私は、熱でうなされていた。意識が朦朧とするなか私は嫌な予感がしていた。私。山下美春は、とんでもない理由で死をくり返している。あぁ。どうにか嫌な死に方を断ち切れないものか。あぁ。ほら、現世の親が慌てている。父親なんか電話をして苦情を入れるが相手にしてくれないだろう。あぁ。今回の私は、『薬』の副作用で死ぬのだろう。


 そう。私、山下美春は、『薬』に縁があっていつも逃げ切れず『薬』によって死ぬ運命なのだ。いくら生まれ変わっても『薬』から逃げられない。