです。

「敵陣との距離を、前に投げて稼いではいけない。相手ゴール前での待ち伏せ行為は、著しく勇気を欠くプレー」

→これはサッカーのオフサイドルールと共通であり、サッカーをフットボールと言い換えるのも、全てはこのオフサイドから生まれたのです。
攻守入り乱れた混沌を征するものが勇気の象徴だったんですね。続