テッペキ!ハイスクール 1 | 最後の哲学者~SPA-kの不毛なる挑戦

最後の哲学者~SPA-kの不毛なる挑戦

このブログは、私SPA-kが傾倒するギリシャ哲学によって、人生観と歴史観を独断で斬って行く哲学日誌です。
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4月10日

新入生対面式

昨日は入学式で今日が生徒同士の対面式です。
新入生の代表の女子は当たり障りない原稿をただ読んでるだけです。
ここでこの役を担う彼女は入試の成績が良かったのでしょうが、来年、再来年にこんな子が生徒会に入ってるかと思うとゾッとするです。

まぁ、その辺りは次期生徒会長候補の恵里菜の手腕に任せるです。

それよりも私は在校生代表として、生徒会長として凛々しく挨拶する真田先輩の勇姿を堪能するです。
観賞して心で慕うだけなら京子先輩にとやかく言われることは無いです。


「新入生諸君!
昨日の入学式で十分に我が校の校訓『豊心誠道』の心構えを聞いたと思うが、そもそも『誠』とは何だ?

嘘をつかなければそれでいいのか?

イヤ、違う!
誠にやり遂げたいことがあるなら嘘をついても裏切ってでも実行出来る人間であれ!
と俺は主張する!

校則が悪いと文句を言うだけなら誰でも出来る!
だがそれなりの代案を示せるのであれば俺は検討をする時と場所を設ける生徒会長であることを今ここに宣言する!
君達自身が望む限り、君達の学園生活は俺が保証する!
以上、生徒会長・真田正行!」


かっ、かっこつけすぎです。真田先輩…。そこがいいのですが…。
保守的な教師達に睨まれなければいいのですが…。
あぁ、やはり生徒指導の竹中が真田先輩に小言を言って…。
いえ、詰め寄る竹中を三好先生が制止して、壇上に上がったです。

「はい、一年生の皆さん入学おめでとう。
生徒会顧問の三好真理亜よ。
会長の真田の意見は私の意見。
全面的に支持させていただくわ。
私からも一言。

『人生は短いが冷たいベッドを独りで寝るには長すぎる』

卒業までにこの言葉の意味がわかるような学園生活を送ってね♪
なお、違う卒業に関して相談のある生徒は…。
あっ、内藤さん何するの?
肝心な所でマイクをオフにしたら…。
先生方も離して下さい。」

…まぁ、手段はどうあれ三好先生がどんな先生かを印象付けるには効果的だったです。(強制退場させられたですが…。)

しかし、二年生、三年生は真田先輩と三好先生の発言に対してノリノリで大笑いしているのに、一年生の反応は冷ややかに思えるのは私の気のせいでしょうか?

特にあの新入生代表の女の冷めた視線が…。
まぁ、真田先輩と京子先輩、恵里菜に島先輩も含めて成績優秀な生徒はクセがあるものですが…。
何も起きないことを望むです