モテない彼女の理由。 | モテる方法:大人の恋愛心理戦略〜モテの流儀〜

モテる方法:大人の恋愛心理戦略〜モテの流儀〜

「あの人から好かれたい。」相手の心を揺さぶる人なら誰もが知っている潜在意識のお作法で、好きな人からモテるようになる「恋愛心理ストラテジー」。心理・催眠・NLP・コールドリーディング…すべてはモテるためである。

こんばんは。黒影@恋愛戦略家です。

ずいぶん昔…ある女の子と話をしていて、なんとなく感じたことがあった。

「あぁ…この子…モテないだろうなぁ。」

って。

顔はまぁ普通だし、ニコニコ笑顔で人当たりもいい。

飲み屋で料理が出てきたら、取り箸を使って、みんなに取り分けてもくれる…。

女性向けの恋愛マニュアルを読めば、必ず載っているような
「モテる女」になるためのセオリー
バッチリ踏んでるわけだ。

なのに…。

「ボクは…ムリだわ。」

って感じたわけだ。

話を聴いてみると、実際、なかなかいいパートナーが見つからないらしい。

なんでだろうって思ったら、すぐにその原因が分かった

モテない理由。


モテない理由ってのは、もちろんいろいろあるんだけど、
その子の場合は…ズバリ、人の話が聴けないってこと。

いやね、実は「聴く」ことはするんだよ。

でもそれは、相手の話を聴くっていうよりは、相手が何か話をしてると、
絶妙に「間の悪い」タイミングで話の腰を折って
「自分の聴きたいこと」を質問する…って感じなんだ。

キミ:「これこれこうでね、アレが何でね、そしてそれがすご…」

彼女:「これこれって、実はほにゃららってこと?」

キミ:「い…え?あ、うんそうそう。」

彼女:「ふーん。やっぱり!あ、ごめんごめん、それで?」

キミ:「えっと…それがすごくテケテケだったんだよ。」

彼女:「私はね、テケテケってのは、ムニャムニャって思っててね…」
もちろんね、人は男女問わず、自分のことが一番好きで、
一番重要で、特別で価値があるって思ってる。

だから「自分が気になること」を聴きたいのは当たり前の衝動だ。

さらに…女の子って、みんなじゃないけど、基本的に話すのが好きで、
人の話を聴くのは苦手って子も多い。
(マックで若い子たちの会話を聴いてると、よくあれで会話が
成り立ってるな…って思うもんw)

心理だのなんだのっていう世界に足を踏み込むと、話を最後まで
聴けないって人が、いかに多いかってことに気づかされる。

確かに、その彼女は「自分が聴きたいこと」が気になったから、
質問をしてくれたんだけど、話をしてる側からすれば、
話を途中で切られて、違う方向に行っちゃったら…
やっぱり気持ちよくない。

どんなに可愛くても、人当たりが良くても…いざというときは
ちゃんと人の話を聴くことができないと…けっきょく、
その子と話をしたくなくなっちゃうんだよね。

聴かないカップル
photo by MinnesotaDavis

「聴く力」の本当の意味。


そしてもちろん…これは、女の子だけじゃなくて、男にも言えること。

むしろ、女の子のほうが「話したがり」なわけだから、男にとって、
相手の子が話したいことを「聴く力」ってのは、
めちゃくちゃ重要なわけだ。

以前、ある有名なメンタルコーチの方とごはんを食べてたときも、
ある勉強をしたあとで、そんな話になった。

彼女も、ボクと同じように感じていて、

「コミュニケーション・スキルみたいなものを学んでるくせに、
それができてない人がかなり多い。」


…というか、そんなことを学んでいるにも関わらず、
講座やワークなんかに参加すると、余計それが目立つと。

つまり、ボクらみたいに「コミュニケーション」を学んだ…なんて
思っている人間は、変にいろんな知識やスキルを持ってるからこそ、
特に気をつけなきゃならないんだ。

もちろん、ときどき本題から外れて、ダラダラと話し込んじゃう人も
いるから、そういうときはうまく「質問」を使って、それた横道から
本道に戻してあげることが必要だ。

でもそれは、あくまでも相手が話したいことを引き出すためのもの。

人を巻き込むには、言葉巧みに「うまいお喋り」ができることも、
ないよりはあったほうがいい重要スキルのひとつだ。

でもね、やっぱりそれと同じぐらい…相手の話したいことを聴く力
ってのも、すごく重要なわけで、意識して鍛えていかないとね。

それを鍛えるには…すごく単純だ。

相手の話が一段落するまで、聴き役に徹するってこと。

単純だ、なんて言ってるけど…これがなかなか難しい。
だって、ムクムクと「自分の聴きたいこと」が湧いてくるから。
でも、だからこそ訓練が必要なんだよ。

件のその女の子とは、今は接点がないから、けっきょくそれっきり
だったけど…はたして、いいお相手は見つかっただろうか…。