女の子の言葉を繰り返すだけで、彼女の深い部分と繋がることができる3つの理由。 | モテる方法:大人の恋愛心理戦略〜モテの流儀〜

モテる方法:大人の恋愛心理戦略〜モテの流儀〜

「あの人から好かれたい。」相手の心を揺さぶる人なら誰もが知っている潜在意識のお作法で、好きな人からモテるようになる「恋愛心理ストラテジー」。心理・催眠・NLP・コールドリーディング…すべてはモテるためである。

こんばんは。黒影@恋愛戦略家です。

前回、女の子の言葉を拾って返す「バックトラッキング」の話をしたが、なぜあんな簡単なことでラポールが築けるのか…キミも不思議に思ったかもしれない。

けれども、効果があるその裏には、少なくとも3つの理由がある。

それは、

1.「話をちゃんと聴いている」ということを伝える。
2.彼女の「自己重要感」を満たす。
3.強力な「YESセット」を形成する。


というものだ。

心の声を聴く
photo by Olivia Alcock

まず、1つ目の理由「『話をちゃんと聴いている』ということを伝える」…というのは、あまりにも当たり前で拍子抜けするかもしれない。

けれども、その当たり前なことが、実はみんなできていない
なぜなら、周りの連中は、彼女の話を聞いているんじゃなくて、「自分が聞きたいこと」を聞いているだけだからだ。

女の子の言葉や感情、または要約を返すには、当然、彼女の表情や感情に気を配り、彼女の言葉を注意して「聴いて」受け止めなければならない。

それが結果として、キミが女の子の話を「ちゃんと聴いている」ということを伝えることになるんだ。

2つ目の理由「自己重要感を満たす」というのは、どういうことだろうか?

人は誰でも「他人から認められたい」「自分を認めたい」という承認欲求を持っている。

この承認欲求というものは、普段なかなか満たされていないので、バックトラッキングするために女の子の話をちゃんと「聴く(傾聴する)」ことによって、女の子に「あなたは価値のある存在だ」ということを、返す言葉だけでなく、言葉以外で伝えることができるんだ。

また、キミの「聴いている」という姿勢は、女の子の潜在意識に伝わって、それ自体が「この人は聴いてくれる=受け入れてくれる」というメッセージになるんだ。

つまり、他の人は聴いてくれないけれど、キミはちゃんと聴いてくれる…彼女にとって、自己重要感を満たす特別な存在になれるってことだ。

そして、3つ目の「強力な『YESセット』を形成する」というのは、どういうことだろうか?

YESセットは、心理学の「一慣性の法則」を利用したテクニックで、

「小さなYESを積み重ねることで、次の大きなYESを引き出しやすい」

とか言われているやつだ。

ビジネス書なんかでも、交渉術のひとつとして紹介されているけど、それらはだいぶ薄められてしまって、正直、使いものにならない。(YESセットについてはまた後日。)

けれども、バックトラッキングで、キミが繰り返す言葉は、正真正銘、彼女自身が語った言葉だ。

ということは「絶対にNOにならない」ってこと。

彼女「昨日ね、幼なじみ3人で飲みに行って、めっちゃ楽しかった!」

キミ「へぇー!幼なじみ3人で飲みに行ったんだー!」

彼女「うん!でね、恵比寿の小さなイタリアンだったんだけど…」(YES)

キミ「うんうん」

彼女「リーズナブルなのにけっこう美味しくてね、ワインも3本あけちゃった」

キミ「あはは。3人でワイン3本も?」

彼女「うんwすっごく楽しくて、あっという間だったの!」(YES)

キミ「いいなぁ!あっという間に感じるほど楽しかったんだね!」

彼女「うんっ!めちゃくちゃ盛り上がった!」(YES)

これは、ビジネス書にある、その日の天気の話をするような、ただ「YES」になるようなバカな質問じゃない

まさに彼女から生み出された、彼女のストーリーそのものを返すことになるから、自己重要感を満たす強力なYESセットになるんだ。

女の子の言葉を拾って返すというテクニックが、ラポール形成に有効な3つの理由…理解してもらえただろうか?