9/16土曜日、浜諸磯へ行き、かなり水深が低いので泳ぎたい岩礁周りを潜れませんでした。
随分先週と違うなとおもって帰ってから調べました。
まさに干潮時だったんですね
これは2日後のものなので、土曜日は大潮でした。そして私たちが潜った正午過ぎの干潮時はこれよちももっと浅かったのです。
先週より🪣バケツを持って磯の生物をとっている家族が多かったのは三連休だからかと思ったけど、ちゃんと大潮の干潮時と知って来ていたのかもしれません。
初めて満潮、干潮について事前に調べるべきなんだと思いました。(特に岩礁が広がるビーチの場合)
1日に「満潮」と「干潮」があり、1か月に「大潮」と「小潮」があります。
大潮の満潮時と干潮時は、水位が大きく変化します。
沖縄のある地域では大潮の干潮のタイミングで海に出て、貝やタコを獲る漁があるほどです。
魚の活動にも影響していて、一般的に大潮のときの方が魚は活動的になると言われていますし、魚やサンゴの産卵は大潮に多く行われる傾向があります。
陸地に近い浅瀬部分では波も潮の満ち引きの影響を受けることがあります。たとえば、干潮時に水位が低くなると沖合のサンゴや岩礁に波が当たり、陸に近い海辺の水流は穏やかになる傾向があります。反対に満潮時は岩礁よりも水面が高く、波の影響を直接受けやすくなります。
↑浜諸磯は岩礁近くの魚を見るシュノーケルなので干潮時にエントリーする浜は穏やかでも岩礁近くは波がたってしまうんでしょう。
満潮から干潮に入れ替わる間は「潮どまり」と呼ばれる状態になります。このときには潮の動きが止まり、海が穏やかになるので、シュノーケリングをするには特にオススメの時間帯となります。ただし、潮どまりから再び潮が動き出す時には流れが速くなることもあります。特に干潮から満潮へ向けて潮が変わるときには、いきなり急激な潮流に乗って流されてしまうこともあります。ビーチによっては満潮時に強い海流が発生し、流されやすくなっているところもあります。
特に地球に近い「月の引力」が、潮の満ち引きに強く影響を与えていると考えられています。
月は地球の周りを毎日回っています。
また、日によって月が満月になったり三日月になったりするように、約一年かけて地球と太陽との位置も変わっています(地球の公転)。
この2つの周期によって引力の強さが変わり、満ち引きが起こるのです。
まず、海が月に面すると、月の引力に海の水が引っ張られるため満ち潮になります。
このとき、月に面していない逆側の海も満ち潮になります。
地球は1日1周自転をしますので、引力と遠心力が強くなるのがそれぞれ1日ずつ、つまり2回潮が満ちるときがあります。
満潮と満潮の間には干潮の時間(引力が働かず水深が最も浅くなる時間)があります。
満潮になってから約6時間後に干潮の時間になり、また約6時間経つと次の満潮の時間になります。
このようにして1日の満潮、干潮のサイクルが生まれるのです。
一日に2つの満潮・干潮が生まれるのは、地球の自転と月の引力が関係していますが、海を見ていると毎日全く同じ時間に満潮・干潮になるのではなく、その度合いは約30日周期で変化していることに気づきます。
これには月が地球の周りを回る「月の公転」による引力、さらに、太陽の引力が関係していると考えられています。
月は地球の周りを約30日かけて回ります。
地球が一回転して、同じ場所に戻っても月自体が動いているため、月の見え方も約30日かけて変化することを思い浮かべるとよいでしょう。
満月と新月の時はちょうど地球と太陽と月が一直線上に位置します。
このとき地球では月の引力+太陽の引力の影響を最も受け「大潮」と呼ばれる「最も潮の満ち引きの差が大きい日」になります。
そして大潮と大潮の間の時期(月が上弦・下弦に見える時期)は「小潮」という「海の満ち引きの差が一番少ない日」となります。