シンセサイザーの音色の設定とかって… | NIKO / LSM-Project

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いよいよ締め切りヤバイっす。

もう脱線してる場合じゃないっす。とか言いながら、脱線。

 

ところで、ソフトシンセもいいですが、ハードシンセは、PC変わっても大丈夫とか、いろいろメリットあります。

未だにXV5080だってMOTIFだって現役、NORDLEADは他には代えがたい。

しかし、それに必要なのは、数値のプログラム。

計算機常備。

 

例えば、Roland のPlatina Traxというサウンドボードの328番の音色、と、パソコン側から指定したい場合、

下記のような画面で、

MSB 93(cc00), LSB(cc32) 15, Program Change 72,

と打ち込みます。

意味のイメージは

 

MSB 93 =福井県 

LSB 17 = 福井市 

Program Change 72 =大手町1丁目 (*128まである)

 

で、Program Changeはコンピュータの計算上128が最高値なので、

128をオーバーする数値の328の場合、

 

LSB15 1~128

LSB16 129~256

LSM17 257~384

 

となります。福井市に町が多すぎて128じゃ足りない場合に、

LSB=福井市15,16,17と区分されるイメージです。

 

音色の話に戻ると、この数値を順番に打ち込んで音色を確認していくか、

音源側のツマミを回しながら音色を確認し、この音色だ!と思う音色の

ナンバーを、

「MSB93 LSB17, PC(Program Change)72

と打ち込みます。

 

なぜこれをするかというと、数日に渡って作業するので、明日同じ音色を

簡単に呼び出せるようにするため。

 

こういう作業を、全音色していきます。

 

私が持ってるシンセは10数台あるので、1台につき、少ないもので128音色、

多いもので、2000とか音色があります。

それにソフトシンセや、サウンドバンク、ライブラリー含めると、

軽く、万はいきます。

万の音色の中から、これ!と音色を選んでいきます。

 

案外ね、シンセで音楽作るって手間かかってるの…あせる

オーケストラアレンジのほうが、音色を選ばなくていいという意味では、セットアップは格段に楽汗

オーケストラサウンドは、過去の偉大な作曲家が、けっこうやり尽くしてますからね。

 

シンセって、生音に比べると、安いとか、楽とか、コンピュータでパパッとやってるとか思われがちだけど、

ガチでやりこむと、こちらも、永遠に限りなく深い、楽しい世界。

 

こういう話すると

「大変ですね」

って言われるけど、ピアノやヴァイオリンを弾けるようになるのは、それはそれで途方もなく練習と努力を積み重ねていることなので、スパンが違うだけで、簡単にはできない、ということに変わりありません。

 

そして、そこに努力すること自体は、ミュージシャンは語るべきことではなく、

最終的には、生だろうが、シンセだろうが

 

いい音楽

 

が、できりゃぁいいのです。

(プロの場合)

 

世の中、需要と供給のバランスで価格が決まるので、強くは言えませんが

とりあえず安く、とか、予算ないんで、とか、こういう場所はボランティアでも

当たり前でしょとか、うちだけ特別にとか、こういう場所ではPRになるから

いいでしょとか、言われるのは、至極当然と思いますが、

 

たった5分の1曲のために、どれだけの下積みがあるかを

理解した上で、ミュージシャンにはそれを言ってほしいと願います。

 

ま、私はあまり言われないほうですが

(ミュージシャンの中でも特殊なカテゴリなので…)

(いつも、ありがとうございます)

 

でも、ミュージシャンあるある、です。

 

そこかい(^^;

すいません

 

NIKOっと~