ヤスパースからの解答とスイスの歴史 | 最後の哲学者~SPA-kの不毛なる挑戦

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このブログは、私SPA-kが傾倒するギリシャ哲学によって、人生観と歴史観を独断で斬って行く哲学日誌です。
あなたの今日が価値ある一日でありますように

こんばんは。
昨日の「ヤスパースからの問題」の解答を書かせていただきます。

今回もご参加ありがとうございました。

では、早速、解答です。
答えは
「知的」
です!
テイカさん、大正解です!
おめでとうございます!

「知的で誠実ならばナチスでない」

「ナチスで知的ならば誠実でない」

「誠実でナチスならば知的でない」

とヤスパースは述べたのでした!

確かに。
最初これを読んだ時は、アドルフにも当てはまると思いました。
彼の知性と誠実さは、両立しなかったんだなと改めて思いました。

不景気や戦局を自身の知的なアイデアで乗り越え、決して私腹を肥やすことは無く、誠実に自身をドイツ国家に捧げたアドルフ…。

おっと、その続きは明日にします。

個人的には、みいさんの「ひと」も立派な答えと思いました。
ナチスと人間性はやはりかけ離れた存在なのでしょうか?

コメント欄にも書きましたが、
「無批判な誠実さは人間性をなくす」
と感じました。

書いてて自分も楽しかったです。

戦後好きな渡ったヤスパースの関係で、スイスの歴史を調べてたら…。

西暦1300年代から、山に囲まれて農業も産業も育たないスイスは
「血の輸出」と言われる
「外国への傭兵派遣」
で国家の財政を潤わしてたそうです!

フランス革命時にはフランス王国側には多数のスイス兵がいたそうです。
しかもルイ16世の言い付けを忠実に守り、無抵抗に市民に殺されたそうです。
その傭兵達を記した慰霊碑が残ってるそうです。

永世中立国にそんな歴史があるなんて知りませんでした。