読書2020-47。 | おだやかな構図~くまのきもち~

おだやかな構図~くまのきもち~

おっさんゲイカップルの、淡々とした日常の記録です。

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こないだ「取っとく価値のない」、
「玉石混交」の「石」の部分を、
ある意味「目方でドーン!」(古杉)なカンジで
 
某・ブッ○オフに返送(≒買取)したんですが。
 
いやぁ、段ボール箱にみっちみち詰めた、
持ったカンジ15㌔超のBL小説。
そらま110円とかで仕入れてるのが殆どですからね、
高値が付くたぁ思ってませんでしたが。
 
「買取価格30%UPクーポン」とか使ってその上で、
200円に届かないとはこれいかに。
 
捨てた方が全方向的にイイのは分かっちゃいるんだけどなぁ、
捨てらんねんだよ「本のカタチ」してっとYo~。
(--〆)ムナスィ
 
 
311 池永陽さん「珈琲屋の人々 ちっぽけな恋」。
 
1作目を読んでいるハズなんですが~、
微塵も思い出せないアルチュ脳はどうしたものか。
 
ええハナシやないけ~。
 
短編の「その後」を見届けたいっつー意味では。
ちょっと物足りない感じがあるっちゃあるんですが。
まぁそういう芸風だと思えば、アリな締め方なんでしょうか。
 
前作も読み直さなくちゃだわ~。
 
 
312 中山七里さん「テロリストの家」。
 
中山おいちゃん、順調に「毎月刊行」の無茶をこなしてて感心。
まぁ玉石混交になるとは思ってましたが、
本作は……普通に楽しめましてヨカッタです。
 
身内に犯罪者が出た時の、
職場、周囲、マスコミの反応がステレオタイプで鼻白み。
さらにはオチが余りに想定内で軽くて(登場人物消去法w)。
 
まぁそれでも面白かったのは、
ファンだから、なんでしょうねぇきっと。
 
313 小野寺史宜さん「本日も教官なり」。

ある意味、お仕事小説。
教習所に通って免許を取った30と数年前を思い出しつつ、
淡々と読了。
 
好きな作家さんなんだけどね~、
なんでだか本作はハマらず。
 
 
314(194)橘かおるさん「神の花嫁」。
 
え~、神さま2体(攻)×高校生(受)、
ファンタジーで、さんぴー!
神さまと「さんぴー」とかナニその罰当たりなカンジ。
 
まぁヤルことやってハピエンっつー
エロ本の基本は押さえてるんですがね。
心理描写的な部分が置き去りっつーか、
 
何も残らないのも如何なものかっつーね。
素でつまんなかったな~、萌えねーし。
 
 
315(195)音理雄さん「農業男子とスローライフを」。
 
同級生再会モノ。
まぁ可もなく不可もなく、っつーところでしょうか。
萌えなかったけども。
 
お仕事小説的にも今イチかすら?
前に読んだ「オリーブ農家」の方が、
攻氏に萌えられたけどなぁ。
 
316(196)月東湊さん「青龍の涙〜神は生贄を恋う〜」。
 
人外モノ。
竜神×生け贄、
まぁレーベルがレーベルだけに
部分的にはエグかったですけども。
 
や~、そこは月東さんの筆力で、
後半からグッと良くなって萌えましたねぇ。
ラストは涙腺がヤヴァかった。
 
まんが日本昔話?
 
317(197)松幸かほさん「御曹司シェフと甘やかし同居生活」。
 
ナニそのお伽噺まるっとファンタジーやんけ。
イケてるシェフ(攻)×貧乏大学生小僧(受)
甘やかしまくり、甘やかされまくり、
 
羨ましいではないか(妬)。
 
おハナシはコレといったヤマもなく、
別に攻氏に激しく萌えるわけでもなく、
囲い込み系の執着エロにげんなりしているうちに
ページが尽きましたバカップルめ。
 
このジャンル(BL)だから許される、
温いハナシでしたな。うん。