わたしとキルケゴール | 最後の哲学者~SPA-kの不毛なる挑戦

最後の哲学者~SPA-kの不毛なる挑戦

このブログは、私SPA-kが傾倒するギリシャ哲学によって、人生観と歴史観を独断で斬って行く哲学日誌です。
あなたの今日が価値ある一日でありますように

主体的に語らせていただきます。

blog始めてもうすぐ一年経過するわたくしが、長く付き合ってきたキルケゴールの外観と内面を、好きに語りたいと思います。

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キルケゴール(1813年~1855年)
とにかくルックス良しです。

しかし、彼は着替えをせずに同じ服ばかり着ている変人でした。

おかげで当時の彼の出身地デンマークでは、
汚い洋服を着替えないことを、

「まるでキルケゴールみたい」

と言う流行語までになったそうです。

でもそれは何と、男友達の恋の相談に乗ってあげてて、
友人に格好良い見立てをして上げてアピールさせ、
わざと自分は目立たなく汚い同じ服を着ていたそうです!
なんてイケメンなんでしょう!

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こんな感じです。
良い男ですよね?

彼は裕福な家の出身であるにも関わらず、
馬車の運転手の仕事はないかと探したそうです。
小遣い稼ぎが目的ではありません。
貴婦人、お嬢様方が馬車の不安定な階段を降りる時に、御者(馬車の運転手)は抱き止めなければならないからです(笑)。
お茶目?な一面もある彼です。

コルサール事件と言うのが起こります。
彼の原稿を載せてたコルサールと言う新聞社がありました。
今まで彼の著作を絶賛してたのに、突如彼を中傷する記事を掲載したのです。
キルケゴールは素早く反論したのですが、長期に渡り中傷合戦は続きます。
ついには新聞に
「背中を丸めて、『左右の長さの違うズボン』を履くキルケゴールの漫画」が掲載されるまでに至ります。

好物は「蕎麦粥」と言うデンマークの家庭料理です。
しかし、彼が本当に好きなのは「給食で食べた」蕎麦粥です。
1820年代に給食制度が確立しているデンマークに驚きです。
さすが「貧富の差がない国世界一のデンマーク」です。

尊敬する人物はモーツァルトだそうですが、彼自身、音楽は素人です。
しかし、オペラや舞台の評論著作は沢山あります。

曰く、
「芸術を出来なくとも味わうことは出来る。優れた音楽家でなければ音楽を語れない等とは間違いだ。
男の医者が自分は産めなくとも出産を十分に語れるように。」
だそうです。

以上、「哲学抜き」のキルケゴール外観でした!
続きは明日!