さっちゃんが、これまた時間をかけてナミの身体に異常がないかをチャックしている内に無事に大河を渡り時間が余ってしまい、さっちゃんの魔法の仕方が気に入らないアンは詰め寄っても相手をしないさっちゃんにイラつき気分を変えるために歩き出したのでズーもナミを気にしつつ足を前に進め出した。そんな二人が心配だし、自分ものんびりと果てしない大地を歩きたいナミだったがさっちゃんが凝視して身体をチャックするのでなかなか進むことができなかった。
結局、ナミは数十分後に進み始めることができたがイラついて早く歩いていたアンに追いつくことができたのは陽が沈み今日の休む所を決めた場所でだった。おかげでナミは疲れてしまい半泣きしながらアンに抱きついた。
アン「…悪い。」
アンは、自分の行いを反省した。ナミを優しく抱きしめてナミの頭を撫でてまだ大人になれない自分に自己嫌悪してしまった。
大小の魔法使いであるさっちゃんとアンは、ナミがいなければ仲が悪い二人だがナミがいることで刺激し合いながら魔法も人としても成長していっている。
アンに抱きしめられながら疲れてしまったナミがぐずっているのを見ながらさっちゃんも自分の行いを反省していた。そうすると林で薪を集めていたズーが「仲間(チーム)」のもとに戻って来て泣くナミを見るなりナミの疲労した足をマッサージしてくれた。「仲間(チーム)」は、デコボコだがそれぞれの良いところも悪いところも埋めながら『仲間』として喧嘩もしながら騒がしく過ごしている。