酒屋のおばあちゃん | 7世代先の事を想って・・・ 

7世代先の事を想って・・・ 

インディアンは自分のことでも、自分の世代のことでもなく、来るべき世代の孫や、まだ生まれていな大地からやってくる新しい生命に思いをはせた。3.11以降、それ以前と同じ生活は出来ないよ・・じゃ、どうする?ココロからのメッセージを書き留めたいと想っています。

近所の酒屋さんのおばあちゃん。

すごく愛想が良くて大好きだった。


・・・ここ数日、お店が閉まってた。


旅行にでも行ってはるんかな、なんて、
のん気に思ってた。


そうじゃなくて、おばあちゃんが・・・


急逝した・・・


お店の前で急に倒れて、

そのまま帰らぬ人になったって。


ほんの一週間前、笑顔で会話を交わしたおばあちゃんが、


今はもう、居ない。


ショックだった。


儚い・・・・・


3.11の時も強烈に思ったことだけど、


時間と共に、何となく忘れてしまう。


先日NHKで、『卵子の老化』を取り上げた番組を見た。

30代や40代でも、頑張れば若々しく保つことが出来る。

でも、卵子は違う。


卵子は年齢と共に確実に老化していて、
30代後半から、40代に入ると、急激に妊娠しにくくなる。
何故なら、卵子は、もうおばあちゃんだから・・・


言いようのない、

突き上げるような痛みが胸にきた。


私の卵子は、全員おばあちゃんに違いない。


でも・・・だからって

どうしたらいいんだろう。


今までの人生・・・・・・・・・・


何かを犠牲にしてきた気になった。



酒屋のおばあちゃんのように、


いつもあった笑顔が、


明日はないかもしれない。



明日はないかもしれない大切な私の1日、1日。


犠牲にしてはこなかったか。