今日は日曜日だから、みんなもゆっくりしているんじゃないかな?なので…ちょっとばかりオトナの恋愛について。
たとえば、合コンで知り合ったり、会社や学校、習いごとなんかで素敵な出会いがあったりして、いろんなスキルやテクニックを駆使して、お気に入りの女の子をデートに誘うことができた。
まずはオープナーを使って、会話のキッカケを作り、そして彼女のリズムにペースを合わせ(ペーシング)ながらラポールを築き、そしてダブルバインドや結合法なんかを使いながら、さらに関係を深めていく…。
それぞれのスキルやテクニックは、最初はぎこちないかもしれない。
でも、彼女に限らず、普段から相手を観て、相手の感情や感覚を汲み取るセンサーを敏感にして、そして、自分自身の表現の仕方も研ぎ澄ますことは、キミの人間関係をより豊かにする。そして…確実に今よりも数段モテるようになるはずだ。
スキルやテクニックなんて…っていう風潮もあるけど、やっぱりマインドと同じくらい、技術に磨きをかけることも大切なんだよ。
そして、オトナの恋愛であれば、セッ○スもまたとても大事なコミュニケーションのひとつだ。
下世話な言い方をすれば、それがない恋愛なんて、中途半端なままごとみたいなもの。子どもが思い描くプラトニックラブなんて、幻想に過ぎないんだから。
photo by Philip Fibiger
じゃあ、女の子を初めてホテルに誘う場合、どんなタイミングで誘うのがいいか…。
それは、彼女がホテルに行くことを受け入れているとき…つまり、その覚悟ができているときに誘うのが一番だ。
さて、キミはすでに、お気に入りの彼女と何度かデートもした。相手を知り、そしてキミ自身も知ってもらった。
そして、ホテルに行くまであともう一歩…そんなときに、
「ホテルに行こう。」
と、直球で誘うことが「許される」んだったら、それに越したことはない。自信を持って彼女にそう言えばいい。
けれども、まだ探り探りの状態であれば、前提を含んだ会話で“あたり”をつけるのがいいだろう。
ちょっと気の利いたバーや、夜景の見えるラウンジなんかで、ふと会話が途切れた…。
たとえばそんなとき…
キミ:「初めてが…ラブホテルじゃ雰囲気がないよなぁ…。」「初めてが…」
彼女:「え?」
キミ:「ところで、○○ちゃんって、普段朝食は何を食べる?」
彼女:「パンが多いかなぁ…。」
キミ:「じゃあ、飲み物はコーヒーか紅茶?」
彼女:「紅茶かなぁ…でも、普段はだいたい100%のオレンジジュースだけど。」
キミ:「だったら…やっぱりビュッフェ形式の朝食がいいね。」
という部分には、当然「初めてのえっちが」という含みがある。そして、そのあとに「ラブホテルじゃ…」って言ってるわけだから、彼女は必然的にキミとのセッ○スを無意識に想像する。
そして、
「初めてのえっちだったら…やっぱりどこか雰囲気があるほうがいいかなぁ…。かと言って、彼の部屋にいきなり行くのは軽く思われるかもしれないし…私の部屋?…うーん。やっぱりダメっ!」
そうやって、瞬間的に空想の世界に思いをめぐらせている最中に、
「普段朝食は何を食べる?」
って、一見全く関係のない会話で彼女を混乱させる。(混乱法)
混乱することで、その前の会話は忘れ去られて、潜在意識の中に落ちていくんだ。
そのあとの会話は…朝食について話しているだけだ。けれども、これは暗にキミと過ごしたあと、一緒に朝を迎えることが「前提」になっている。
(一見全く関係ない…って言ったけど、実は大いに関係がある話だ。)
「初めてのえっち」のイメージが潜在意識にある状態で、朝食の話をする…。
意識・無意識に関わらず、女の子は“否が応にも”キミと朝まで一緒に過ごすことを、心の奥底で思わずにはいられない。
あとは、そのお店を出たあとで、「じゃあ、行こうか…」と、当たり前のように、ホテルに向かっていけばいいんだ。
これまで、いくつか「前提」を含んだ会話を例にあげたけど、普通の会話のなかで、自然に前提を散りばめることで、キミの意図を彼女の潜在意識に滑りこませることができるんだ。
・そうだ。デートに行こう。~前提~
・前提を駆使してデートに誘う。解説編。~前提~
・恋に落ちるシュミレーション。~前提~
こうやって、文章にして説明すると、
「こんなに簡単なことが…」
って、キミは思うかもしれない。
でも、前提は、簡単だからこそ、相手に気づかれることがない。そして、相手が気づかないということは、彼女が「自分でそう思った」…と、思わせることができる、非常にパワフルなものなんだ。
だから、お気に入りの彼女に使う前に、ぜひ最初は意識しながら、仕事や友人関係など、いろんな人に試しながら練習してみてほしい。
これは、誰もが使える「心理的な技術」だから、繰り返し使うことで、どんどん上手くなっていく。
そして、それがスキルやテクニックを凌駕して、自然にできるようになったとき…キミは必ずモテていることに気づくはずだよ。