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チャングムの魅力


ハン尚宮


今さらなんだけど、チャングムは面白い。
冬のソナタは何となくスルーしてしまった俺だけど、チャングムにはしっかりはまってしまった。

チャングムの魅力は色々あるけれど、様々な人物が登場して様々な生き方を見せてくれるということがある。
主役のチャングムに対して、悪役のクミョンやチェ尚宮がいるわけだが、悪役にもそれなりの事情というのがあるので、色々と考えさせられる。悪役だからって、ただ悪いだけのキャラじゃないのだ。

日本のドラマは最初から結論というかはっきりしたメッセージみたいなのがあって、とにかくそれを表現するようなものが多い。(多いと思う。例えば「家族愛」とかさ。)
ところが韓国のドラマはそうではなく、様々な価値観を表現したものが多いそうだ。だから韓国ではドラマを見た後、お茶の間(っていうのかどうかしらないが)で家族が議論をしたりするのだそうである。
チャングムの魅力もそこにある。もちろんチャングムにも基本的なテーマはあるのだけど、そこで多様な人物像が描かれることで深みがでるのだ。

これは韓国に詳しい学者の小倉紀蔵氏がテレビで言っていたことなんだけど、その通りだと思う。

冬のソナタは、そんな風に議論を巻き起こすタイプのドラマではなく、むしろ日本的な恋愛物といっていいのだろう。
だから日本ではノスタルジアを刺激してヒットしたのだが、韓国では通常のドラマと違うということで受けたのだという。

小倉氏には「韓国人のしくみ」という新書がある。この本は『日本と「似て非なる」国・韓国を独自の理論で徹底解読。』したもので、とても面白い。
こういう本を読もうと思ったのも、チャングムを観たおかげであって、自分の興味を広げることができて感謝している。
小倉氏が言うように、韓国というのは日本と「似て非なる国」なので、韓国について知ることで結果として、日本に住む日本人である自分について見つめなおすことができる。

このようにチャングムというのはとても知的に刺激的ドラマであり、そこが魅力だ。

ところで、このエントリに使った写真はチャングムではなくてハン尚宮だ。
それは俺がハン尚宮様のファンだからだ。言うまでもない理由だけど。

ハン尚宮様はまったくたまらん。

厚労省部局、手数料1億6000万円 税金払わずプール金

厚労省部局、手数料1億6000万円 税金払わずプール金

厚生労働省は24日の衆院厚生労働委員会で、地方労働局など同省の一部部局が、職員が団体で生命保険に加入した際に生命保険会社から受け取る事務手数料を プールし、法人税などを支払っていなかったことを明らかにした。プール金は判明分だけで平成14年度から5年間で約1億6000万円に上る。舛添要一厚生 労働相は答弁で、過去の未納分を含め適正な税務処理を行うよう指導する考えを明らかにした。

 プール金は、民主党の長妻昭氏が調査を要請していた。厚労省によると、税務処理せずプールされていた手数料は▽大臣官房統計情報部416万円▽職業安定 局222万円▽中央労働委員会事務局86万円▽5地方厚生局374万円▽26都道府県の労働局1億5158万円-で、総計1億6256万円。

 税金未納がいつから続いていたかは不明で、プール金の一部は「福利厚生事業費」として職場のレクリエーション代や茶菓子代などに使われていた。今回は、納税が時効となった13年度以前は調査しておらず、総額はさらに膨らむ可能性がある。

 生命保険は職場ごとに団体で加入する場合、個人で加入するよりもコストを軽減できることから、生命保険会社は職場側に“事務代行料”として手数料を支払っている。

 こうした手数料収入は、法人税などが課税されるが、厚労省の一部部局では、互助会などの任意団体を設立して手数料の「受け皿」としていた。

 厚労省によると、プールしていた全国26労働局のうち21局では任意団体の規約も作っておらず、中央労働委員会事務局や大阪労働局は16年度以前に受け取った手数料を「不明」と回答した。

また厚生労働省だぜ。
ほこりを全部だしたらどうなっちゃうんだろうな。
他の省庁だって似たり寄ったりだろうしさ。

日本国中、知らぬが仏ってやつじゃないのか。

厚労省調査委託費1億7700万が使途不明

厚労省調査委託費1億7700万が使途不明

10月23日23時29分配信 読売新聞


厚生労働省が旧労働省OBらに労働組合などの調査を委託しながら、領収書などの資料が残っておらず、使途不明になっていることが、会計検査院の調べでわかった。

 検査院は調査委託の使途が確認できず、不当と厚労省に指摘し、今年度で廃止された。

 検査院などによると、同省は2001~06年度に、「労働関係調査委託業務」として、旧労働省OBら10人程度に計約1億7700万円の委託費を支払ったが、領収書などの書類が残っておらず、使途を確認できない不適切な会計処理になっていた。

 厚生労働省は「会計検査院の検査中であり、領収書の有無や調査を委託した個人に旧労働省OBが含まれているかどうかなどについては、答えられない」としている。


なんでこんなことが許されるんだ。
普段はこうるさいことばっかり言ってる役人がさ。

OB10人程度に1億7700万円って、1人2千万近くもらったってことかよ。
きっちり明らかにしてほしいよな。
不当にもらった金は利子つけて返して欲しいし、責任者は刑務所に行ってもらいたいぜ。