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亀田とパリス・ヒルトン





パリス・ヒルトンが9月28日、米人気トーク番組に出演した際、司会者のデビッド・レターマンから刑務所生活について質問攻めにあい、半泣きになった様子が放映された。

今朝ふと、パリス・ヒルトンと亀田って似てるなと思った。

・元々大して実力もないのに、家族のことで有名になる
・スキャンダラスな言動でさらに注目を集める。
・その存在に賛否両論があって議論が巻き起こるが、結果として無視できない
・しかしとうとうシャレにならない事件をおこしてしまって没落

だからこういう下品キャラっていうのは日本でもアメリカでも、きっと世界中どこでもいるんだろうな。

と思ってネットでちょっと調べてみたんだけど、違う点も一杯あるね(^_^;)

俺にとっては、パリス・ヒルトンみたいなアメリカの大金持ちなんか不愉快なだけだから、普段名前を目にしてもスルーしてるからよく知らないんだよ。

パリスのことでヒルトンホテルに対してもなんとなく悪いイメージ持ってるし。だからといって絶対泊まらないということもないのだが。

でも芸能界(セレブの世界っていうのか(;O;))には、こういう視聴者にとってはいなくなっても全然困らない人って結構いるよね。
まあそういう存在理由の少ないタレントが、今回の亀田問題なんかがあると張り切ってコメントしたりするのかな。
やれやれ。

でも調べるとパリスヒルトンって結構人気あるんだな。
アメブロでも「パリス大好き!」っていうブログも多いし。

ああいう連中はしたたかなんだな。

そういえば叶姉妹もしたたかだよな。なんだかんだと言って生きながらえてるし。

そういうのと比べると、亀田一家はガラが悪いだけで人が悪いわけじゃないから今回みたいになると対応できないんだろうな。

頭のいい奴とか金持ちに悪いことされるとかなわんな。





赤福事件 「消費者は一体何を信じればいいのか?」


owabi

赤福の「お詫び」文。同社HPより。

老舗の傲慢、消費者を何を信ずるべきなのか?

【PJ 2007年10月14日】- 不二家、白い恋人そして赤福と、菓子の問題が大きくクローズアップされてきた。しかし、今回の赤福では、「生(つくりたて)を売り物」にした商品が、地元 の伊勢のみでなく、名古屋や大阪でも販売されていることに、消費者はもっと疑問をもつ必要があったのかも知れない。

 流通機構の改善により、確かに早く、物が届く現在では、そこまで考えなかったと言えばそこまでであるが、30年以上も冷凍解凍商品を、「生」と言ってきたことは、消費者をだましてきたことには変わりはないし、そのこだわりを表現したCMも流されていたのだ。

今回の赤福みたいな事件がおきるとよくテレビのコメントなどで「こんなひどいことがあるなんて、これから私たちは何を信じればいいんでしょう?」みたいなことが言われる。
赤福に対しても言われているのかどうかは知らない。

上記のようなテレビのコメントみたいのに違和感があるのは、このコメントしている人は「消費者」という無力で無垢な存在になっており、それゆえに無責任であることを主張しているからだ。そして望んでいるのは「一日も早い解決」つまりは「自分は何にもしないけど、とにかく早いとこ何とかしてくれよ」っていうことだ。

大体において国とか大企業っていうのは傲慢で結構裏でとんでもないことをしているものだ。
こういう考え方って別に「左翼」ってわけでもないよね。経験的学習ってやつじゃないか。
だってこれまでだって学習機会はたくさんあったんだから。

このPJニュースは鈴木修司さんという人が書いているんだけど、この記事では「消費者はもっと疑問をもつ必要があったのかもしれない」としているので、ちょっとニュアンスが違う。

我々は個人としてもっとしたたかにならなきゃいけないんじゃないのかな。

ついでにいうと、ひどい犯罪が起きたときに「こんな事件があって、子供になんて説明していいのか?」みたいに言うのも変だよね。


赤福事件 素朴な疑問


akahuku

 赤福本店ののれんを下ろす関係者ら=12日午前10時56分、三重県伊勢市で(小柳津心介撮影):中日新聞

「赤福」が製造日を偽装 30年以上続ける

和菓子の老舗「赤福」(本社・三重県伊勢市)が主力商品「赤福餅(もち)」の製造年月日を偽って表示、販売していたとして、農林水産省は十二日、日本農林規格(JAS)法違反に当たるとして、同社に対しすべての商品の点検、原因究明、再発防止策の実施などを求める行政指導を行った。これを受け、同社は本店の営業を自粛したほか、JR、名鉄など主要駅の売店や百貨店などは商品を一斉に撤去した。

最近こういうニュースが多い。
法律を守っていたのでは商売が成り立たないってことなのかな。
赤福の場合30年もやっていたってことだし、他のメーカーにしても最近になって違法なことを始めたってわけではないだろう。これまではどうして見過ごされてきたのかな。

赤福の場合は、出荷しなかった商品や売れ残りを冷凍して再出荷したってことだ。そこで偽って出荷した日を製造日にして、それに従って賞味期限も変えたってことが問題にされてるわけだ。

そうすると、「冷凍物です」といって製造日も正直に記載してれば合法だったのかな。
それから変えてしまった賞味期限はどうだったんだろうか。冷凍することで賞味期限も実際に延びるのか。
つまり、嘘の記載をしたことが違法だということはわかるんだけど、安全性についてはどうだったのかってことが、ニュースをパラパラとみた範囲ではよくわからない。
これまで食中毒とかが起きなかったのは、単にラッキーだったからなのか?

不二家の場合は古い材料を使ってた。ミートホープの場合は豚肉とかを混ぜてるのに牛100%って嘘ついてた。
嘘ついてるっていう意味では一緒だけど、その背景はそれぞれ異なる。

儲け主義に走って悪いことをしたっていうのと、監督不行き届きって意味では同じか...

しかし考えてみれば生菓子を全国展開(かどうか知らないが)出来ているっていうことに無理がある。
それに駅で買う赤福は、伊勢で食べるのより味が落ちるってことは前から言われてたっていうし。
そうするとこういうこともそう不思議じゃないね。

正直に冷凍だと認めて、味の落ちない冷凍技術を売りにしていたほうがよかったね。
なんて、こんな結果論を言ってもしかたないけど。


追記:その後新聞などを改めて読むと、賞味期限切れの材料を使っているというようなこともあるようで、実際被害がでる可能性もあったみたい。次から次へと問題が明らかになってきてるようだ。