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Photo by Nenad Stojkovic
つまらないモノは欲しくない。
今日は、ボクらは“モノ”が欲しいんじゃない…
というお話。
こんばんは。黒岩＠メンタルコーチです。
うちの近所のマンションの駐車場に、
ある北欧メーカーの古いワゴンが
停まってるんです。
たぶん（というか、絶対）、そこの住人の
乗ってる車なんだろうけど…。
今の車ではありえない、めちゃくちゃ
四角くくて、無骨なデザイン。
近年、国産車でも“ネオ・クラッシックカー”
として、1980〜90年代の旧車が、一部の人に
人気で、それは輸入車でもそうらしい。
今は、車が売れない（とくに都会は）時代で、
そのなかで“売れる”車を造ろうとしたら、
どうしても、エコ＆機能性重視で、無難な
デザインに落ち着いてしまう。
確かに、便利だし効率的だし、燃費もいいし、
エコだし、人も荷物もいっぱい積めるし、
いいことづくめ。
だけど…。
その結果、どれもこれも似たりよったりで、
なんか“つまらない”し、セクシーじゃない…
というのは、以前お話ししたとおり。
（この辺は、だいぶボクの“好み”もあるけど。）
可愛くないし、オシャレじゃないけど…好き。
一方、いろんな意味で“勢い”のあった時代の
車は、良くも悪くも個性的で、カッコいいもの
からブチャイクなものまで、いろいろ挑戦的
だった気がする。
だから、その当時を知る人たちはもちろん、
それを知らない若い人たちの一部に“刺さる”
んだと思うんだよね。
…って、ちょっと話が逸れた。
件の北欧車は、基本設計とデザインは
1970年代からほとんど変わらず、
見るからに「レトロ」な味わい。
だけど、ついついそこを通るたびに、
ちらっと見ちゃうんです。
それは…。
昔々、“遠距離”で付き合っていた
彼女が、その車に乗って、駅まで
ボクを迎えに来てくれたから♪
正直、女性が乗るような、可愛さもないし、
ぜんぜんオシャレじゃないし、ボク好みの
セクシーなデザインじゃない。
（実際、“彼女”の車ではなく、家族の車だった。）
だけど、そんな無骨でレトロな車の運転席に、
華奢でめちゃくちゃ可愛い彼女が乗っている
姿が、すごく印象的だったんです。
そして、ボクを見つけて、すごく嬉しそうに
笑う、屈託のない笑顔も…（≧∇≦）
けっきょく、ぜんぜんカッコいいと思って
いなかった、（むしろカッコ悪いと思っていた）
その車が…その日以来、好きになっちゃいましたｗ
（えぇ、単純ですいやせんm(_ _)m）
ボクらが求めているもの。
車みたいな、量産される“モノ”は、正直、
どこで何を買っても同じ。
…なんだけどね。
そこに、想いや記憶、願いや期待なんかが
紐付くと、それは単なる“モノ”じゃなくなる
んだよね。
がんばって買った銀のオイルライターとか、
相手と同じブランドのキーホルダーとか。
夜空で掴んだ星屑のネックレスとか、
キリンが逆立ちしたピアスとかｗ
あ、そうそう、以前お話しした、女性が
髪をまとめる「シュシュ」なんかも♡
つまり、ボクらは“モノ”が欲しいわけじゃ
なくて、それにまつわる“エトセトラ”に
惹かれるってことなんです。
あなたには、そんな“モノ”はありますか？
それは、なんですか？
そして、そこには、どんな物語や、
“エトセトラ”がありますか？
何かヒントや得るものが
あれば幸いですm(_ _)m
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今日も最後まで読んでくれてありがとう。m(_ _)m
