好きな人から好かれません | 宮城夫婦のどこまでLOVE♡ラブするの!
好きでもない人からはよくアプローチを受けるのに、自分が好きになった人からは好きになってもらえないっていうことありがちです。

結局、猛烈アプローチの負け、付き合ってみるものの、やっぱりうまくいかない。

意を決して意中の人に告白するもいつも玉砕。

恋愛ってなかなかうまくいかないものですね。

そもそも、お互いがお互いのことを好きになることって奇跡的なことなのかもしれません。

だからこそ、お互いが愛し合うという世界にみんな憧れるのだろうし、そこに魅力があるのでしょう。

恋愛に駆け引きは付きもの。

素直に自分を出し合って最初から親密な関係を作れることなんて相当稀なことだと思います。

相手に好かれるように振る舞ってみたり、気のないふりをしてみたり、相手の気持ちを探ってみたり、勝手に想像して悶絶したり、何かしらの駆け引きから始まるのが恋愛でしょう。

その駆け引き自体がもう恋愛の一部と化し、駆け引きだけで終わる恋愛を繰り返すことで恋愛気分を味わい、満足している人もたくさんいるように見受けられます。

結婚してもその関係が駆け引きの延長で、お互いがオープンになれずに延々駆け引きを続けているカップルもなんと多いことか。

下手すると死ぬまで駆け引きで成り立った関係が続くなんていうことを考えると、ゾッとします。

自分をオープンにするには勇気がいります。

 素直にオープンになった自分を相手が受け入れてくれなかったら・・・

 オープンになることでこの関係性が壊れてしまったら・・・

 そもそも、オープンになんてできるはずがない・・・

 この自分だけは絶対に隠し通さなくては・・・

などという信念が、簡単に自分らしく振る舞うことを邪魔します。

その信念を乗り越え、より深く分かり合おうとしない限りは、駆け引きをせざるをえないでしょう。

その信念を守れるような恋愛の仕方しか知らない、その信念を守ることが優先であると、同じようなパターンの恋愛を繰り返してしまいます。

「好きな人に好かれない」という現象があるのではなく、「好きな人には好かれない」ようにしている。

「好きでもない人からばかり好かれる」ではなく、「好きでもない、その程度の人だったらOK」にしている。

自分の信念を守るためにそうすることが最適だということ。

恋愛には自分の信念のパターンが色濃く表れます。

状況や現象を変えようとしても無駄です。

人が変わろうと、状況が変わろうと、巧妙に同じようなパターンに自分が持ち込んでしまいます。

自分のパターンに気付いたら、そのパターンを自分が望んで引き起こしているということを認めない限りは、このパターンから自由になることはできません。

受け入れ難いことですが、それを認めることができたら、駆け引きを超えた親密な恋愛の世界に足を踏み入れることができるでしょう。

駆け引きも楽しい。

だけど、駆け引きだけで一生を終えたらもったいないです。