女の子を“その気”にさせる、暗示トークの真髄は、キミが女の子に「感じさせたい感覚」を想像させてイメージさせることだ。
以前お話したとおり「自分で考えたことや想像したこと」(想像力=潜在意識)は、彼女の頭の中で自然発生的に起こることだから、彼女自身は否定する(意志=顕在意識)ことができない。
(潜在意識の4大法則:「意志と想像力が争えば必ず想像力が勝つ。」を参照。)
そして、ボクたちがそのイメージを刺激するような言葉やストーリーを語るだけで、女の子は自分で“勝手に”そのイメージを膨らませて、より深い想像の世界に没入していくんだ。
逆を言えば…キミがある意図(デートする、セッ○スするなど)をもって、彼女に気づかれずに誘導(間接的に催眠状態に導く)することができれば、直接「口説く」なんてことをしなくても、相手を「口説かれモード」にしてしまうことができるってことだ。
女の子を、「キミが意図した想像の世界」(イメージ)に没入させる…つまり、トランス状態にするには、キミは「リアルな想像」を作ってあげることだ。
そのためにパワフルな威力を発揮するのが、以前お話した、彼女の「感じる」言葉…つまり、彼女の「モダリティ=属性」を使うってことだ。
![青空と雲と風](https://stat.ameba.jp/user_images/20130906/23/lovestrategist/94/28/j/o0399060012675024619.jpg?caw=800)
photo by michelle j
たとえば、
「今日は天気が良かったね。」
という言葉。
これは、天気が良かった…という事実をただ言ってるだけ。
確かに情報としては伝わるかもしれないけど、そこにはリアルな感情や感覚は含まれていない。
「どんなふうに天気がよかったのか?」
「どう感じたのか?」
「嬉しかったのか?」
「楽しかったのか?」
「どんな気分になったのか?」
こういった、感情や感覚を揺さぶる言葉を使って、「天気が良かった」ことを伝えると、女の子の想像力を刺激することになり、彼女はリアルに感じ、イメージすることができる。
さっきの「天気が良かった」という言葉を例にとると、
「今日は、まるで絵の具で描いたような綺麗な青空で、白い雲がくっきり映るほど…ああいうのを『抜けるような青さ』っていうのかな?」…と、こんな感じ。どうだろう?
「頬を撫でる風も、少しくすぐったく感じるほど、軽やかで涼やかで…気持よかったなぁ。」
「街を歩いていても、気分がウキウキしちゃうくらい…すごく天気が良かったね。」
ただ「天気が良かった」って言うよりも、わくわくとして心地よい感覚がリアルにイメージできたんじゃないかな?
そして、このイメージを強固に、かつ生き生きと想像させるには、彼女の属性(モダリティ)を利用して、それに沿った言葉や表現を使うんだ。