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「月には誓わないで。
不実な月は満ち欠けする。」

「ロミオとジュリエット」の一節です。
今回は狼男を語るには欠かせない「月光の力」を語りたいです。
残念ながら
「狼男は満月の夜に変身する」
はフィクションです。
14世紀から17世紀にかけて教会が必死になって弾圧した(魔女狩りの如く)とは全く別物です。
その史実は次回に…。
満月の影響力は古くから信じられてきました

実際に海の波は月の引力によるものです。
また、満月の夜に男性が「世俗的な狼」になりやすいのは、月の引力が身体を軽くするから、と言う学説もあります。
月はムーンと言いますが月光はルナと言います。光そのものにやはり「神秘性」を感じてたのでしょう。
またベートーベンの歴史はモーツァルトへの嫉妬の歴史と言われてます。
「モーツァルトに結局叶わない『運命』」
で「太陽のモーツァルトに比べたら自分はちっぽけな『月光』が誕生したそうです。」
太平洋戦争下の夜間戦闘機「月光」は一節には特別に夜間仕様と言うわけではなく、兵隊の中から特に夜目が効く者を集めただけらしいです(笑)
「秋は名月だけで十分に酒は美味い!
それでももし、まずく感じたらお前の何かが壊れている」
あなたは狼男に憧れますか?