昨日のモンテカルロでは、ノヴァク・ジョコヴィッチ、
ラファエル・ナダル、錦織圭を含めて、やっと
3回戦出場選手が全員決まりました！
3回戦出場選手が全員決まりました！
まずは錦織圭（17）vs ポール＝アンリ・マチュー（394）の
2回戦の結果ですが、錦織が6-4, 6-2 で勝利。
今回のお相手、マチューはワイルドカードで参加。
怪我のためランク394位に落ちていますが、現在30歳の
マチューは過去４大会で優勝する大のベテラン。
一回戦では、ドナルド・ヤング（45）を6-0, 6-1 で
破るという快挙を成し遂げ、あなどれない相手！
破るという快挙を成し遂げ、あなどれない相手！
さて1セット目では、錦織のファーストサーブ率が42％と
不調。マチューはここぞとばかりに脅しをかけます。
不調。マチューはここぞとばかりに脅しをかけます。
錦織の９回のサービスゲーム中、なんとマチューは
4度のブレークポイントをつかみますが、
錦織はここぞというところで踏ん張り
冷静にすべての危険を逃げ切りました。
逆に錦織は1ブレークを確保し、これが貯金となり、
無事に1セット目を6-4で錦織が獲得。
2セット目に入ってからは、不調だったサーブが
決まり始めます（ファーストサーブ率73％）。
決まり始めます（ファーストサーブ率73％）。
マチューに１ブレークを与えてしまうものの、
錦織は3度のブレークに成功。
錦織は3度のブレークに成功。
最後は切れのいい、いつものバックコートからの
強力ショットを右へ左へと打ち込み、6-2で
このセットを獲得。無事3回戦進出を決定。
このセットを獲得。無事3回戦進出を決定。
やりました～っ！！！！
思わず錦織と一緒にコブシをあげてしまいました（笑
錦織がここぞという大事なポイントを押さえたことが、
試合の結果を大きく分けましたね♪
試合の結果を大きく分けましたね♪
次の相手は、いよいよトマス・バーディッチ（7）です。
現在錦織がバーディッチに2勝0敗ですが、
クレイで戦うのは今回が初めて。
ここは何としても錦織のバーディッチ3連勝を果たして
もらって、マレーとの準々決勝を実現させてほしい！
＊＊＊
さて残る試合ですが、昨日の目玉は何と言っても
ノヴァク・ジョコヴィッチとラファエル・ナダルの2回戦。
やっと最後はジョコヴィッチが強力なサーブを決め、
ノヴァク・ジョコヴィッチとラファエル・ナダルの2回戦。
最初はジョコちゃんの試合でしたが、アンドレアス・
セッピ（44）に6-1, 6-4 で勝利。
（↓ジョコちゃんの転倒。昨日のモナコの怪我を思い出してヒヤリ）
セッピ（44）に6-1, 6-4 で勝利。
（↓ジョコちゃんの転倒。昨日のモナコの怪我を思い出してヒヤリ）
スコアラインで見るとジョコヴィッチの圧勝ですが、
実際はなんと1時間半もかかるという苦戦。
出だしはジョコヴィッチが2度のブレークを取り
すいすいとリード。
このまま行けばジョコちゃんの独断場、と思いきや、
4-0のジョコヴィッチのサーブで、やっとセッピが
ブレークポイントを握ります。
ブレークポイントを握ります。
ここからジョコヴィッチの勢いにブレーキがかかり、
いったい永遠にいつまで続くのか…という
いったい永遠にいつまで続くのか…という
長いアドバンテージの応酬！
やっと最後はジョコヴィッチが強力なサーブを決め、
5-0となりますが…
次のセッピのサービスゲームでも、ジョコヴィッチが
ブレークポイントを握ったところで、再び同じ状況に。
ここではセッピが逃げ切り、初めて1ゲームを獲得。
観客からも大歓声が沸き起こりました！
結局6-1でジョコヴィッチがセットを取りますが、
2セット目でも、セッピはジョコヴィッチの忍耐を
試すかのように歯向かい、3回のブレークポイントから
逃げ切りサービスゲームを死守します。
逃げ切りサービスゲームを死守します。
でもジョコヴィッチがセット開始後にセッピから奪った
唯一のブレークが決め手となり、6-4でジョコヴィッチの
唯一のブレークが決め手となり、6-4でジョコヴィッチの
勝利となりました。
さて、ジョコヴィッチは昨日発表されたTIME紙の
（世界で最も影響力のある100人）のリストの
一人に選ばれたばかり。
こうなると、ジョコヴィッチは世界ナンバーワンの座の
確保にますますプレッシャーがかかってきました！
確保にますますプレッシャーがかかってきました！
＊＊＊
お次はナダルの試合でしたが、さすがおなじみの
コートというだけあり、ヤルコ・ニエミネン（48）に
6-4, 6-3で楽勝。
コートというだけあり、ヤルコ・ニエミネン（48）に
6-4, 6-3で楽勝。
2005年以来、モンテカルロ7回連続優勝という脅威の記録を
持つナダルですが、この勝利により、今大会通算40試合で
勝ったことになります。すごい…
勝ったことになります。すごい…
また一番気になっているナダルの左ひざの故障ですが、
昨日の試合で見る限り、まったくといっていいほど影響なし！
昨日の試合で見る限り、まったくといっていいほど影響なし！
さて解説者が語るところによると、ナダルのクレイでの
トップスピンは、なんと一分間に平均3,300回転！
うち、2009年には4,900回転を記録 (汗
アニメにしたら凄そうですねヽ(゜▽、゜)ノ
ナダルがクレイの王者の地位を保っているのも
しみじみ納得。
ナダル vs ニエミネン モンテカルロ2012ハイライト
＊＊＊
残りの試合ですが、今回は大きな番狂わせがあり、
去年の準優勝者であるダビド・フェレール（6）が
トマス・ベルッチ（45）に、なんと 6-3, 6-2 で完敗。
今年はフェレールは、なんと3大会優勝、
24勝3敗という素晴らしい成績を収めている上、
彼が最も得意とするクレイでの初戦敗退となり、
今大会でも一番の番狂わせとなりました。
でも昨日のベルッチは明らかに上をいっており、
強力なサーブが次々に決まり、素晴らしい
パワフルなショットをバックから繰り出します。
そのためフェレールは後方へと追いやられ、
試合の波に乗ることができませんでした。
スペインのテリア犬とあだ名されるフェレールも、
今回ばかりはお手上げだったようです。
「今日はいいプレイができなかった。でも僕の相手は
1セット目も2セット目も、すべての瞬間において
僕よりも上回っていた。
僕は沢山のミスをした。足の動きも遅かった。
彼は非常に攻撃的で、正確なプレイをした。
彼は僕よりも上の選手だったんだ」
＊＊＊
実は昨日、錦織の試合のあとにヘアドレッサーに
行ったのですが、新しい私の担当のお兄ちゃんが
あれもこれもと試したがって、結局5時間も
椅子にがんじがらめ（笑
でもすごく素敵なハイライトとか入れてもらって
結果は非常に満足です。
ということで、この記事をアップするのが今朝に
なってしまいました。
実は昨日、錦織の試合のあとにヘアドレッサーに
行ったのですが、新しい私の担当のお兄ちゃんが
あれもこれもと試したがって、結局5時間も
椅子にがんじがらめ（笑
でもすごく素敵なハイライトとか入れてもらって
結果は非常に満足です。
ということで、この記事をアップするのが今朝に
なってしまいました。
これからマレーの3回戦が始まるので、
今日はここまで～っ！
相手はマレーお得意のフランス人、ジュリエン・
ベネトーですが、初戦がよすぎたために
今日はなぜか胃が痛い…