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lowverのブログ

lowverのブログです。あまり更新されないかもしれません・・・(^^;;

http://ameblo.jp/miumalovely/entry-11613850829.html
前回の記事で氏の開発した指標コンセプトを称賛したのですが、またまた当方に対する暴言を吐いています。
アフィリエイト云々に関しては、半年前にも書いています のでそちらを見ていただければ良いかと思います。そこまでWebサイト上の広告がお嫌いなのであれば、ご自身のブログからも広告を外す方法 がありますので、検討されるとよろしいかと思います。

さて、誉めたら暴言というのは、以前も似たようなこと がありましたね。
どうも氏は称賛を受けると攻撃的な記事を書く傾向があるようです。

今回は当方を「バカ」呼ばわりです。
当方は氏の書いた記事の内容に対して批判することはありますが、氏自身の人格を貶めるようなことは書いておりません。
しかしながら、氏自身は当方自身に対して「バカ」呼ばわりし、『バカは記事を書き始めました。オレへの中傷記事ですね(爆笑)』だそうです。
氏自身もよく言っているように、「批判」と「中傷」は異なります
当方は根拠を述べて、氏の主張内容を「批判」しているだけなのですが、氏は「中傷」と捉えてしまうようです。
氏は以前の「批判」と「中傷」の違いに関する記事 で、
 イチローはアホだ、バカだ
 こんなことは一切書いていません。
と述べて、氏自身が行っているのは「批判」だと主張しているのですが、当方に対して「バカ」呼ばわりしているのは何だと捉えているのでしょうか?

さて、今回の記事で氏が書いていることには明らかな誤りがあります。

 最後の最後には
 アメブロから逃走してしまいました。
 
 オレが知っているのはそこまでです。
 知ろうとも毛頭思いませんが。

今回の氏の記事は、2013/9/14の22:38に投稿しています。
当方のブログのアクセスログを見てみたのですが、氏が同じ2013/9/14の22:14にアクセスしていました。氏は、
・氏の「4年前の記事」(正確には3年くらい?)のリンクをたどって当ブログにアクセス
・トップページを3~4分閲覧
・その後、「滑稽な批判 」「滑稽なコメント 」を閲覧
してお帰りになられたようです。

つまり、氏は当方の近況を知ろうと思って当ブログを閲覧し、まだ記事を書き続けていることを知った上でオレが知っているのはそこまでです。知ろうとも毛頭思いませんが。」と述べているのです。
知ろうと毛頭思っていない人が、わざわざ当方のブログ記事を閲覧しているのは非常に不思議なことです。

また、「逃亡」という言葉も好んで使っているようですが、どういうことなんでしょうね?
当方は最近何度か氏のブログにコメントを投稿していますが、いずれも承認されていません
もちろん氏を中傷したり荒らしに該当するような内容ではないにもかかわらずです。
逆に、当方は別に氏のコメントをブロックしたりしていないので、何か意見があるのであれば堂々と直接コメントしていただければ良いのですけどね。以前は当方のブログに書きこんでいらっしゃったのですが、このあたりの記事 のコメントで当方がかなり厳しく氏の主張の欠陥を指摘してから、当ブログへのコメントをやめて、氏自身のブログで当方への中傷記事を書き始めているんですよね。
おそらく、氏の基準ではそれは「逃亡」には該当しないのでしょうが。

冒頭にも書きましたが、誉められたら攻撃するというのは、一種の「照れ」なんでしょうね
いろいろ書いてきましたが、前回述べたように氏が提唱された「打撃3冠総合値」のコンセプト自体は画期的なものですので、素直に受け取って、今の指標の欠点を改善できるよう努力していただきたいものです。頑張ってください。
今回のテーマはこちらです。
http://ameblo.jp/miumalovely/entry-11605783147.html

このブログ主が開発した「打撃3冠総合値」という新たな指標のようです。
今回のタイトルから、この指標を批判する内容を書くのかと思う方も多いでしょうが、実は当方はこの考え方を高く評価しています。
ただ、非常に残念な点があるので敢えて「間違いだらけの」というタイトルをつけました。

当方が何故この考え方を評価しているかを説明しましょう。

まずこの指標の意味を理解する必要があります。
定義式を見ると、打率・本塁打率・打点率に適当な係数を掛けて足し合わせただけですから、この指標はOPSと同じく何かの量を表す数値になっているわけではないようです。

そこで「打撃3冠総合値」という名称に注目してみましょう。
このブログ主は「長打率」の件を見てもわかるように名称と指標の実態が異なることを非常に嫌う方ですから、この名称自身に指標の意味のカギがあるはずです。
注目すべきキーワードは「3冠」です。
通常、打率・本塁打・打点は「打撃3部門」と呼ばれますが、敢えて「打撃3冠」と付けている点がポイントでしょう。
つまり、この指標は3部門の能力的な評価と言うよりは、3冠王にいかに近づき得るか(近づいたか)を表す指標なのではないかということです。
もし前者であれば「打撃3部門総合力」といった名称になるはずですから、「3冠」と名付けている以上は後者の意味合いで使っているはずです。

両者の違いはちょっとわかりにくいと思いますので後でもう少し説明を加えますが、打撃タイトルという点に注目した指標と言う考え方は新鮮に思えます
いわゆるセイバーメトリクスと呼ばれる指標群は、チームの得点や勝利への寄与に換算したり、換算しないまでもそれらとの相関を高めるよう工夫しているケースがほとんどです。
つまり、チームの得点力を高めたり、勝利数を増やしたりといった、より実際的なチームへの貢献度を求めようとしているわけです。野球はチームとしての戦いですから、チームにどう貢献するかを測るという考え方です。

ところがこの「打撃3冠総合値」という考え方は違います。
3冠王といった打撃タイトルという個人成績に特化した部分を評価しようとしているのです。
考えてみるとこれは非常に重要なことで、野球ファンにとって個人タイトルの行方というのもチームの勝敗とともに興味の対象だからです。

例えば、今シーズンのプロ野球は既に終盤を迎えていますが、ヤクルトファンの大半は優勝はもちろんクライマックスシリーズ進出も諦めているでしょう。しかし、ヤクルトファンはバレンティンが3冠王を取れるか、あるいは王の本塁打数シーズン記録を超えることができるかといったところに興味を持つことができているのです。
その興味があるから球場に足を運ぶ人もいるでしょう。
つまり、チームにとって(これはどちらかというとチーム経営にとってといった観点ですが)個人成績というのも重要な要素なのです。

「打撃3冠総合値」はそういった個人成績の要素に切り込んだという点で、非常に評価すべき考え方だと思います。3冠王は取れなかったけれども3冠王に匹敵する成績を残した選手を抽出したりするのも楽しそうです。

ここまでが当方が「打撃3冠総合値」を評価している点です。

では何が「間違いだらけ」なのか?
ここからは「打撃3冠総合値」に対する批判になりますが、決して「打撃3冠総合値」を嫌っているから批判するわけではなく、折角の優れたコンセプトがもったいないと感じているからこその批判です。

まず間違っているのは、指標の目的が明確に記述されていないことが挙げられます。
ブログに書いてあることを読むと、
・打率、本塁打、打点を総合的に評価したい
・どれかに穴のある打者の評価は下げたい
くらいは読み取れますが、具体的にどういう観点で総合的に評価するのかどうやって穴のある打者の評価を下げるのか等が読み取れません。
なので、今回のこの記事では冒頭で指標の意味を名称から推量することになってしまったのですが、本来であれば指標を設計する時点で明確にすべき事柄です。

第2の間違いは、通算成績に適用している点です。
この指標は「打撃3冠総合値」なのですから、3冠王に近づいた度合いを表すべきでしょう。
3冠王は通算成績で決まるものではなく、1年1年の成績で決まります
したがって、通算で評価するのではなく、良い年度があったかどうかが反映されるような指標の方が望ましいでしょう。
この間違いについてはブログ主も気付いているようで、最近の記事 では年度別の記録も算出する等、工夫が見られるようになってきています。

第3の間違いは、定義式に本塁打率と打点率を使っている点です。
何が間違っているのか?
先ほど、この指標は3部門の能力的な評価ではなく、3冠王にいかに近づき得るかを表す指標であろうと書きました。
本塁打率や打点率は、一定の打席や打数でどれだけ本塁打や打点を稼いだかによって決まるため、能力的な要素があります(打点はもちろんその打者の能力だけで決まるものではありませんが、この文脈においては不問としています)

では3冠王のうち、本塁打王と打点王は何で決まるのでしょうか?
もちろん、本塁打「数」と打点「数」です。どれくらいの割合で本塁打や打点を稼いだかではなく、絶対数で決まるのです。
であれば、率ではなく絶対数を評価に組み込む工夫が必要です。この部分が3部門の能力的な評価と、3冠の評価の決定的な違いです。
実際にランキングを作ってみるとよくわかります。「第2の間違い」を補正して、年度毎に算出してランキングを作ってみました。

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1950年の2リーグ制以降の規定打席到達者を対象に、3部門の順位と年度毎の打撃3冠総合値およびその歴代順位を一覧にしました。
(データはBaseball Referenceのものを使用しました)
上位20位と実際に3冠王を獲得した選手を載せています。
10位までに3冠王がのべ5人登場しますから、まずまずの精度であるようにも見えます。
しかし、3部門のどれをとっても1位に近かったようには見えない1977年のマニエルが11位に入っている一方で、実際に3冠王を取った1965年の野村が74位、1982年の落合に至っては163位という状況です。
どんな指標でも完全とはなかなかいきませんから、多少精度が悪い部分があるのは仕方ありませんが、この指標はかなり疑問符がつくレベルでしょう。
1977年のマニエルが典型的です。1977年のチーム試合数は130試合でマニエルは114試合しか出場していませんから、いくら本塁打や打点を効率的に稼いだとしても、絶対数がなかなか伸びてこないのです。絶対数が伸びてこなければ3冠王には到達できませんから、こういったケースを高評価してしまうような指標は設計上問題があると言わざるを得ません。

もちろん、本塁打や打点を稼ぐ生産性が高いのだから高く評価しても良いではないかという考え方もありますが、それは「3冠」を評価する指標ですべきことではないでしょう。

ここまで、「打撃3冠総合値」の大きな問題点を3つ挙げました。
これ以外にも、本塁打が打てないことへのペナルティの度合いが高すぎるとか、3部門が公平に扱われていないとか、指標の妥当性の検証が不十分だとか、問題点は多々あるのですが、あまりたくさんケチをつけても消化不良を起こすと思いますのでこのあたりでやめておきましょう。

このブログ主には上記のような問題点をうまく改善し、立派な「打撃3冠総合値」に進化させてほしいものです。
今回の記事は単に「打撃3冠総合値」にケチをつけただけに見えるかもしれません。
批判ばかりするのは簡単で、そんなに言うのであればお前が良い指標を考えてみろ、という声もあるかもしれません。
実はこれに対しての答えは既に用意してあるのですが、今は出さないことにします。
折角、ブログ主が「打撃3冠総合値」というコンセプトを考えて努力しているところなので、もう少し様子を見てみたいと思います。
あまり改善が見られないようであれば、当方が考えた指標を紹介することにしましょう。
まずはこちらのブログをご覧ください。
http://ameblo.jp/miumalovely/entry-11600864180.html

話題にしている試合の内容はおわかりになりましたか?
この試合は昨日イチローがフライを落球するという失策をしたときのものです。
チームは2-5で負けました。

上記のブログ記事は事実関係を誤認させるキーワードが含まれています。
それは「逆転タイムリーエラー」というキーワードです。

そこで、以下のようなコメントをしました。

エラーを批判するのは問題ないでしょうが、「逆転タイムリーエラー」という記述は問題ですね。
公式記録は犠飛+失策なので、逆転の1点は犠飛によるものです。
日米通算の件を見ても貴殿は公式記録を非常に重要視されているようなので、公式記録に反する記述は訂正しておいた方が良いかと思います。

実際、このときの公式記録 を確認してみましょう。
5回裏のエンカーナシオンの打席はsacrifice fly、つまり犠飛となっています。
ボックススコア を見ると、エンカーナシオンには2打点記録されています。
これは3回の1打点と問題の犠飛による1打点を合わせたものなので、犠飛に対して打点が記録されていることがわかります。
したがって、公式記録上は逆転となるブルージェイズの3点目はエラーではなく犠飛による得点となっているわけです。そして打者が1塁に残ったことがエラーによるものという解釈です。1塁ランナーも3塁に進んでいますが、これが全てエラー扱いなのか、犠飛+エラーによるものなのかはここからは読み取れませんでした。
いずれにしても、公式記録上は逆転の得点はエラーではなく犠飛によるものということが確認できました。

もうブログの誤りは明白です。ただ、一連のプレーで逆転の1点が入ったことは確かなので、うっかり間違ってしまったということも考えられます。そこで、上記のように指摘差し上げました。
特にブログ主を攻撃するような形ではなく、淡々と指摘し、誤りを訂正することを勧めただけです。
ところが、1日経った今もコメントは承認されていません
コメントで指摘されて直したというのが恥ずかしいので、コメントを承認しないまま訂正したのかと思って見てみたのですが、記事の訂正もなされないままです。

当のブログ主はここ最近日米通算という考え方にやたらと噛みついています
http://ameblo.jp/miumalovely/entry-11597840674.html
日米通算は公式記録でないから「騒いでる奴らがただのバカなだけだ」だそうです。
公式記録を非常に重んじる考え方をしています。

ところがどうでしょう。
イチローを貶めることであれば公式記録に反する記述だとわかっているのに訂正もせず、公式記録に反する解釈を吹聴し続けているのです。
公式記録に重きを置くなら、一貫した姿勢を取った方が良いでしょう。

これでは、アンチイチローとして自分に都合がいい考え方ばかりをしていると思われても仕方がないかと思います。