この日は、赤のれん節ちゃんのあと、こちらへ。
1人で。
博多 元気一杯!! @福岡県福岡市博多区、呉服町
ラーメン 1000円
カレー味半替玉 250円
数々の伝説を残し、話題に事欠かない一方、そのラーメンの味の評価はすこぶる高い、超個性派店。
店主は、飲食関係出身ながら、ラーメンは独学。
1999年創業で、もはや老舗ですね。
2019年版から5回連続で百名店WEST版に選出され、ミシュランガイド2019福岡・佐賀・長崎特別版にも選出されています。
以前は、お店のルールが極めて多く、スープから飲まない人は本当に食べる前に退店させられていたようで、数々のレジェンドが生まれていました。
卓上にある高菜を食べた人が退店させられた「高菜食べてしまったんですか!!」事件がつとに有名です。
ただ、数年前にお店の方針転換があり、いまは、誰でも気軽に食べることのできる好感接客の店に変わってます。
以前からその存在は知っていましたが、今回どんなものかとワクワクしながら訪問。
!!!これはめちゃくちゃ美味しいっ!!超美味しいっ!!
大ホームラン。
まず、お店には、看板がありません。
表に出ている灰皿用の青バケツが営業中のサインらしいです。
若い男性と女性スタッフの2名体制。
店主は今は裏方の役回りなんだとか。
そして、とにかく、スープが驚異的。
クリーミーで純白な豚骨スープはビジュアル的にもめちゃくちゃ美しい。
濃度と粘度が高くて、とろんとしたタイプ。
ポタージュっぽさも感じます。
いわゆる博多豚骨ラーメンのイメージとはまったく異なるのですが、まさにオンリーワンの味わいでヤバウマです。
合わせる細麺も、このスープにベストマッチ。
以前は高菜などが置かれていたという卓上調味料は、いまは唐辛子のみ。
この唐辛子がまた、途中から味変すると実に良い感じに変化します。
そして、最近のお店のおススメというカレー味替玉。
たしかにこの絶品スープが、その個性はそのままに、味わいは華麗に変身し、めちゃくちゃ良いですね。
17時半過ぎの訪問で、お客さんは二人だけでした。
平時はどんな様子なんでしょうね。
いやー‥この店はスゴイです・・
記事を書いていて、また無性に食べたくなりました。
そういう、魔力がある味です。
こういうお店に出会えるから、ラーメンの食べ歩きって、地方のお店巡りって、やめられません。
(元貴公士3674)