この夏は、開運の前にはなんといっても断捨離だよー
と、先祖、過去生(というものがあるなら)の未消化のものと
かなりしぶとくつきあってきました。
結果、早めにクリアにしておくことが
必要なことが浮上したので、サポートをいただきたく
ある方を訪問しました。

10年以上前、私がこの道にはいったきっかけになった方がいて、
その方のお宅に伺いました。
当時、母が頸椎の病気にかかり、その難しい手術の事で
友人に相談したら、
なんとそのお父様が、とても素晴らしいヒーラーだったことから
ご縁ができました。
その時お会いして、母を遠隔ヒーリングしてただき、
私にも「パワー」を分けていただいた上に、
紹介した友人達も何かと助けていただきました。

定年退職後、あるきっかけからいきなりヒーリング力がつき
それを無償でさまざまな方達のために使われた方です。
現在はご病気で、殆ど寝たきりということでしたが、
たまに相談のお客さんが来ると、観て下さるということで、訪問しました。

奥様が迎えて下さり
ご本人も(今殆ど目が見えない)寝床から椅子まで出て来ていただき、
少しお話をしました。
もちろんもう80代半ばなので、お身体はよろよろとなさっているけど、
驚異的だったのはその記憶力。
私のことも「○○の××2丁目だったね?」
「お友達の、ほら不動産の○○さんはどうしてる?」などなど
(やはり同時期に紹介した友人です)全部詳細を性格に憶えていらして
いやはや参りました。

もちろんお身体は不自由そうだったけど、
お顔がほんとうに透明で、内側から光が射している感じ。
ああ長年人のために尽くして来た方だなあ、としみじみ思った。

とにかく私の相談事、カルマクリーニングをしていただきました。
この方とのの出会いがなければ、今こんな事をやっていないし、
どれだけ助けていただいた事か。
また奥様が、やはりかなりの事ができる方らしいのですが、
「パワー」をどう活かしたら良いですかという問いに
人助けって、構えて何かをすることじゃないんだよ、
出会うところでその都度やっていけばいいのじゃない?私はそう思うよ。
という言葉ががすごく心に響いた。
そしてたまに「まだあなたはもう少し苦しむ必要がある」
という人もいるので、そういう時はやたら手を出さないそうです。
やたら、大変そうだからといって、人を助けない。
その背後にあるものも、ちゃんとキャッチする。
これは、とても大事なこと。

ということで、時間が15年前に遡った体験をしてきました。
もう一度、なぜ自分がこういう事をするのか、の原点に
少し触れる事ができた気がしました。
先日、NHK「心と脳の白熱教室」4回目を観ました。
性格は、遺伝によるものか、はたまた環境かの問いから始まって、
最終的には、遺伝は変えられず、
環境も個人的にはままならない場合もあるけれど、
トレーニングで、悲観的なマインドから楽観的なマインドに
変化させることが可能だということでした。

興味深かったのは、エレーヌ教授が、最初に挙げた
ある兄弟の例です。

弟は、10代始めから新聞配達でお金を稼ぎ、そのうち自分の店を持ち、
投資も積極的。後にアメリカに渡り、事業者として成功を収め、
兄は投資等にはとても慎重で、後に教員となった、というものです。
同じ親から生まれているのに、片方はリスクを伴いながら積極的に行動し、
もう一人はどちらかというと、抑制した行動を取る。

私たちは、一般的に、リスクがあってもそれに挑み
積極的に行動する事を賞賛する世界にいます。
もちろん誰もが成功するとは限らず、
失敗する方が多い故に、
あえてその火中の栗を拾う行動に出る人を讃え、
憧れ、時に妬み、そして場合によっては英雄とみなし、
偶像化します。
そうして、それができない自分を「情けないなー」などと
思ったりすることもあります。

この兄弟自身はそれぞれが選んだ道で満足しているようなので、
教師、事業家どちらの生き方が優劣なのかを
判断するのはナンセンスですが、
観ていて、ふと思った事がありました。

以前、これもNHKの動物番組で、
名前は忘れましたが
子だくさんのネズミに近い哺乳動物が出てきました。
子供達は、活発なものから大人しい子、食いしん坊まで
みな性格が違って、お母さんは子供達の世話で大忙し。
微笑ましい映像でしたが、なぜ性格がそれぞれ違うか?

性格が違う方が「種」として生き伸びる確率が高いそうです。
災害や敵に襲われそうになったとき、それぞれの個性が適応して
生き残る個体が出て、種の存続が可能になる、という事です。
食いしん坊は、常に食物を探し、甘えん坊は大人の傍にいて、
敵から生き延びる率が高く、活発な子は外の情報をいち早く察知する等等。

「個性」というものも、「種」という大きな家族を残すために
大自然の大きな法則に組み込まれているのかと
妙に感心しました。

そうすると、お兄さんが慎重なのも、
弟がハイリスクを取りながら、事業家になるのも、
何処か与り知らないところで、その家系を存続させるための
プログラムがなされているのかもしれない。

両方ともハイリスクを取るなら、
家系が断絶する可能性は高いけど、
どちらかが慎重なら、そのリスクは減ります。
かといって、双方慎重なら、家系全体が不活性化する…。

私たちは、「個体」が集まった集団ではなくて、
どこかで「種」として続くために、
性格の違いがあるのかもしれません。

そうすると、
世間一般でいう「幸せの条件」「開運の条件」
が本当に自分に合っていることなのか、
一度振り返ることも
あってもいいかもしれない。



以前、シータヒーリングを教えるとき、
生徒さんに分かりやすく伝えられる方法はないだろうかと
さまざまな本を読み漁りました。
これは、私たちの脳の働きについて、
分かりやすく、かなりお世話になった本です。

「続ける、やめる」は脳でコントロールできる
   奥村 歩  青春出版社

これによると、

人間の生きる目的は?と単純に訊かれると、
それこそ千差万別の答えが出てきそうですが、
「動物」としての視点から観ると、
ずばり
生き延びる事、子孫を残す事、です。
脳はこれをまず最優先にします。
つまり動物にとって、子孫代々最優先されるべきものは、
食べる事、寝る事、そして子孫を残すことだそうです。

脳は「生きるために必要」と判断したものに、「快」を与えるそうです、
食べる、寝る、SEXは快感をともないますが、
これも脳の策略で、本能として組み込まれた最強のシステムで、
努力無く、考え込むことなく、それができる、(あくまで一般論です。)

これって、箱を開けたら標準装備でついている
基本ソフトみたいなものかもしれませんね。

一方、トイレに入ったら、ドアを閉める、
は後付けソフトなので、当初快感を伴わず、
小さい子に憶え込ませるのに、親は苦労します。
だって、子供にはちっとも快感じゃないから。

3日坊主で終わらせて後で言い訳したり、悔やんだりすることは
私たちの常ですが、これも脳が「生きるのに必要ない」
と最初は判断して、「快感」を与えないので、なかなか続かないそうです。

ところが、これを毎日繰り返して、
だいたい1ヶ月くらいで「習慣化」してきて、
その後は逆にやらないと「気持ちが悪い、不快」に
なってくるそうです。
朝歯磨きをやらないと、気持ちがすっきりしない、
というのが分かりやすい例です。

この奥村さんのクリニックでは、1ヶ月禁煙できた人は
その後の禁煙も長く続くそうです。

3日坊主という言葉はあっても、
3年坊主という言葉はない、とも書かれています。なるほど。
そうか、私たちの「習慣性」はこうして作られていくのかー。
いや、分かりやすい!