ゴールドマンサックスCEOのボーナスは77億円
米証券会社CEOのボーナスは77億円
http://www.nikkansports.com/general/f-gn-tp0-20071222-298529.html米証券大手ゴールドマン・サックスは21日、ロイド・ブランクファイン最高経営責任者(CEO)に対する2007年のボーナスとして、総額 6790万ドル(約77億4000万円)の支払いを承認した。米メディアによると証券業界で経営トップに支払われるボーナスとしては過去最高額という。
同社は米サブプライム住宅ローン関連の資産担保証券の急落を見込んだ「逆張り」投資で07年11月期に年間最高益を上げた。サブプライムローンに 絡んで巨額の損失を出した同業のモルガン・スタンレー、ベアー・スターンズは経営トップがボーナスを受け取らないことを明らかにしており、明暗を分けた。
ブランクファイン氏は2680万ドルを現金で、残りは株式などで受け取る。
77億円って.....
宝くじでも3億円なのに。
そもそも一体いくら会社に利益をもたらしたら77億円もボーナスでもらえるんだろうか。
それにどうして投資会社ってのはこんなに儲けることができるんだ。
イギリスでもロンドンの金融街では20代でボーナス2億とかって話もあったし。
世界では何億もの人が飢えていて、学校に行くお金もなく、売られていくような子供がたくさんいるのに、一方ではお金を右から左にやるだけで莫大な利益を上げている人たちがいる。
こういうことを書くと、それとこれとは別だという反論が来そうだけどさ。
でもやっぱりこんなのって何かおかしいんじゃないか。
佐世保乱射 報道合戦と周囲の人たちの悲劇
[佐世保乱射]馬込容疑者の母、泣きながら神父に謝罪電話
http://news.livedoor.com/article/detail/3431254/長崎県佐世保市の散弾銃乱射事件で、馬込政義容疑者の母は15日朝、同容疑者が自殺の場に選んだカトリック船越教会を小教区として受け持つ鹿子前 (かしまえ)教会(佐世保市)の下山盛朗(もりあき)神父(48)に謝罪の電話を入れていた。下山神父によると電話は約3分。「息子がとんでもないことを した。申しわけありません」と、泣きながら何回も同じ言葉を繰り返したという。
下山神父によると、馬込容疑者は家族とともに洗礼を受け、母親らは毎週末に教会に通っていたが、容疑者が姿を見せることはなかったという。下山神父は「息子さんが大変なことをしましたが、気をしっかり持ってください」と母親を励ましたという。マスコミはよく働くよな。こういうときは。
これって容疑者の母親が神父に電話したってことだから、要はプライベートな電話じゃない。神父から聞き出したんだろう。
使えるネタを求めて関係者の周りを取材しまくってるんだろうな。
マスコミにしてみりゃこういう事件は実にオイシイんだろう。
こうやって報道して結局どうなるのかっていうと、
「次から次へと訳のわからん奴らが出てくる」
「警察は何をやってたんだ」
「安易に銃の所持を許すからいけないんだ」
「日本の安全神話も完全に終わり」
みたいなことをみんなが感じるようになるわけだ。
それで
「もっと規制を強めよう」「わけのわからん奴らはとにかく排除しろ」的な
引きこもり世論を喚起するわけだよ。
それか、しばらくあれこれしゃべって忘れちゃうか。
それにしてもこの母親も気の毒だよね。
こういう事件があると残された家族の人生も大きく変化せざるを得ないだろうし。
自分がやっちゃったことでもないのに。
家族あるいは親戚に困った奴がいるってことはよくあることだよね。
周囲は常々そいつに迷惑しているわけだ。
そのあげくにこんな事件をおこされちゃってさ。人生を強制フリーズされちゃったらたまんないよ。
それからこのスポーツクラブの人たちも気の毒だ。
このクラブのイメージはかなり悪くなってるだろうし、あんな事件のあったプールでわざわざ泳ぎたい人はそんなにいないだろう。
そうすると閉鎖だ。
経営者が負債を抱えながら頑張っていたりしたら、どうなっちゃうんだろうか。
やっぱり人生が暗転しちゃうよね。
こういう事件は被害者を傷つけるだけでなく、被害者の周囲の人、加害者の周囲の人、たまたま近くにいた人っていう風な大勢の人をも傷つけるひどい犯罪だと思う。
この容疑者は自殺しちゃったけど、もし生きていたって、直接の被害者に対する罪にしか法的には問われないもんな。
周囲の人たちをPSTDにしたってことで、傷害罪が追加されたりはしないだろう。
佐世保の乱射容疑者、普段から銃持ち歩く
佐世保銃乱射の馬込容疑者、周囲は「変わった男」の印象
http://www.asahi.com/national/update/1215/SEB200712150017.html?ref=goo
馬込政義容疑者が銃を持っていたことは、同容疑者の自宅の近所でも知られていた。近所の会社役員の男性(67)は、銃を持って自宅周辺を歩き回る姿を見たことがある。「ニュースを見て、あの 男じゃないかと思った」。以前、交番に「危ないんじゃないか」と訴えたが、警察官からは「他人がとやかく言うことではない」と言われたという。馬込容疑者 が乗っていたとみられる車の発見現場近くに住む自営業の女性(68)も、「銃を持つ理由もわからないし、何か起こすんじゃないかと思っていた」。
周囲には「変わった男」という印象を持たれていた。夜中の2時、3時に近所の家のトイレを借りに行ったこともあった。最近はあいさつされても無視するようになっていた。自宅には、迷彩服がよく干してあったという。
馬込容疑者は地元の工業高校を卒業した後、県外の福祉系の学校に進学したという。7年ほど前に約半年間、佐世保市内の医院で看護助手として勤務。医院関係者は「優しく穏やかな印象。患者からのクレームもなかった」と振り返る。退職理由は「一身上の都合」だったという。
以後は職業安定所に行ったこともあったが、ほとんど仕事をしていなかったとみられる。退職後から奇妙な言動が目立つようになり、近隣住民に「お前らが悪口を言うからおれは就職できない」と言ったこともあった。
夕方には、よく車で出かけていた。事件現場となった「ルネサンス佐世保」には、最近は連日のように来館し、殺害された倉本舞衣さんが指導員をしていたプールで泳ぐこともあったという。
馬込容疑者の母親は息子の振る舞いに悩んでいたらしい。周囲にこうこぼしたことがあった。
「息子が言うことを聞かない。何を考えているのか、わからない」
これはちょっと冗談にならない話じゃないか?
警察官からは「他人がとやかく言うことではない」と言われたという。
だって!!!一体どういうつもりなんだろうか、このポリスは!
おそらくこれからこの件は散々報道されて、詳細が必要以上に明らかにされることだろう。
この容疑者がもし精神を病んでいたとしたら、文字通り「○○に刃物」になってしまい、また大騒ぎだ。
精神疾患に苦しむ人たちは大迷惑だな。
それにしてもそんなに簡単に銃をもつ許可が得られるなんて困るよな。
きちんと対策を取ってもらいたい。