夫婦の愛が冷める理由 | 離婚と不倫がない幸せな結婚生活・夫婦コンサルタント伊藤敏恵の夫婦の心理学

夫婦の愛が冷める理由

こんにちは。

夫婦コンサルタントの伊藤敏恵です。

 

私が住んでおります地域の最近の天候は、真夏を思わせるような天候です。

 

(※我が家の愛犬・ゴールデンレトリバー女の子です)

 

毎日、暑い日が続くため、我が家のワンコの日課は、我が家の敷地の中にある Stream で水遊びです(苦笑)

 

 

 

 

楽しそうです(笑

 

我が家のワンコは、毎日、2回、お外に出て遊ぶ時間やエクサイズ(走る)の時間を持っているのですが、なかでも、自由に走り回って、Streamで水遊びできる時間は、とても楽しいようです。

 

ただ、この後、私はワンコを洗わないといけないため、この季節は、私の手間が増えます(苦笑

 

でも、ワンコにとっては、この時間が『Simple Plesure』(※小さな喜び/ささやかな幸せ)であるため、私はワンコにそれを与えてあげたいと思っています。

 

これも、私がワンコに対して愛情を持っているからこその行為であって、ワンコが喜ぶことを与えてあげたいという私からワンコへの愛情の表れでもあります。

 

■相手が喜ぶことを与えてあげる

 

これは、人間同士の関係性の中でも発生することです。

 

夫婦関係が良い状態を維持したいのであれば、夫と妻は『お互いに』、相手が喜ぶことを与えてあげる必要があります。

 

私はここで、あえて『お互いに与え合う』という言い方をしたいと思いますが、もしも仮に、夫婦のどちらが一方だけが、もう片方に与えるだけの状態である場合、この夫婦関係は正常ではありません。おかしいです。

 

例えば、夫だけが妻に尽くすような行為をしていたり、あるいは、夫だけが妻が望むことをおこなっている場合は、そのような夫婦関係の中では、真の夫婦の愛は構築されません。

 

また、妻だけが夫に尽くすような行為をしていたり、あるいは、妻だけが夫が望むことをおこなっている場合は、そのような夫婦関係の中では、真の夫婦の愛は構築されません。

 

さらには、

 

・妻が夫に対して、非難する言葉や罵倒する言葉を吐き、夫を無視している状態

 

・夫が妻に対して、非難する言葉や罵倒する言葉を吐き、妻を無視している状態

 

・妻は夫をATM化し、夫からお金だけをもらい、夫の要望を叶えてあげたり、夫に寄り添おうとしない

 

・夫は妻を家政婦扱いし、妻を女性として見ずに、妻の要望を叶えてあげたり、夫に寄り添おうとしない

 

このような状態で、夫、または妻に、尽くすようなことをしたり、夫、または妻の言いなりになって従ってあげることも、適切ではありません。

 

もしも、あなたの配偶者が、あなたに対して理不尽な態度や、あなたを蔑ろにするような行為をおこなっている場合は、そのような配偶者の行為を続けさせてはいけません。

 

もしもあなたの配偶者が、あなたに対して愛情ある行為を与えてくれていない場合、あなただけが、配偶者に尽くすことは適していないのです。
 

夫婦関係が悪くなったり、配偶者から離婚と言われてしまった場合、多くの皆さんは、自分の配偶者に対して、尽くす方向に向かうようですが、残念ながら、その方法では配偶者が離婚撤回することはありません。

 

夫婦間では、無償の愛は成り立ちません。

 

もっと厳密に言うと、人間同士の関係性の中では、無償の愛は成り立たないのです。

 

人間という生き物は、どうしても『見返り』を求めてしまうのです。

 

でも、私個人的には、見返りを求めてもいいと思います。

 

特に、夫婦の関係性においては、ある程度の見返りがないと、お互いの愛も冷めていってしまうからです。

 

 

こちらの記事でお話しましたとおり、私の主人は、このような形で彼の愛情を私に示してくれます。

 

そもそも、基本的に私は、私に尽くしてくれる男性が好きです。

 

私が自分のパートナーを選ぶ基準のひとつに、

 

・男性が私に尽くしてくれること

 

があります。

 

そのため、私は自分に尽くしてくれない男性は、そもそも、最初から選ばないという基準を持っています。

 

では、私の主人は、ただ私に尽くすだけの男性かというと、決してそうではありません。

 

私は、主人に尽くすということはしておりませんが、主人が『優先順位を高くして望んでいること』を、満たすことだけをおこなっているという状態なのです。

 

私の主人は、家事、お料理、お掃除、洗濯などといった、いわゆる『家庭のことや家のこと』を、私にはまったく望んでいません。

 

彼は、もっと違う次元のことについて、優先順位を高く持っているため、私はそれらを満たすことを継続しているだけなのです。

 

それがあるからこそ、主人としては、私が望むことを叶えてくれる状態なのです。

 

このことから言えることは、夫婦関係の修復の仕事に従事している私たち夫婦は、

 

・夫婦の間では、無償の愛というものが成り立たない

 

ということを、十分に理解しているからこそ、お互いに『お互いが望むものを与え合う』ことを継続しているのです。

 

あなたは、あなたの配偶者と、お互いに望むことを与え合う関係を構築していますか?

 

男女というのは、お互いに望むことを与え合う関係を構築するからこそ、夫婦の愛が消えないのです。

 

夫婦コンサルタント

伊藤敏恵

 

 
【伊藤敏恵ポッドキャスト】人気配信中!