マレー: レンドルは今でも学び続けている | マレー・ファン@ラブテニスワールド

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英国テニス・ナンバーワン選手のアンディ・マレーを応援しながら、
ロンドンでの暮らしを綴るブログです♪
マレーがついに2012年ロンドン五輪で金&銀メダリストとなりました。
一緒に応援してくださった皆様、本当にありがとうございました!

さて、アンディ・マレー[4]ミロス・ラオニッチ[26]の3回戦の
試合が始まる前に表題のブログを書き終えようとしていたところで
ニュース!

ラオニッチが試合を棄権!

練習中に足首に怪我を負ったのが理由とのこと。

「マレーのような器量のある選手と戦うのに、フィットネスが
 40%の状態で挑むのは納得いかないからね。

 昨日一時間の練習をした後、後ろに下がるときに足首を
 ひねってしまった。ダブルスの試合中もよくならず、今朝も
 どんな動きをしても痛みが走るようになってしまったんだ」

ということで、マレーはラオニッチと初めての試合をすることは
できませんでした。

これはちょっと残念?それとも…

ファンとしてはほっとしてます(爆

というのも、次はフランスのジル・シモン[13]

マレーはフランス人選手が大の得意。シモンは世界ランクでは
ラオニッチより上とはいえ、時速140マイル(225キロ)の
サーブを放つラオニッチの方が、がくがくぶるぶるでした。

以前のブログでマレーとフランス人選手のことについて
書きましたのでお読みくださいね。


ということで、ちょうど始まった錦織選手の試合に没頭できます!

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レンドルが無事にマイアミでマレーチームに合流して、
前回はちょっと興奮しすぎた私です(汗

あの試合のあと(マレーは初戦でアレジャンドロ・フェラに
6-2, 6-3 で勝利)、マレーがBBCとのインタビューで、
レンドルについて語りました。

音声はこちらからどうぞ

インディアンウェルズでの初戦敗退について聞かれ、マレーは
以前よりもずっと前向きな対処ができるようになったと
語っています

「イワン(レンドル)がいることによって助けられているよ。
 彼も同じ経験を何度も繰り返してきているからね。

 1,2年前だったらこれは大きな問題だった。
 ひどい試合をした後、問題点を解決することに集中するよりも、
 この出来事が長く引きずり練習にまで影響を与えていた。

 年を重ねるごとに対処の方法を学ぶけど、イワンはどんな
 アドバイスをすればいいかよく心得ているんだ。

 もちろんいろんな状況が起こるたびに、イワンだったら
 何をしてどう対応するかについて質問するよ。

 でもテニスのような個人競技では、最も重要なコーチの役割は、
 選手の言葉を聴き、彼らの脳がどう働いているかを
 ピックアップし、
プレッシャーに立たされたときに
 コートで彼らが何を考え、どうすれば彼らがリラックスできる
 のかを理解することだ。
 イワンが素晴らしいのはまさにその点なんだ」

またマレーがレンドルから受ける感銘はそれだけではないそう…

「彼はコーチをした経験がないので、他のコーチからいろんな
 アドバイスを受けたそうなんだけど、彼のような偉大な
 プレイヤーが他の人からの助けを求める姿勢もとても新鮮に
 感じるよ」

その姿勢は、レンドルがグランドスラム8回優勝を果たすために
どれだけの努力をしたかからも分かります。

「選手時代、彼はライバルのことを学ぶためにあらゆる手を
 尽くしたけど、中には変わった手段もあるよ。
 たとえばジョン・マッケンローやジミー・コナーズが使っている
 ラケットで練習し、彼らがどんな感触を得るか、また何が
 できたりできなかったりするかを学び、そこから戦略を変えたり
 していったんだよね。

 僕はそこまではしないと思うけど、それが彼の考え方だった。
 彼は普通とは違うことを沢山試したけど、それが彼を偉大な
 選手にした理由なんだ」

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今日も暖かい一日を迎えたロンドン。

近くのリッチモンドパークでピクニックを楽しんだのですが、
なんと少し日焼け。

といってもまだ日陰に行くと肌寒いんですけどね~


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