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Photo by Steve Hardy
「ついつい、周りに流されちゃうんです…。」
流れる。流される？
こんばんは。黒影＠メンタルコーチです。
こんなことで悩んでる人も多い。
キミが何かをやりたい／変わりたいって思ったときに、誰かに否定されたり、止められたり、説得をされて…。
たとえば、キミがインドに旅行したい…そう思ったとする。
スケジュールも決まって、お金を振り込んで…あとはスーツケースに荷物を詰めて出発日を待つだけ…。
朝日を浴びながら、ヨガをしたり、瞑想したり…これから待っている新しい体験に胸を高鳴らせて、ドキドキ＆ワクワクっ！
あ、そういえば、念のために親にも言っておかないとな…そう思って、
「私ね、来月インドに行くんだーっ！」
すると、それまで家族団らんで和やかだったのに、一気に暗雲が立ち込めて、もぉね…烈火のごとく怒りはじめた。
「こんな間際まで黙ってたなんて、何を考えてるんだ！」
「今は、海外でテロとか危ないのに…そんなところにわざわざ行くなんて。」
「お前のことが心配だから言ってるんだぞ！」
「親の不安が分からないのか！？この…親不孝者っ！」
「オレは絶対に許さんっ！キャンセルしろっ！！」
…とまぁ、こんな感じ。
ちなみにこれ…ある女性に起こった、リアルなお話。
さて…キミだったらどうする？
選択と決断は誰がする？
ちなみに、彼女の両親が反対したのは、最近頻発してるテロなどの危険を考えて、純粋に心配してのことなんだけど…。
そんな両親の気持ちが痛いほど分かるから、やっぱり行かないほうがいいかな…。
今行かなくても、また情勢が落ち着いたら、行く機会もあるだろうし、早くキャンセルすれば、キャンセル料も少なくて済むし…こんなに反対されるってことは、行くなってことなのかも…。
そうやって、行くのをやめたとする。
でも、あとになって、
「ほんとは、あのときすごく行きたかったんだもんっ！それなのに、あんなに反対するから…あなたたちのことを思ってキャンセルしたんだよっ！私の人生なのに…。」
…なんて、親や他人の意見に“流された”ことを後悔したり。
現状維持の足かせ。
でも…ちょっと待てよと。
キミの人生なんだったら…誰か、何かに「流された」なんて、言い方はおかしいよね？
これから言うことは、人によっちゃあ、ちょっと耳が痛いかもしれないけど…。
納得しようがしまいが、誰かに勝手にキャンセルされたわけじゃなくて、彼らの意見に耳を傾けて、キミがキャンセルするって決めたんでしょ？
つまり、いろんな選択肢のなかから、キミが選んで、キミが下した決断なわけで、それを人のせいにするのは…おかど違いってことだよね(^_-)-☆
もちろん…不安や心配ってやつも分かるよ。
でも、それこそ…キミに変わってほしくないっていう、自分や相手の心のブレーキ、現状維持のプログラムだとしたら…。
キミはいま、まさに自らの信念を試されてるわけ。
誤解しないでほしいんだけど、だからといって、親や兄弟、パートナーをないがしろにしろって言ってるんじゃないよ。
彼らの意見には、耳を傾けて、きちんと聴いたうえで…やっぱり、キミが決めるんだ。
ちなみに…。
件の彼女は、親と大げんかして、今のところ説得できてないらしいけど…“流される”ことなく、来月はやっぱりインドに行くそうな。
できれば、気持よく送り出してもらえるといいんだけどね(^_-)-☆
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