タイトル
: 好きなんだもん(좋은걸 어떡해)
ジャンル
: ドラマ(製作:SBS)
放送開始
: 1994.07.13`
PD
주병대
脚本
신동익, 오수연
出演者
이대근, 서승현, 엄유신, 김찬우, 박세준, 강문영
ヨンウ氏の役柄
ハン・ジェグ(한재국)
家主ハン・ビョンテの次男、フランス人女性と結婚するジェスの弟
あらすじ
:
建築業を営むハン・ビョンテは、友人ファンボン・テボンに部屋を貸すことにした。テボンはコメディ演出家の息子チャンドゥと大学院生の息子チャンスを連れて引っ越してくる。そこへ、ビョンテの妻ヨンジンの妹も、娘二人を連れてやってくることになった。男ばかりの一家と、女ばかりの一家を同居人に迎えておこる騒動を描いたホーム・コメディ。
当時の新聞記事から、ドラマの内容を探ってみました!
新聞にはテレビ番組欄の欄外に、「本日の放送内容紹介コーナー」がありますよね。
ほとんどがその欄に登場した記事ですが、追っかければなんとなく、どんなドラマだったかが見えてきたので紹介します^^
でも残念ながら、ヨンウッチ演じるジェグに関するコメはありません。。。
✭1994.07.12
『好きなんだもん』放送スタート。
SBSテレビは 13日から毎週水木曜の夜8時50分に、男たちだけの家庭と女たちだけの家庭、男女入り交じった家庭が一つ屋根の下に住むことになって起こるストーリーをコミカルに描いたホームドラマを放送する。
男たちだけの家庭の家長にはオ・ヒョンギョン、女たちだけの家庭の家長にはオム・ユシン、男女そろった家庭の夫婦役にはイ・テグンとソ・スンヒョンが出演。
✭1994.07.13
住居環境変化に戸惑い。
第1話、寡夫家族と女ばかり4人の家族がそれぞれハン・ビョンテの家に間借りすることとなった。
女っ気なく男ばかりで暮らしてきたテボン一家と、女ばかりのキョンジン一家は、トイレや台所を共同で使わなければならない住宅環境に戸惑い、どうしてよいか分からない。
一方、部屋を貸したハン・ビョンテは次々とやってくる両家からの苦情に汲々とする。
✭1994.07.20
マリーズ・ブルーデン「韓国での生活はとても楽しい」
在留8年目「多様な経験を積みたい」
「チゲとマッコリが好き。伽耶琴やパンソリなど、さまざまな種類の韓国音楽を楽しんでいます。特にキム・ヨンドン氏の音楽にはまっているの」
フォークソング・グループ「ヒマワリ」の歌をしっかりと歌いこなすほどに韓国語を流暢に操り、身長160cmと外国人にしては小柄で、顔を覗き込まなければ、マリーズ・ブルーデンは韓国人となんら変わらない。
我が国の文化にどっぷりとはまっているこのフランス女性が、SBSのコメディドラマ『好きなんだもん』に出演、人気を集めている。
13日放送を開始したこのドラマは、父と息子だけの家庭、母と娘だけの家庭、夫婦と子供のいる家庭という3家族が一軒の家に一緒に暮らすことで起こるいろいろな騒動を描くもの。 ブルデンはイ・テグン、ソ・スンヒョン夫婦の長男の嫁の役。
息子役のパク・セジュンがフランスで建築を学び、帰国する際に連れてきた女性がブルーデンだ。
「演技に自信はないけど、いろんなことをやってみたいので出演依頼を受けました。87年、外国人のための歌謡大賞に出演して以来、メディアで活動してきており、カメラを恐れることはないものの、演技経験はないので不安です」
ブルーデンはSBSテレビ開局当時、「ソウル龍山レポート」という番組でリポーターを務めたことがあり、SBSとは縁がある。
MBCテレビ「朝を作る」ではレギュラーゲストとして最近まで活躍、視聴者に顔も知れている。 少し前にSBSテレビ「笑えばいいのよ」に招待されて見せた演技力と知名度が、今回のキャスティングにつながったと言われる。
パリ第1大学在学中であった86年にソウル大に留学してきたブルーデンは、3年間の修士課程を終えた後、アリアンス学院とEBS(教育放送)フランス語語学番組で講師を務めた。 時々、テレビ番組に出演するかたわら、様々なメディアに外国人が見た韓国について寄稿してきた。
「韓国は変化のスピードが速くておもしろいわ。また、フランスにいるより、韓国で外国人として暮らすほうが与えられるチャンスが多いの。」
現在ブルーデンは、ソウル龍山区の一戸建て住宅に一人暮らし。 1年に1ヶ月だけ故郷で過ごし、残りの11ヶ月は韓国で暮らす彼女は、できるなら末永く韓国にいて多くの経験を積みたいと語った。
✭1994.07.27
キョンジン家とテボン家の和解
些細なトラブルでお互い気まずくなっていたキョンジン一家とテボン一家が、お互いを助けて和解する。ビョンテは、学業半ばにして帰国したチェスが、フランスには戻らないと言い出して気を揉む。一方、チェヒはチャンドゥに頼まれたレコードを引っ張り出そうとして転倒した。チャンドゥは申し訳なく思い、チェヒに一杯おごると約束したにも関わらず、後輩と出会って約束をすっぽかしてしまう。
✭1994.08.24
チェスは、セヨンと一緒に家にやってきたブルーデンを見て驚く。チェスは、家族にブルーデンとの仲がバレはしないかと戦々恐々とするが、ビョンテとヨンジンは自分がフランス人と自由に会話している姿を見てまんざらでもない様子。
一方、ソンウはセジンともう一度やりなおそうと言い寄るが断られ、新聞に「イ・セジン、もう一度結婚しよう」と広告を出す。
✭1994.08.31
ブルーデンとチェスが恋人同士であることを告白すると、ヨンジンはあまりの衝撃に卒倒しそうになる。ビョンテも、外国人嫁などもっての他だと反対する。
テボンとキョンジンが二人の仲を知っていたと打ち明けると、ビョンテとヨンジンは裏切られた気分になり、チェスと一緒にキョンジンとテボンまで家から追い出してしまう。
✭1994.09.14
ブルーデンは、キョンジンの必死の頼みを聞き入れ、フランスに帰る決心をする。ビョンテはヨンジンとチェスを仲直りさせるためチェスを殴りつける。
驚いたヨンジンが抗議すると、ビョンテは、「子に勝てる親なんかいない」とチェスの結婚を許してやるよう説得する。ついにヨンジンも外国人嫁を受け入れることに同意する。