プリンスと、プリンスの故郷ミネアポリスに焦点を当てた映画が、いま全国の映画館で順次公開されています。
プリンス ビューティフル ストレンジ
個人的にそこまで興味があるわけでもない初期のプリンスの軌跡が中心っぽい感じもあって、正直、最初は行く予定には入れていなかったんですよね。
ただ、職場の同僚に思いがけず話題をふられたり、妻の後押しもあり。
なにより、プリンスの映画を映画館で見るって、すごく貴重だな、と思い新宿のシネマカリテに足を運んでみることに。
結果、足を運んで、とてもよかったです。
非公式を銘打ったドキュメンタリー作品なので、プリンスの楽曲は作品中1曲も流れません。
それでも、プリンスを取り巻く、プリンスにより人生に大きく影響を受けた人たちの証言集は、観ていて引き込まれるものがありました。
プリンスがなぜ、生涯、ミネアポリスを愛して、こだわり続けたのかも、理解できた気がします。
自分と同様に、プリンスを愛する人たちの思いに触れて、共有する。
映画館に足を運んでいた人たちも含めて、そんな時間を過ごしたことが、とっても貴重な時間に思えました。
映画館は、年配の人が中心ではありましたが、けっこう客入りはよかったです。
いつも、あなたの素晴らしい音楽を私たちに聞かせてくれる機会をいただけることに、感謝します。
ありがとう、プリンス。
(元貴公士)