彼女の衝撃は深く、キルケゴールを諦め切れず、何回も手紙を送りました。
しかし、キルケゴールは未開封で送り返しました。
それでもめげない彼女は、次の手紙と、送り返された手紙を開封して、更に彼に送り返しました!
「彼女が封を切ったから写しを私が公表しても問題ない」と自身の著書で発表してます。
ではその内容を
「世界のはてまでお逃げなさい、それでもやっぱり私はあなたのもの。
百人のほかの女を愛しなさい、それでもやっぱり私はあなたのもの。
死の時も私はあなたのもの。
私は、あなたの奴隷であることに、私のすべての喜びをつぎ込みます。
私はあなたのもの、あなたの呪いです。」

とこの手紙の内容を読んだ時、私は興奮が収まりませんでした。
とにかく執念です!彼女=コーデリアさんの恋着に私は惹き付けられてしまいました。
私はアニメやゲームや小説の中では
「修羅場好きです。」
私達は現実にも、比喩的にも「最初で最後」ですから(笑)
つい、創作物ではあるえない恋物語を好んでしまいます(笑)。
はっきり言ってフィクションの修羅場は大好きです。
気の弱い男の子を、押しの強い女の子達がワイワイ取り合う漫画等大好きです(笑)。
すみません、脱線しましたが、
実はキルケゴールはコーデリアに対しての婚約破棄の理由は未だに謎なのです。
研究者達は「気まぐれ」とか「自由を選択した」と言ってます。
しかし、私はキルケゴールが自身の病が進行していてコーデリアを愛するからこそ、迷惑かけまいと、真実を告げずに別れたと思いたいです。