『私のひめゆり戦記』(宮良ルリ著)を読みました
もうすごかった・・ひとつひとつの話が衝撃的で、悲しくて、心が震えて、なかなか読み進められませんでした。
先日訪れたひめゆり平和祈念資料館にある第三外科壕がこんなに怖ろしいところだったんだと、この本を読んでさらに思いました。
(:妻)
ここに掛かっていたハシゴは、覆い尽くす大量のウジによって暗闇の中で白く光っていたんです。
「指が痒い」という人の両腕はなかったんです。
1発の銃弾によって、友人の脊髄と腸が飛び出して・・。
顎を吹き飛ばされた人が咳き込むと、ウジが飛び出すんです。
毒ガスによってどういう苦しみ方をして死ぬのかが書かれていました。
現実にこんな地獄があったなんて、人は悪魔になっていたなんて、今では考えにくいことです。
だからこそ、この本を世界中の人に読んでもらいたいです。
戦争なんて本当に愚かなことだとわかってもらいたいです。
そしてこの本を読んだら、つまらないことでぎゃあぎゃあ言ってる現代人はなんだかなって思うと同時に、それが平和ってことなのかなって思ったりもするようになりました
コウでした
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