今回はシークエンスはやともチャンネル「中国の闇3選」より、後半の2つの話を紹介します。

 

 

 

 

南京彭宇事件と助けない文化

 

2023年、日本のSNSである動画が話題になった。

 

それは、バスの中からおそらく中国人観光客が動画をまわしている映像である。

 

景色は墨田区の横断歩道で、一人の日本人のおじいさんが足がつまずいて倒れてしまう。

 

そして、一人で起き上がれなくてどうしようとなっている時に、そこにいた周りの人達が助けてあげようとしている様子がスマホの動画に収められている。

 

これは普通に見ればほっこりする映像だが、しかし、中国人の撮影者はそうではなくて…「助けちゃだめだ」という声が入っていた。

 

その撮影者だけは「助けちゃだめ、助けちゃだめ…」とずっと言っている。

 

これはなぜかというと、中国では「人助けはしちゃダメだ」という風習があるからだという。

 

そして、それがなぜかというと、

 

中国では例えば交通事故に遭って倒れている人を救護すると、その人を救護したことによって救護した人が訴えられるという事例がある。

 

実際に中国では2006年にそういう事件があり、倒れたおじいさんを助けた人が訴えられて賠償金を払わされた。

 

この事件を南京彭宇(ポンユー)事件という。

 

 

南京彭宇事件

 

転倒した老人が、自らを助けた男性に損害賠償を求める訴えを起こし、裁判で訴えが認められた本事件は、中国国内で人助けを行うリスクという懸念からモラル・ハザードを引き起こし、道路上で倒れている人を見捨てるようになり、遂には見殺しにする事態が発生するまでに影響した

 

 

 

 

おじいさん側としては、ひき逃げなど何かあったときはなかなか事件は解決しないとかがあるので、それならば今助けてくれた人、そいつに罪を擦り付ける。

 

そういったことを撮影していた中国の方は知っていたので、文化の違いで「助けちゃだめだ…」と言ってしまう。

 

もちろん、中国のすべての方がそういった人たちではないので、2006年のこの事件が起きた後の一時期に、お年寄りの方が外出るときに「私のことは助けて下さい」と意思表示の書かれたプラカードぶら下げて歩いていた。

 

他にも似たような事件が起きていて、例えば小さい子を轢いてしまい、その子がまだ動いているとわかったら、もう一回轢きに行くという事件が中国であった。

 

これは轢いてしまった子の医療費を一生払っていくよりも、ここで殺して裁判で有罪になった方が賠償金が安いからという判断からである。

 

日本では裁判になった時に善良な行いをしたかとか、どういう精神状態だったかなどが加味されるが、中国ではそういったことが加味されないということなのだろう。

 

中国では道徳的な観点よりも、生涯に掛かる金額という合理的な観点のみで意思決定がされる。

 

日本でも法的な抜け道があるのかもしれないが、まだ日本では道徳心の方が勝っている。

 

中国では「ヤッてしまった方が安く済む」という合理主義の極致の発想が一部の人では勝っているのだろう。

 

また上海のディズニーランドでは、世界のディズニーランドの中で唯一立ちションをしたり、タバコを吸って歩いたりしている人がいる。

 

もちろんこれは全員ではなく一部の人間ではあるが、お客さん同士で注意する人がいない。

 

だからおそらく、中国には注意する文化がないのだろう。

 

そしてその注意する文化がない理由としては、注意したり助けたりすると「お前が加害者だ」と言われる可能性があるからなのだろう。

 

 

 

 

【人体の不思議展、一人っ子政策の闇】

 

 

 

「人体の不思議展」とは、プラスティネーションという技術を使って作製された人間の死体の標本を有料で一般公開する展示会であり、全世界で開催され日本でも開催された展示会である。

 

では人体を標本にする工程をどこで行っていたかというと、中国の工場なのである。

 

そしてなんでこの展示会が世界中で中止になったかというと、遺体の出所がわからないということになったからである。

 

下手をすると、この展示のために殺された可能性もある。

 

中国で人気女子アナウンサーがいて、その方が行方不明になり、数十年後に人体の不思議展に標本になって展示されているとの噂が中国国内で問題視された。

 

それで工場などに調査が入り、遺体がどこから出たかわからないという結果になった。

 

 

 

 

メモ記事

 

 

 

 

 

なぜこんなあり得ないようなことが起こるのかというと、これはもしかしたら中国の一人っ子政策が関係しているのではないだろうか。

 

 

 

 

 

一人っ子政策とは簡単に言うと、子どもを一人しか生んではダメですよという政策であり、もし二人目を産んでしまったら社会的に抹殺されるレベルの罰則があるらしい。

 

なので二人目を産んでしまったら国に出生を届け出ないわけであり、そうなると国民として登録されない。

 

例えば一番最初に長男が生まれなかったら家を継がせることができない。

 

そうなると、女の子、女の子、女の子、男の子の順に生まれたら、その上の女の子3人は国民として登録しない。

 

そして、登録しないで隠すということは実際にあったらしい。

 

だから、中国の年間の行方不明者の数は100万人程度だといわれているが、これは届けられているものだけなので、実際には登録されていない人数を考えると、推定500万人以上はいるのではないだろうか。

 

となると、国民として登録されていないので、人体の不思議展に標本として展示されていたとしても誰も探さない

 

もっというと日本で起きている未解決事件、海外の人の犯行だとかどっかの国の工作員の仕業だとか言われているが、実際に中国の指紋のデータベースで照合しても一切出てこない。

 

それが何でなのかと考えたときに、この届けられていない人たちがそういった事件を起こしたとしたら絶対に見つかることはない。

 

なのでこれらの未解決事件というのは、中国の一人っ子政策の中において生まれた届けられていない『存在しない人々』の犯行の可能性が高いのではないだろうか。

 

ドラマ「VIVANT」の監修を務めた元公安警察の勝丸円覚が言っていたのは、とにかく中国で定番なのがハニートラップだが、その女の子たちの出所がわからない。

 

もしかしたらハニートラップを仕掛ける中国人の美女たちも、その『存在しない人々』なのかもしれない。

 

 

 

 

 

政治も経済も日本は中国依存が激しいので、だんだんと脱していかなければならないのだろう。

 

 

 

 

 

――以上、まとめてみましたが、

 

昨今、話題になっている外国人移民問題ですが、このまま中国人などが日本に増え続ければ、日本でも道徳的モラルより合理主義が上回ってしまうのも時間の問題です。

 

日本は中国依存から徐々にでも脱しなければ行けませんが、果たして日本はそれができるのでしょうか?