令和6年4月26日 病院

 

GW前の金曜日という事で、新幹線はほぼ満席状態。

報道されているように、外国人の方が多く乗車されていました。ちなみに私のお隣も外国人の男性でした。

みんなどんな思いで旅をされてるのかなー?

 

今日もいつものように歯科衛生士さんのクリーニングから。

他院での奥歯の治療も終わったので、今日はマウスピースの型どりをするかもですねー。。。とかいろいろなお話をさせていただきながら歯石をきれいに取っていただきました。

 

歯「マウスピース使わなくて、顎が痛くて日常生活に支障は出てない?顎は痛くなったりした??」

 

お母さん「顎の痛みは、時に出たりはしますけど以前のように持続することがないので日常生活に支障はないです。」

 

歯「マウスピース使わないで強い痛みが出てないんだったら

このまま使用しないで様子をみて、また痛みが出るようだったらマウスピースを作ろうか?どのような痛みが危険かっていうのは、経験しているももさんはわかってるよね。

前も言ったように、食いしばりのある人って歯が動きやすいからそうなったら、日常的にマウスピースを付けないといけなくなるかも…

他に、なにか不都合を感じてるとこはない??」

 

お母さん「困りごとと言えば、上顎部の骨隆起なんだけど、これが

熱いものを食べると火傷して口内炎になるんです。私としてはこれを切除してほしいんです。それともう一つ、前歯のかみ合わせの事です。前歯がかみ合わないことによって食べ物をかみ切ることができないので、食事の食べにくさがあるんですよね。これって治療はできるんですか?」

 

歯「前歯のかみ合わせの治療は、歯列矯正があるんだけど

これだけではダメなことが多くて、顎の骨を切って高さ調整をすることになるんだよね。でも、ももさんのように顎関節症がある人は痛みが出ることがあるからお勧めはしないかなー。

骨隆起は、のみのようなもので採る手術になるけど、そんなに大変な手術ではなくて、局部麻酔で日帰りの手術で出来ると思うよ。これは口腔外科になるから、一度そちらでの診察を受けて話を聞いたらいいよ。もし行くなら紹介状を書くけどどうする??」

 

お母さん「わかりました。次回の診察までに考えてきます。

ありがとうございました。」

 

その後、歯科衛生士さんからのお話があり、かみ合わせ調整も、するしないに関係なく、こちらに来られている専門の先生に今の状況を見ていただき相談をすることもできますよと教えていただきました。また、骨隆起の事も、口腔外科への紹介はいつでもできるのでお気軽にお話しくださいね。という事を言っていただき、とてもありがたく思いました。

 

かみ合わせの方は、とても大変な治療になりそうなので保留という事にして、骨隆起の方は治療をして頂こうかと考えています。
 

 

 

令和6年3月27日病院

 

チューリップ術後1か月チューリップ

 

今日は春休みに入っていたせいで、新幹線も乗降者が多く、

駅構内も人でごった返していました。

報道なんかで言われているように、外国人観光客が多いイメージです。

そんな中、術後1ヶ月の受診に行ってきました。

 

ラブラブ診察室にてグリーンハーツ

 

K先生:「脂肪移植した、頬はどんな感じ?」

 

もも:「ちょっと、サイズが小さくなった感じですかね。」

 

K先生:「確かに、だいぶんボリュームはなくなってるね。

口角はどう?まだ食べ物が漏れたりする?

唇の脂肪はかなり減ってるけど。。」

 

もも:「今のところ、まだいい感じですよ。唇に移植した脂肪は残ってないのかもしれないけど、その周りには、まだしっかりと残ってるので、ボリュームは保たれてて漏れはないです。」

 

K先生:「じゃあ、もう少し様子見だね。口角は動くようになった?いーってしてみて」

 

ももの気持ち:「そうなんですよ。脂肪移植してからしばらくは口角が少ししか動かない日が続いていたんだけど、ボリュームが減ってきたらだんだんと元のように動くように

なったんだよね。」

 

K先生:「大丈夫だね。動いてるね。」

 

という事で、まだまだ脂肪のボリュームは減ってくるだろうからもう少し様子見でという事になりました。

最終的には、移植した脂肪どのくらいで落ち着くのだろう。

 

クローバークローバークローバークローバークローバー

 

K先生は大学を今月度末で定年退官されます。

だから今日は、大学病院でのK先生の最後の診察になりました。

次回からの診察をK先生の移動先の病院にするのか、このまま大学病院での診察を続けるのかを、本当は今日までに決めなければいけなかったんですが、優柔不断な私は決められませんでした。

K先生に「ももさん、これからの診察どうする?」って言われたとき、私は正直に、色々考えたんだけど結局決められなかったんですよねーという風にお話したら、先生は「ももさんみたいにきめられないからって、両方の病院に行くっていう患者さんもいるよ。ももさんもそうする?」

とおっしゃって、どちらかにというのではなく、どちらにもという選択肢を選ばせてくださいました。

これは、大学病院で次に私の主治医になる先生との関係が良好だからこそ出来ることだなーって、安心しました。

 

という事で、次回のK先生の診察は岡大病院から目と鼻の先にある市中病院になります。

大学病院は患者にとって少し敷居が高いイメージですが、市中病院はそれに比べると緊張感なく気軽な感じがします。

なので、こちらの病院ではK先生とより多くのお話ができるのではないかと思っています。引き続きK先生の診察が受けられることに感謝です。

 

 

 

令和6年2月19日病院

 

チューリップ手術後3日目チューリップ

 

顔、お腹ともに痛みは感じなくなりました。

左眼瞼、右頬部ともにかなり腫れています。

お腹の圧迫がはずれ、シャワーOKとなりました。

 

K先生回診

K先生:「ももさん、痛みはどう?」

もも:「痛みはもうないです。」

K先生:「左眼瞼は腫れてるけど、これは徐々に引いてくるから。右眼瞼(麻痺側)、あまり上がらなくなったよねー。」

 

ももの気持ち:確かに目じりの方を上げてもらったはずなのに思ったように上がってなくて変化がないように見えるんだよね。術後の腫れもあって、現状では評価はできんけど

今後は、どのようにしていったらいいのだろう。

ちょっと、不安がよぎる点です。

 

K先生:「脂肪注入したところは、かなりボリュームは減ってくるから。今は頬もパンパンだけどね。」

もも:「口角部も減ってくるってことですよね。私的には今がジャストって思ってるんですけど。口もしっかり閉じられて飲み物が漏れないのでストレスなく食事できてるし…」

K先生:「うーん、口唇部はミルフィーユ状に脂肪が入れられなかったんだよね。8mlづつを部分的に入れてるだけだからかなり縮小してくると思う。

そうなったら、今度は他の物を移植するっていう方法もある。耳介軟骨、コラーゲン、筋膜を細かく切って移植するとか…でも耳介軟骨は移植すると固いので違和感があるかもしれないけど。

ここは、経過を見ていくしかないなー。

 

その他、今日はK先生と公私にわたる色々なお話をさせていただきました。これまで外来診察室でも、入院の病室でもこんなに充実したお話をしたことはなかったので、とても貴重な時間になりました。このお話を通じて先生の人生観が少し垣間見えたような気がし、私自身とても考えさせられるお話がいっぱいでした。お忙しい時間を割いて、話をして下さったことに感謝です。ありがとうございました。

 

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令和6年2月20日病院

 

チューリップ手術後4日目チューリップ

 

N先生回診

N先生:「ももさん、退院の事、K先生に聞かれてますか?」

もも:「22日抜糸後退院でいいよ。って言われました。」

N先生:「ももさん、情報ありがとうございます。なかなか教授に会えなくて。じゃ、そういう予定で。」

 

痛みもなく何の制限もないのでストレスはないんだけど、

もやもやとすることが沸き上がり、こころの安定が保てない1日。

 

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令和6年2月21日病院

 

チューリップ手術後5日目チューリップ

 

ようやく退院まであと1日

担当医の回診でも、明日朝抜糸でその後退院。

次回外来は1ヶ月後にね。

 

この日、私のベッドの前の方が、同じ県、お隣の市の方だとわかり、少しお話をさせていただきました。

この方は、耳鼻咽喉科関連の病気ですが地元病院から岡大病院を紹介されたようです。思えば、私が地元病院から岡大病院を紹介された13年前から私の県の医療水準というのは何ら変わってないような気がします。形成外科の必要な治療はほぼ県外病院へ紹介になっている。やはり、今なお医療の地域格差というのはあると思います。今は、患者が医療機関を選べる時代だとはいえ、やはり遠方で治療を受けるのは高齢になれば難しくなってきます。私もいつまでここへ通院できるかわかりません。この方も70代の方、今後も頑張って治療を続けてほしいです。

 

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令和6年2月22日病院

 

チューリップ手術後6日目 退院日チューリップ

 

朝食後8時45分ごろから抜糸

抜糸箇所:右左眼瞼・頬脂肪注入部・お腹

抜糸後左右眼瞼部のみマイクロポアテープで保護

その他はそのままで大丈夫です。

 

1か月後、K先生の外来に来てくださいね。

遠方なので気をつけて帰ってね。と

 

手術後1日目から1日も早く退院希望だったのに、ふたを開ければ予定退院日より1日しか早くなく、入院中のストレスは

フル状態でした。

 

こんなに丁寧な手術をして下さったので、今後の経過は少し楽しみでもあります。

 

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令和6年2月25日病院

 

チューリップ手術後9日目 退院後チューリップ

 

1日早く退院させていただいたおかげで、3連休はゆっくりと

過ごすことができました。

退院すれば、日々の日常がかえってきますが、これが何気ない幸せなんだと思わされています。

明日からまたストレスフルな仕事に復帰します。

仕事に行くのは嫌だけど、こうして社会とつながりを持てていることはありがたいことです。

 

現在の経過

退院時と大きな変化はありません。

左眼瞼の腫れは引いてます。切開痕はまだ赤い部分がありますが、術後のような痛々しさはないです。

頬はまだぱんぱんですが、少し吸収されたのか頬の張りが少し減ったような気もします。

口唇部も、張りが減り柔らかくなった印象です。

 


 

令和6年2月16日病院

 

チューリップ手術当日術後チューリップ

 

病室に戻るとまずはバイタルチェック。

その後、尿バルーンを抜いてもらい、着替え。

局所麻酔だったので、行動制限はなし。

この時点で、顔の痛みが増して来ていたので、点滴の痛み止めを入れてもらいました。

 

お昼ご飯が届いていたので、食べようとしたのですが、

よりによって、この日のメインのおかずが魚の竜田揚げで

大きい塊が3切れもあります。

口角は大きく開かないので、これは小さく切ってじゃないと

食べられず、ごはんも少量しか食べることができません。

結局、2割くらいしか食べられなかったので、次回からの食事は一口大のおかずと軟飯に変更していただきました。

 

点滴で痛み止めを入れてもらったけど、カロナールなので

全く効いてこず、眼瞼下垂の手術をした左眼瞼から顔全体にかけてどこが痛いのか分からないくらいに痛みが広がってきました。看護師さんに、ロキソニンを飲むように促され服用しました。

さすがに、ロキソニンを飲んで少し経つと痛みが和らいでいき楽になりました。

この時点で、脂肪を注入した右顔面には左顔面ほどの痛みはありませんでした。

 

ベッドに座り、ぼーとしていたところにK先生回診

 

K先生:「ももさん、意外と元気じゃん。手術中は痛かった?」

 

もも:「お腹の脂肪を採るのが最大級に痛かったです。脂肪はたくさんあっても、良質な脂肪が採取できてないのかなーって思ってました。きゅーって絞り採られてるって感じだったから…」

 

K先生:「うんうん、確かに搾り採ってたよ。(笑)

脂肪を吸引するときに、麻酔薬なんかも一緒に吸引されるから使える脂肪は少なくなるからねー。

でも、顔はいい感じになってるよ。鏡見てみた?

頬の部分に脂肪を24mlくらい、口角部に8mlくらい、唇に少し入れてる。今、パンパンだけど、これがどのくらい定着するかだよね。頬の部分は4層くらいに脂肪を入れてるから。」

 

もも:「それ、手術中わかりましたよ。先生、繊細な手術をして下さって本当にありがとうございました。」

 

K先生:「いやいや、まだこれからの経過を見ないとね…

じゃまた、月曜日に来るから。。」

 

夕方N先生回診

N先生:「今日のお腹の脂肪吸引、とても痛かったそうですね。今は大丈夫??」

もも:「はい、今は大丈夫です。」

N先生:「お腹の圧迫は2~3日は続けてね。」

もも:「はい、わかりました。」

 

この日は痛みとの闘い、鎮痛剤が切れ始めると痛みが出てくるといった感じでした。

 

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令和6年2月17日病院

 

チューリップ手術後1日目チューリップ

 

顔の痛みは少しあるが、我慢できないほどではなくなりました。脂肪を採ったお腹は昨日よりも痛みが増していましたが

こちらも我慢できないほどの痛みではありません。

今日は、痛み止めは飲まずに過ごしました。

点滴はなくなり、抗生物質は経口に変わりました。

顔の腫れは思ったほど、パンパンではなく安心しましたが、

逆にこれで移植した脂肪が1/3しか定着しないのなら、またボリュームが減ってくるのかなーとか、ネガティブな事を考えてしまいました。

でも、そうならないようにミルフィーユ移植してくれたんだから大丈夫だよね。

口角部も移植した脂肪のおかげで口が閉じられて、とても快適に食事もできます

 

痛みも軽減したことで、もうすでに退院したいと思ってます。

 

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令和6年2月18日病院

 

チューリップ手術後2日目チューリップ

 

眼瞼のテープははずれ洗顔はOKとなりましたが、お腹の圧迫はもう1日して下さいという事でした。

シャワーはお腹の圧迫が取れてからという事で今日はだめという事でかなりテンション下がりました。

眼瞼下垂の手術をした左目がかなり腫れていて、赤みもあります。腫れのピークかなー。

1日も早く退院したいと思って、最短で抜糸できる日をK先生に聞いてもらうことにしました。

 

今日は日曜日でゆっくりできるかと思っていたんだけど、

明日手術という人の入院がかなりあり、病室もバタバタとし空いていたお部屋がほぼ埋まっていました。

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

令和6年2月16日病院

 

チューリップ手術日チューリップ

 

今回は局所麻酔での手術なんだけど、8時30分からの手術という事で7時30分から絶飲食でした。だから、朝食はなしです。局所麻酔の手術で朝食無しは初めてです。そうはいっても、手術前は緊張であまり食べられないので、この方がいいのかもしれないです。

 

予定時間2時間の手術だけど、尿バルーンは入れてもらいました。

8時20分に病室を出て、手術室へ。今回は14手術室。

 

病棟看護師さんから手術室看護師さんへ申し送りがされ、私自身の確認と手術部位の確認、そして手術室スタッフの紹介があり手術台へ移動。心電図、血圧計、サチュレーションが装着されて、K先生のデザインが顔とお腹にデッサンされました。局麻の手術は、いつもこの時間が一番緊張します。

先生自身の真剣さと緊張ももろに伝わってきます。

 

【左眼瞼】

私の場合、目頭の方が筋肉のひっぱりが強いらしく、ここが突っ張らないように挙上し目の開きがバランスよくなるよう

細かく慎重にデザイン。

 

【右眼瞼】

目じりの方を少し挙上し、まつ毛が目に入らないようにするのだが、もともと麻痺側なので完全に目が閉じられていないのでこの手術により挙上しすぎると、目が痛くなる可能性が出てくる。この丁度良い加減を先生が模索しデザイン。

 

【頬・口唇部・お腹】

脂肪を注入する頬、口唇部にマーキング。

脂肪を採取するお腹の場所にマーキング。

 

そして手術開始。K先生が左右眼瞼の手術をされている間に担当のN先生がお腹から脂肪を吸引します。

 

K先生:「じゃ、ももさん、麻酔を打っていくからね。最初はちょっとちくちくするよ。」

 

N先生:「じゃあ、お腹の方も麻酔打っていきますね。」

 

いつもの事ながら、お腹も、顔も本当に麻酔は痛い。

顔の方は少しすると、だんだんと感覚がなくなってきます。

そのタイミングで、眉下の切除がされています。

痛みは全く感じないけど、メスの感覚はわかります。

切除が終わったら、縫合されるんだけど、その時にちくちくしていく感触、K先生は「痛くない?」って聞いてくれるので「痛い」と言うと麻酔を追加し、痛くないようにはしてくれます。でも、縫合も独特な感触があり全く感覚がないわけではないのです。

そして、患側の目じり側の眉上の切除も行われましたが、この時点で麻酔が切れかかってたのか、もともと麻酔がよく効いていなかったのか分からないけど、最初から痛くて、麻酔薬追加してもらいました。

左右眼瞼の手術は、あっという間に終わったという感じでした。

 

K先生:「脂肪採れてるー???」

N先生:「少量なら取れてますが…」

K先生:「採れてる分、ちょうだい。入れていくから。」

 

ここから、頬へ脂肪が注入されていきます。

どのような器具で注入されたのか分からないんだけど、

私の想像では、ガイドを挿入し、そこに注射器を挿入して脂肪を注入されているのかなーという感じに思えました。

先生が説明の時に言われていたように、頬の部、同じ場所に、ミルフィーユのように何層にも注入する、という事は

しっかりと感じられました。

この脂肪を注入しているところは、何度も手術をしているところなので癒着も凄かったのだと思います。手術中、K先生は何度も「入らないなー。」って言ってました。

この入らないと言われるところに器具を注入するときはぐっと押されている感覚と、奥に何かが挿入されていく感覚が合わさって、少しでも麻酔が切れると激痛でした。

脂肪注入し終わったら、その部分を丁寧に縫合されていました。たぶん大きな針穴しかないと思うんだけど1~2針縫うってめっちゃ凄いですよね。

こういう作業の丁寧な所にいつも感動してしまいます。

 

この間、お腹からは脂肪が採取されるんだけど、こちらも

麻酔が完全に聞いている時間が短く、すぐに激痛が走ってきます。脂肪吸引って、機械が掃除機のように脂肪を吸い込むようなイメージだったけど、私は、先生がお腹をつまんで

搾り取っているようなイメージに感じました。

これが、痛いのなんのって。。。。何度麻酔薬を追加してもらったかわかりません。

 

頬の部分の注入が終わったら、口唇部です。

口唇部はほうれい線の下部のところから唇の上の部分へと

上口唇部から唇に脂肪が注入されました。

上口唇部に注入する脂肪量が足りなかったらしく、ここでまたお腹から脂肪が搾り取られるんだけど、これが痛くて痛くて、麻酔薬を2回くらい打ってもらいました。

 

こうして手術は終わりました。

 

お腹をガーゼと腹帯でしっかり固定して、眼瞼の部分は傷をガーゼで止めてもらいました。

 

手術終了時間 11:30

先生が当初言われていたように、予定時間より少し時間がかかっていました。

 

病棟看護師さんが迎えに来てくださって車いすで病室に戻りました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

令和6年2月15日病院

 

チューリップ手術前日チューリップ

 

2月とは思えないくらい暖かくなったこの日、雨だという予報だったんだけど、病院に到着するまで小雨程度で濡れることなく行けました。

入退院センターは10人待ちでとても混雑していました。

手続きを済ませ、病棟に上がりここでも書類確認や種々の手続きの後病室に案内されます、個室希望だったんだけどやはり有料の4人病床でした。

今回の入院も前回と同じように、窓側にして下さっていたのですが、なぜこの病院は個室にしてくれないんだろうって悶々としてしまいます。まっ、そんなこと思っても仕方ないんですけど…

 

病室で荷物の片づけをしてたら、今回の担当の先生が来られ「明日の手術確認をするので処置室へ行きましょう」と。

処置室に行くと、K先生と担当の先生で明日の手術説明が行われ、写真撮影がぱちぱちと行われました。

 

左眼瞼下垂手術

重瞼にする手術についても、K先生が検討して下さり、実際どのようになるかをシュミレーションして下さった結果、

私の場合、単に二重にするだけではだめで、目頭の方を含めて切開していかないといけないため、かなり深い二重になってしまいます。先日外来で言われたように今の目の印象とかなり変わるし、右の眼とかなり左右差が出てしまう。

これが出来上がりになるよ。という目の感じを鏡で見た時、

「これはないわー。」って素直に思えたので、当初の話通り

眉毛下切除術でお願いすることにしました。

右(麻痺側)の目じりの方も下垂してきているのでこちらも少し挙上していただくことにしました。

 

右頬部脂肪注入

お腹から脂肪を採って頬の陥没した部分と口角部分と上唇に脂肪を移植していく。同じ層に注入しても一部分だけ重みが出るだけだから注入する層をミルフィーユのように少しずつずらしながら入れていくよ。

ここに少し時間がかかるかもしれないなー。という説明でした。

お腹の脂肪は、2か所小さな穴を開けてそこから吸引、痛くないように麻酔はしっかりかけていくからね。

 

デザインは明日手術室でね。

手術は朝8時30分からで2時間くらいかなー。

 

と、このような緻密、かつ繊細な説明がされました。

 

手術の事はまた書きます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

令和6年1月24日 病院

 

薬手術IC薬

 

昨日からの寒波到来で各地で大雪にになり、道路状況や新幹線の運行状況を気にしながらの通院日となりました。

幸いにも、新幹線最寄り駅までの道路には積雪もなく、新幹線の遅れもあまり生じていませんでした。

しかし、駅のホームは凍り付くような寒さでした。

新幹線の車窓からの風景はどこも雪景色だったんだけど

岡山県に入ると雪は全くなく、外気も私の住んでいるとこよりもかなり高く感じました。

さすが、「晴れの国」ですね。

 

まずは採血。100人待ちだったけど思ったほどの時間はかからず診察時間までに終了。診察時間に間に合うかなーと思っていたんだけど少し拍子抜けしてしまいました。

 

ラブラブ診察室にてイエローハーツ

 

K先生:「口角部、閉じてないね。食べ物、漏れるよね。

やっぱり、脂肪入れよう。入れるのは、かくかくしかじか…」と絵をかいて説明してくださいました。

 

もも:「脂肪を入れる部分は唇だけじゃないんですか?」

 

K先生:「そう、唇だけじゃなくその周りにも入れていくよ。入れる量は、手術中顔を見ながら決めていくけど、局所麻酔をするだけで、腫れてくるから丁度良い量を入れていくのはとても難しいんだよ。」

 

もも:「術後、かなりパンパンな感じになるってこと??」

 

K先生:「脂肪が定着する量を考えると、多めに入れるからそうなるかな。術後3か月くらいで落ち着く感じかな。」

 

ももの気持ち:前回の診察の時もそのお話は聞いていたけど

やっぱり術後の自分の顔が想像できない。1週間は入院生活だとして、2週目からは仕事に行くんだけど、どんな感じなのかなー。

 

K先生:「それと、頬のところにも、同じように脂肪を入れて、凹みをなくそう。前回の時、脂肪はどこから取ったっけ?お腹?それとも太もも?」

 

もも:「お腹です。」

 

K先生:「じゃぁ、今回もお腹でいい?前回採取した時、お腹、痛くなかった?」

 

もも:「お腹でいいです。いやむしろ、そこがいいです。

前回お腹から採取した時、痛いよって言われてたんだけど、そんなに痛みはなかったんですよ。」

 

もも:「先生、それとは別に、健側の眼瞼下垂が気になってるんだけど、一緒に手術してもらうことできますか?」

 

K先生:「本当、おでこにしわが入ってるね。いいよ。一緒に手術しよう。眉毛下切除術にしようか?二重瞼にする方法もあるんだけど、ももさんの目の左右のバランスを考えると、僕は眉毛下切除術の方がいいと思うよ。ただ、この方法だと、皮膚がたるむと瞼がまた落ちることがあるんだよね。そうすると、再度手術になることもある。」

 

この説明を受けて、この日は眉毛下切除術で同意してきたんだけど、正直迷ってるんですよね。患側に合わせるがためにこの術式を選んだんだけど、健側なので何度も手術はしたくないというのもあります。左右のバランスも大切だけど、

1度の手術で完結するなら、二重瞼の方がいいのかなー。とか。入院日までによく考えようと思います。

 

K先生:「手術時間は2時間くらいかな。朝からの手術ね。

今日、ももさんとこ、雪どうだったの?」

 

もも:「はい。わかりました。よろしくお願いします。

雪は大したことなく、新幹線の遅れも4分程度だったんですよ。でも、気温が低くてすごく寒かったです。」

 

K先生:「ももさんとこは新幹線、遅れてないんだね。神戸から来る予定の患者さんは、新幹線が遅れててまた来ていないんだよ。」

 

もも:「えっ、下り線はそんなに遅れが出てるんですか?」

 

とこのような感じで診察は終わり、診断書を書いてもらい、

入院手続きをして帰りました。

 

雪の結晶 雪の結晶 雪の結晶 雪の結晶 虹

 

そして午後から歯科へ

 

いつもの歯科衛生士さんのクリーニング。

担当の歯科衛生士さんが変更になり、またまたクリーニングの仕方が新たになりました。

でも、歯石はしっかりと取っていただきつるつるの歯になりました。これも、一時的なものですけどね。

 

歯「顎の痛みは出てない?嚙合わせるときに歯が迷子になったりすることない?」

 

お母さん「痛みはないです。迷子になることは、時々あります」

 

歯「マウスピース、あまり使えてないんだよね。ももさんのように、食いしばりのある人って、歯の位置が結構動くんよ。だから、使用していない時期が長いと、全くあわなくなってて、今も入れようとしても入らないんよ。

こうなると、また作り変えしないといけないんだけど、今

顎の症状があまり出てないんだったら、症状が強くなって作ってもいいし、予防のために日常的に使用したいんだったら、すぐに作るのもありなんだけど、どうする?」

 

お母さん「今、他院で治療してる奥歯なんですけど、まだ根っこの治療が終わらなくて被せをしてくれないんですよ。

私は、奥歯の治療が終わってからマウスピースを作りたいんだけどそれでもいいですか?」

 

歯「根っこの治療は時間がかかるからね。被せもまだ入れられないでしょう。マウスピースの作成は、歯の治療が完全に終わってからでもいいよ。じゃ、また次回に考えましょう。」

 

という事で、作ったばかりで大して使えていないマウスピースは再度作り変えという事になりました。それまでは、マウスピースなしで寝ることになるので、顎関節症が悪化しないか不安ではありますが仕方ないです。

次回、診察までに奥歯の治療終わるかなー…
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「1.17のつどい」

 

昨年に引き続き通常開催されました。

このように、大切な行事が通常に開催されることをとても幸せに思います。

 

神戸市の東遊園地では、犠牲者を追悼する灯ろうが「1.17」や「ともに」という文字の形に並べられています。

「ともに」という文字には、元日に発生した能登半島地震の被災者などに寄り添い、助け合おうという思いや、世代を超えて阪神・淡路大震災を語り継いでいこうという思いが込められているそうです。

 

以前テレビで見た、地震が発生した午前5時46分に合わせてトランペットを演奏されている映像がとても強く印象に残っていました。

今日も演奏をされたそうです。

この映像がまた見ることができてとても嬉しく思います。

 

以下NHKの記事からの抜粋です。

 

【神戸市中央区の高台にあり、市の中心部を一望できる「諏訪山公園」では、追悼の祈りをささげるトランペットの音色が響き渡りました。

神奈川県川崎市に住むトランペット奏者、松平晃さん(81)が1999年から毎年、演奏を続けています。

松平さんは地震が発生した午前5時46分にあわせて、童謡の「どこかで春が」を演奏しました。阪神・淡路大震災の犠牲者を追悼するとともに、能登半島地震で被災し厳しい寒さの中で過ごす人たちに少しでも早く暖かい春が来るようにと願いを込めて、この曲を選んだということです。

松平さんは「29年がたち、神戸のまちの明かりも年々増えているように感じます。平和な暮らしがこれからも続くよう願い、できるかぎり演奏を続けていきたい」と話していました。】

 

日々の平凡な生活が送れること、本当に幸せです。

この時間が、これからもずっとずっと続くようにと

心から願っています。

 

今日は、皆さんとともに静かに手を合わせたいと思います。

 

 

 

 

令和5年9月22日  チューリップ歯科受診30回目チューリップ

 

8月下旬に下奥歯がすごく痛くなり、大学病院の予約を

取ろうかどうか悩んだんだけど、治療という事になり

通院となると、大変になるかと思い、まずは近医を受診を

することにしました。

 

近医での初診で言われたことは、レントゲンを見る限りでは激しい痛みを伴うような、明らかな炎症所見がみられない。歯の根っこに、ひびが入ってたり折れてたりする可能性も否定はできないんだけど、レントゲン写真ではそれがはっきりしない。との事でした。

それでこの日、「激しい痛みを取るために、歯の根っこのお掃除をしてみましょう。それと同時に抗生剤を出してみます。もし炎症によるものだったら、2~3日で楽になると思います。1週間これで様子を見てください。」というような治療をしていただきました。

 

しかし、抗生剤を飲み切っても一向に痛みは治まりません。

毎日、ロキソニンを飲まなくてはいけないような痛みが続き

食事も満足にできない状態です。

徐々に痛みが軽減してくれば、我慢もするのですが、痛みの程度が治療前とほぼ変わらないのです。

 

次回の予約まで我慢ができないと思って、近医に電話をして

みました。

ところが、その電話は最悪の対応。痛みは我慢するしかない的な事を言われ、抗生剤の効果が出るのももう少しかかるし受診してもすることはないし、あと2~3日鎮痛剤を飲んで様子を見てください。といった、患者からしたらとても腹立たしい返事でした。

 

痛いって言ってるのに、こんな対応の医者っています…?

 

この時点で、大学病院の予約を取ろうと思い、前回の形成の受診日(8/30)に診てもらえないかとお願いしたんですが、もう予約がいっぱいで一番早くて9/2と言われ、その日に予約を入れてもらいました。

 

しかし、近医が言ったようにだんだんと痛みも我慢できるくらいに治まってきたのです。

しかし、もうこの近医には行きたくないなーとか思いつつも

大学病院で、続きの治療をして下さいってお願いするのもなー。とかいろいろな事を考えた末、やはり近医で治療を続けることにし、大学病院の予約はキャンセルしました。

 

こうして歯の根っこの治療は近医で続いてはいるのですが

かみ合わせの調節には大学病院に行っていました。

 

まずは、いつものように歯科衛生士さんのクリーニングなんだけど、歯が痛くなって予約取っていたことはすべて把握されていました。なので詳細を説明するのはとてもスムーズでこれまでの経緯をかくかくしかじかとお話しました。

 

歯 ももさん、歯が痛かったってどんな感じに痛かったん?

 

お母さん 奥歯の根っこの部分が痛くて、その隣の隣の歯の根っこの部分も連動して痛くて、嚙合わせることが全くできなくて…

 

歯 近くに歯医者さんで、どんな治療してもらったん?

 

お母さん かくかくしかじか…

   上記のような治療をしてもらってます。

 

歯 痛みが出た時に、歯茎が腫れたりしてた?

 

お母さん それが、腫れはほとんどなかったんですよ。

 

歯 たぶん、それはやっぱりかみ合わせの問題だと思うよ。

強くかみしめる人って、歯根膜っていうところが傷ついて

時に根っこの方に痛みが出ることがあるからね。

そうならないように寝るときマウスピースはできるだけ使って。

今日は、ももさんが言ってる歯の部分が保護できるように矯正したからね。

 

確かに、今日のマウスピースの調整、かなりの時間がかかりました。

 

前回から、今回の診察までの期間、歯が痛い時期、ほとんど

マウスピースは使用してなかったんですけど、歯は食いしばりが原因で、歯が痛くなったと考えられるから逆に、マウスピースはできるだけ使用し、歯や顎を保護した方がいいよと言われました。

 

自分では、食いしばっている自覚はないんだけど、睡眠時は

かなり食いしばってるんだろうなー。

 

あの歯の痛みが根っこの治療をしても治まらなかったのは

こういうことだったのか…

近医の言ってることもあながち間違えではなかったという事だとわかりましたが、初診の時にもう少し細かな説明が欲しかったかなって思います。

 

大学病院の先生は、どの先生もこちらが理解できるように丁寧に説明してくれるのが本当にありがたいです。

 

次回の診察日も形成の診察日と同じ日に調整してくださいました。細かな心遣いに感謝です。

ありがとうございました。

 

 

 

令和5年8月30日病院

 

チューリップ術後1年4か月チューリップ

 

今日は夏季休暇を使用し、外来受診に行ってきました。

せっかくの夏季休暇が診察だなんて、全く休暇になっていないなー。かえって疲れるではないですか。。。

 

ラブラブ診察室にてグリーンハーツ

 

K先生「目はどんな感じ?見た感じはそんなに変化ないように見えるけど…」

 

もも:「いや、1年経って少し瞼が落ちてきたような気がします。」

 

K先生:「うーん、でもこのくらいなら様子見だな。

でっ、口角の感じはどうかなー。やっぱり、飲み物漏れてる?」

 

もも:「そうなんですよ。きちんと口が閉じることができないのと、筋膜が患側に引っ張られ過ぎてる感じがするんですよね。

これって、修正はできないんですよねー?」

前回もおんなじことを聞いたけど(笑)

 

K先生:「それは、できないよ。たとえ、その部分を引き上げたとしても、筋肉が動いていないから、またすぐに落ちてきちゃうんだよ。やってもうまくいかないってわかってることは、できないよ。唇をしっかりと閉じさせるっていう事なら、前回も言ったけど、脂肪移植ってことになるかな。

でも、これも完全っていうわけではなくて、脂肪がどのくらい残るかによって、かなり個人差はあるかもしれない。

70パーセントくらい吸収されると考えて、脂肪はどーんとたくさん入れることになるから、今の唇の1.5倍くらいの厚みになると思って…」

 

もも:「マジですかー。それって、自分の顔がどんなになるか想像つかないなー。その移植した脂肪が吸収されて落ち着くのにはそのくらいの時間がかかるんですか?」

 

K先生:「3か月くらいかな。」

 

もも:「そこは、ちょっと考えようかな。」

 

K先生:「ももさん、ぼくね、今年度でここやめるんだけどももさんの今後どうしようか?次の勤務先はまだ決めてないんだけど。」

 

もも:「その事、風のうわさで少し知ってました。

なので先生がこの病院におられる間に、頬の脂肪移植手術は

してほしいと思ってたんですけど。」

 

K先生:「4月以降、僕がいなくなったら大変になると思うから、しばらくの間は外来は続けようかと思ってるんだよね。だから、4月以降手術になっても、手術は、しに来てあげられるよ。。。」

 

と、このようなとても暖かく、心強いお言葉を頂きました。

ただ、私の勤務上、2月・3月が一番お休みがとりやすいので

す。

 

もも:「私的には、2月がいいんですけど、先生はその時期はお忙しいですか?」

 

K先生:「いいよ。じゃあ、今日は2月の手術日だけ決めて

あとは次回の診察日に話しよう。じゃ、ももさん、またね。」

 

と言って、お隣の診察室へ行ってしまいました。

 

知ってはいたけど、先生の口から改めて聞くと寂しいです。

御退官なので、長い間お疲れさまでした。と労いのお言葉をお掛けしないといけないんでしょうけど、1患者としては、どうしようという困惑の気持ちしかないです。

 

しばらくは、外来の診察は続けるって言われてたので、全く会えなくなるわけではなさそうですが。

 

しかし、これも一時的な事でしょうから、今後の診察の事も考えていかないといけないです。K先生の勤務先、どこになるのかなー。

 

クローバークローバー クローバークローバー クローバークローバー クローバークローバー

 

そして、今日はO先生のお出迎えをうけました。

 

前回の入院時に同室だった患者さんがO先生の外来で

「ももさんによろしくお伝えください。」という伝言を言付かったと言って、わざわざ私の外来の時間に待っていてくださいました。

なんて誠実な先生なんだ。。。

 

先生って、忙しいから小さいことはスルーするのが当たり前、みたいな見方しかしていなかった私。

全ての先生に当てはまるわけではないようです。

O先生、大好きになりました。

次回の入院時の担当医に指名したいくらいです。

 

お忙しい中、本当にありがとうございました。