私の両親は大変仲が良く、夫婦げんかをしている場面を見たことがありませんでした。
父が長期で仕事を休めるときには、二人で旅行にでかけたり、週末は、買い物や演劇を観に行ったりと、とても仲睦まじく、円満な関係に見えました。
いざ自分が結婚をしてみると、毎日穏やかに円満な夫婦関係を保つことは意外と難しいことだと思うようになりました。
ちょっとしたことでけんかになり、お互いに嫌な思いをしてしまいます。
私たち夫婦が、頻繁にぶつかってしまうのはなぜだろうと考えたところ、あることに気づきました。
それは、自分の気持ちをストレートに出しすぎていたのです。
結婚し、年数が経つと、だんだん相手に対して遠慮が無くなってきます。
夫婦といえども、ある一線を引かないと関係はうまくいきません。
言いたいことがあっても、抑えめに「腹八分目」と肝に銘じて主人に伝えるようにしています。
相手を変えるより、自分を変えた方が簡単です。
当たり前のことなのですが、意外と実践できていなかった自分を反省しています。
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結婚は「忍耐」「修行」「我慢」
結婚とは、「忍耐」「修行」「我慢」です。独身時代の自由なんてありません。しかし、独身時代とは違い、なんでも1人で抱え込むことはないのです。つきなみですが、楽しいことは倍になり、悲しいことは半分になります。
そして、ここが一番大事なことですが、結婚とはお互いがお互いを思いやり、お互いを尊重し続けることです。それですべてはうまくいきます。死ぬまでエンジョイです。
あげまん、さげまんなどという言葉がありますが、それはお互いが思いやりや尊重を出来ているか出来ていないかだと思います。相手次第で、自分が上がったり下がったりするだけなのに、それを相手のせい、もしくは相手のおかげということにしているだけです。
同じ家で育ったはずの兄弟姉妹でも全く性格が違うのは生まれ持った個性もありますが、結婚相手の影響も大いに関係してきます。相手に影響され良くなるのか悪くなるのか、はたまた自分の影響で相手を上げることができるのか、下げてしまうのか。
相手も自分も上がるようにお互い日々尊重し続けましょう。